【Excel・エクセル】左上についた緑の三角を消すには？一括で消せる？
いつの間にかセルの左上に、緑の三角マークがついてるんだけど？
あれ気になるよね。消し方を見てみよう。
- 緑の三角は「エラーかもしれない」のマーク
- セルまたはセル範囲を選択→「！マーク」→「エラーを無視する」で消せる
- 「ファイルタブ」→「オプション」→「数式」→「エラーチェックルール」から、不要なエラーを消せる
【Excel・エクセル】緑の三角の意味
エクセルで計算式など書いていると、いつの間にかセルの左上に、緑の三角マークがついていることってないですか？
彼の名前は「エラーインジケーター」。
何かしらのエラーが出るとそっと教えてくれる、エクセルの使いのものだ！
あ、名前は覚えなくていいよ。
しかし、彼はかなり控えめな性格で、緑の三角が出る以外は、特に何もしない。
無視しても構わないし、印刷もされない。
ただ……目障りなのである。
なんかかわいそうに思えてきたよ。
いや、これでいいんだよ！ってときに出ることが多いからね。
ちなみに、こんな時には彼がひょっこり顔を出すぞ！（一例）
- 計算式で、空白のセルをセル参照したとき
- 表示形式は文字列なのに、数字しか書かれていないとき
- 数式に誤りがあるとき
- 近くのセルと計算式が異なる場合
そういえば、電話番号の最初の「0」を表示させたら、出てきたなぁ……
ちなみにセルをクリックすると、左側に「！」マークが出てきます。
クリックすると、何がエラーなのかが確認できます。
まーまー、これから消していくから。
【Excel・エクセル】緑の三角を消すには
緑の三角を消す方法と、そもそも出ないように設定する方法があります。
それぞれ見ていきましょう。
緑の三角を消す方法
ステップ1
まず、緑の三角が付いたセルをクリックすると出てくる「！マーク」をクリックしてください。
ステップ2
出てきたメニューから、「エラーを無視する」をクリックしてください。
完了！
無事、緑の三角が消えました！
え、コレまさか、一個ずつやってくの？
まさか、一括でもできるよ。
緑の三角を一括で消すには
一括で消すには、消したいセルを範囲選択してから、同じ手順でOKです。
ステップ1
まず、緑の三角が付いたセル範囲をドラッグして、出てくる「！マーク」をクリックしてください。
ステップ2
後は同じで、出てきたメニューから、「エラーを無視する」をクリックするだけ。
完了！
無事、緑の三角が一括で消せました！
緑の三角が出ない設定にする
あまりお勧めしませんが、緑の三角が出ないようにも設定できます。
計算式のエラーに気づかされることもあるからね。
ステップ1
まずは「ファイルタブ」→
ステップ2
「オプション」と進みます。
※オプションは「その他」の中に入っていることもあります。
ステップ3
Excelのオプションダイアログボックスが出てきました。
以下の順にクリックしてください。
- 左側のメニューから「数式」
- エラーチェックのところにある「バックグラウンドでエラーチェックを行う」
- 「OK」
完了！
これで、今まで緑の三角が出るようなことをしても、彼は姿を見せなくなりました……！
一部のエラーだけ、緑の三角が出るように設定する
でもこれだと、マジエラーの時に対策取りにくくならない？
そこで、緑の三角が出るエラーを設定できるんよ。
ステップ1
先ほどの方法で、Excelのオプションダイアログボックスの数式タブを開きます。
「ファイルタブ」→「オプション」→「数式」ですね。
ステップ2
先ほどのエラーチェックのさらに下、「エラーチェックルール」という欄から、どのエラーを表示させるか選べます。
教えてほしいエラーだけチェックを入れて、「OK」をクリックすれば、完了です！
これで、エラー何とかさんとも仲良くなれそうだ！
名前言えないあたり、かなりの溝を感じるよ。
まぁだからと言って、名前は覚える必要ないですからね！
これで、目障りだった緑の三角から解放されますね！
それでは、お疲れさまでした！
- 緑の三角は「エラーかもしれない」のマーク
- セルまたはセル範囲を選択→「！マーク」→「エラーを無視する」で消せる
- 「ファイルタブ」→「オプション」→「数式」→「エラーチェックルール」から、不要なエラーを消せる