【Word・ワード】画像の移動がうまくできない!文字列の折り返しとは?

2020/6/3

もりの

画像を入れたんだけど、思った場所に移動できないんだ。

そらの

文字列の折り返しの設定で、解決できますよ。

今回のポイント

  • 画像を好きな場所へ移動するには、文字列の折り返しが「行内」以外を選ぶ
  • 文字列の折り返しは、画像をクリック→「レイアウトオプション」
  • または「書式タブ」→配置の「文字列の折り返し」

【Word・ワード】文字列の折り返しとは

文書に画像や写真を挿入したとき、画像が思い通りに移動できなかったり、文字が思い通りの位置に来てくれなかったりして、イライラしたことってありませんか?

もりの

僕はあります!!

文字の並びが思い通りにできないのは、文字列の折り返しがしっかり設定されていないから
文字列の折り返しとは、文字列と画像や図形などのオブジェクトの配置をどうするかを設定するできる機能です。

挿入した画像はどう配置される?

文書に画像を挿入すると、文字列の折り返しはデフォルトで「行内」になります。

もりの

行内?

そらの

文字列と同じ扱いのことです。一つの文字として扱われるんです。

行内に配置された画像
行内に配置された画像はこんな感じ

画像を好きな場所に移動させようとしてドラッグしても思うように移動できないのは、おそらく行内の配置になっているから
文字を好きな場所に移動させようとしてもできないのと、同じですね。

画像を移動させようとしている画像
画像を赤枠の場所に移動させようとしても
文末に画像が移動した画像
文字列と同じで行の外側には行けない
そらの

画像を思い通りに移動できないときも、文字列の折り返しを設定します。

挿入した図形はどう配置される?

もりの

でも図形を挿入したときは、自由に動かせたような……

その通り、挿入した図形は行内ではなくデフォルトで「前面」に設定されます。

もりの

前面?

そらの

文字列よりも手前に配置されます。文字列と場所がかぶったときは、図形が優先されて文字列は隠れます。

もりの

図形の方が上のレイヤーってことだね!

そらの

ささる人にはささる例えですね。

図形を文字列の場所に移動させた画像
図形は自由に動かせ、文字を隠すように表示される

【Word・ワード】文字列の折り返しを設定するには

もりの

画像も図形みたいに、自由に動かせないの?

挿入した画像と図形の違いは、「行内」か「前面」かの違いでした。
つまり画像も行内以外の設定にすれば、自由に動かせるようになります!

画像の文字列の折り返しを変えるには、まず変えたい画像をクリックします。
すると画像の隣に、線の中に山なりの太線が書かれたアイコンが出てきました。

レイアウトオプションといいますが、これをクリックしてください。

レイアウトオプションのアイコン
画像の隣に謎のアイコンが
そらの

ほかの方法もあります。

または、画像をクリックして「図ツール 書式タブ」→配置のところにある「文字列の折り返し」をクリックします。

文字列の折り返しの場所
文字列の折り返しの場所

するとレイアウトオプションのメニューが出てくるので、この中から画像のレイアウトを決めます。

レイアウトオプションのメニュー
レイアウトオプションのメニュー
そらの

それぞれは次のようになります。

行内
行内のアイコン
行内のイメージ
四角形
四角形のアイコン
四角形のイメージ
狭く
狭くのアイコン
狭くのイメージ
内部
内部のアイコン
内部のイメージ
上下
上下のアイコン
上下のイメージ
背面
背面のアイコン
背面のイメージ
前面
前面のアイコン
前面のイメージ
そらの

行内以外なら、自由に場所を移動できますよ。

設定したいアイコンをクリックすれば、設定完了です!

文字列の折り返しのそれぞれの使い道の例

もりの

いつ使うねん、ってのもあるけど、それぞれどんな使い道があるの?

そらの

それぞれの特徴とあわせて、使い方の例を見てみましょう。

行内

画像をそう縫うしたときの初期設定です。

行内の特徴は、文字列と同じように扱われるので「左揃え、中央揃え、右揃え」ができること。
ワードアートを中央揃えにしちゃえば、簡単にタイトルの出来上がりです!

行内で中央揃えしたワードアート
中央揃えで楽々配置できる

四角

画像を四角形にして文字がよけるので、左側に画像、右側に文字といった、画像と文字列をセットにした説明文なんかに使えます。

文字列の折り返しが四角の画像
説明文のほか、イメージ画像なんかもいいですね

上下

画像の横に文字が来ないようにする設定です。
タイトルや文書内のラインのような使い方ができますね。

文字列の折り返しが上下の画像
段落と段落を区切ったりできる

背面

カフェなどのメニューなんかで見かけますね。

文字列の折り返しが背面の画像
背面は文字が見えなくならないように注意

前面

図形やワードアートを挿入したときの初期設定です。

実は文字列の横に画像があるとき、画像を中央揃えや均等割り付けをすると、余白から画像までの間で実行されます。

文字列の横に画像がある
この状態でタイトルを中央揃えにすると
端と画像の間で中央揃えになる
右端と左端の中央ではなく、画像までの間で中央揃えになる
もりの

いつも通り中央揃えしたいときはどうするの?

文字列の折り返しを前面または背面にすると、いつも通りの中央揃えができます。

いつも通りの中央揃えができた画像
文書の端と端で中央揃えできた

【Word・ワード】画像の文字列の折り返しで困ったとき

その1、文字列の折り返しの「狭く」と「内部」に変化がない

もりの

文字列の折り返しを「狭く」にしても「内部」にしても、結果が変わらないよ?

そらの

折り返し点の編集をしてみましょう。

文字をもっと画像の内部に表示させたいときは、「折り返し点の編集」が必要です。

まず、画像をクリックして「図ツール 書式タブ」→配置のところにある「文字列の折り返し」をクリックします。

文字列の折り返しの場所
文字列の折り返しの場所

出てきたメニューから、「折り返し点の編集」をクリックします。

折り返し点の編集の場所
折り返し点の編集の場所

すると画像の周りに、なにやら点と線が現れましたね。

折り返し点の編集画面
画像に点と線が出てきた

この枠に囲まれた範囲は、文字列が入ってこれない領域です。
つまり、この枠を狭めてあげれば、その分文字列が入り込めるというわけですね!

操作は簡単で、点をドラッグすると、点を動かせます

点の上でのマウスポインタの形
点の上ではマウスポインタの形がこのように
ドラッグする画像
そのままドラッグする

枠内の範囲を狭めたことで、文字が余白に入り込んできました。

枠の範囲が狭まった
こんな感じで移動させていく

線の上でドラッグすると、新しく点が打てます

線の上でのマウスポインタの形
線の上ではマウスポインタの形がこのように
ドラッグする画像
そのままドラッグする

画像の範囲を狭めて、無事文字列が内部まで表示されるようになりました。

折り返し点の編集を設定した画像
画像の内部まで文字列が表示された

うまく操作して、枠内の余白を枠外に来るようにしてみてください。

その2、文字列の折り返しを背面にしたら画像が選択できない

もりの

背面にした画像を移動させたいけど、クリックしてもカーソルが動くだけで選べないよ!

そらの

それは積み……ではないのでご安心ください。

下図のような状態では、いくらクリックしても画像が選べません。

背面で埋もれた画像
クリックしてもカーソルが動くだけ

そんな時は「ホームタブ」→編集のところにある「選択」をクリックしてください。

選択の場所
選択の場所

出てきたメニューから、「オブジェクトの選択」をクリックします。

オブジェクトの選択の場所
オブジェクトの選択の場所

すると、背面にある画像にマウスをあてても、画像が選択できるようになりました!

背面の画像を選択する画像
いつものように画像選択できるようになった

文字列の折り返しをマスターすれば、画像も図形も思い通りですね!

それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい

  • 画像を好きな場所へ移動するには、文字列の折り返しが「行内」以外を選ぶ
  • 文字列の折り返しは、画像をクリック→「レイアウトオプション」
  • または「書式タブ」→配置の「文字列の折り返し」