【Excel・エクセル】UNIQUE関数|重複データを除いて抽出する
![UNIQUE関数の使い方](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-top.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
この表から、重複を除いたリストを作れないかな?
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
UNIQUE関数ってのを使えばできるんよ。
- 重複を除いたデータを抽出するには、UNIQUE関数
- =UNIQUE(範囲,行か列か,オンリーワンだけにするか)
- 0を表示しないで空白以外にするには、FILTER関数と組み合わせる
【Excel・エクセル】重複データをまとめるUNIQUE関数
UNIQUE関数は、指定した範囲から重複を除いて抽出する関数です。
重複したデータをまとめて、1つだけ表示するってことですね。
例えば同じ購入者が何人かいる表から、重複した購入者を除いて、購入者のリストを作りたい場合。
![重複した購入者がいる表](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-1.png)
UNIQUE関数を使えばこの通り!
重複したセルを省いて、重複しないリストを作ってくれるんです。
![UNIQUE関数で重複しない購入者を出した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-2.png)
![やまのの困った顔](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-osumasi.png)
ただ2023年8月時点では、UNIQUE関数はMicrosoft365(旧オフ365)とExcel2021でしか使えんのよ。
ちなみに読み方は、「ユニーク関数」です。
さっそく、使い方を見てみましょう。
UNIQUE関数の使い方、基本編
=UNIQUE(配列,[列の比較],[回数指定])
配列 | この範囲の重複してないデータを抽出して |
列の比較 | 配列(範囲)を行(横方向)にするなら「TRUE」にする 列(縦方向)なら省略可(またはFALSE) |
回数指定 | 重複した値を省く(TRUE)か リストに加える(省略可、またはFALSE)か |
では早速UNIQUE関数を使って、先ほどの表から、重複を除いた購入者のリストを作ってみましょう。
![重複した購入者がいる表](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-1.png)
※以下はパソコンで閲覧いただくと、実際に操作できます。
いちいちスクロールするのは面倒なので、別タブか別ウィンドウで開くの推奨です!
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
=UNIQUE(A2:A13)で、求められるよ。説明するね。
ステップ1
まずは関数名、「=UNIQUE(」と入力してください。
![「=UNIQUE(」と入力した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-3.png)
ステップ2
あとは重複を省きたい範囲をドラッグするだけ。
今回はセルA2からA13までをドラッグします。
![重複を省きたい範囲を指定した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-4.png)
完成!
これで式は完成です。
Enterを押せば、無事重複を除いたリストが作成できました!
![UNIQUE関数で重複しない購入者を出した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-2.png)
UNIQUE関数の使い方、複数列にする
UNIQUE関数はスピルが使えます。
配列で複数行を選択すればOKですよ。
A列とB列両方を含めて「=UNIQUE(A2:B13)」とすれば、お隣の購入品名も含めて重複していないデータを抽出できました。
![購入者と購入品名どちらも重複する値だけ除いたリスト](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-5.png)
UNIQUE関数の使い方、行方向を検索
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
さっきは列(縦)方向の範囲だったけど、行(横)方向の表も重複データをまとめられるの?
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
列の比較を「TRUE」にすればいいんよ。
ステップ1
まずは「=UNIQUE(」まで入力して、範囲を選択します。
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-6.png)
「,(カンマ)」も忘れずに。
ステップ2
「TRUE」と入力してください。
![列の比較をTRUEにした画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-7.png)
完成!
Enterを押せば、無事行(横)方向の重複データをまとめられました!
![行、横方向の重複しないリストの画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-8.png)
UNIQUE関数の使い方、1回だけ出る値だけ抽出する
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
まったく被ってない値だけで、リストを作れないかな?
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
回数指定を使えばいいんよ。
UNIQUE関数では、1回しか登場しない購入者だけのリストも作れます。
![重複した購入者がいる表](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-1.png)
ステップ1
まずは「=UNIQUE(」と入力して、範囲を選択します。
今回れ列の比較は指定しないので、「,(カンマ)」を2つ入れますよ。
![UNIQUE関数の式](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-9.png)
ステップ2
「TURE」と入力してください。
![回数指定をTUREにした画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-10.png)
完成!
Enterを押せば、1度も被ってないオンリーワンだけのリストができました!」
![1度も重複していないリスト](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-11.png)
【Excel・エクセル】UNIQUE関数で空白以外を抽出する
範囲内に空白がある場合、「0」と表示されます。
![空白セルが0で表示されている画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-12.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
え、0を表示しないで、空白以外で抽出できないの?
![やまのののんびりした顔](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-laugh.png)
FILTER関数と組み合わせれば、できるよ。
FILTER関数は、こちらのページでご紹介しています。
ステップ1
まずは「=UNIQUE(」まで入力しましょう。
![「=UNIQUE(」まで入力した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-13.png)
ステップ2
ここでFILTER関数の出番です。
「FILTER(」と入力してください。
![「FILTER(」まで入力した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-14.png)
ステップ3
続けて、重複を除いて抽出したい範囲をドラッグ、「,(カンマ)」、もう一度同じ範囲をドラッグします。
今回だと「(A2:A13,A2:A13」ですね。
![FILTER関数の配列を指定した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-15.png)
ステップ4
「<>""」と入力します。範囲内で空白以外、ということですね。
最後に「))」と入力します。
![FILTER関数を書き終えた画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-17.png)
完成!
Enterを押せば、無事空白以外の重複データを除いて、データを抽出できました。
![空白以外でUNIQUE関数が使えた画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2023/08/Excel-UNIQUE-function-18.png)
これで、重複データを除いたリストが作れますね!
それでは、お疲れさまでした!
- 重複を除いたデータを抽出するには、UNIQUE関数
- =UNIQUE(範囲,行か列か,オンリーワンだけにするか)
- 0を表示しないで空白以外にするには、FILTER関数と組み合わせる
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