【Excel・エクセル】時間の「時」を取り出す、HOUR関数の使い方
時分秒がまとまったセルから、時だけを取り出せないかな?
それなら、HOUR関数を使うといいんよ。
今回のポイント
- 時分秒から時を取り出すには「HOUR関数」
- =HOUR(時刻)
【Excel・エクセル】時間から「時」を取得する、HOUR関数
「2/5」など、数字をスラッシュで区切ると自動的に日付になりますが、これを「2:15」のようにダブルコロンで区切ると、時間として扱われます。
この時間から「時」を抜き出せるのが、HOUR関数です。
時刻を時分秒に分けたいときや、マラソン記録の時間だけ表示したいときなどに使えますね。
またHOUR関数の兄弟的ポジ、分を取得するMINUTE関数と秒を取得するSECOND関数もあります。
3つセットで使えると、便利ですよ!
さらに、時刻ではなく日付から年月日を取得したいときは、YEAR関数、MONTH関数、DAY関数を使います。
ちなみに読み方は、「アワー関数」です。
さっそく、使い方を見てみましょう。
【Excel・エクセル】HOUR関数の使い方
HOUR関数の書き方
=HOUR(シリアル値)
シリアル値 | この時刻が何時か教えて |
シリアル値?
時刻のシリアル値は24時を1とする、時間を表す数値です。
時間を時刻以外の表示形式にすると、小数点以下の小さい数値になりませんか?
あれがシリアル値なんです。
ちなみに「9:00 AM」とか「5時50分」とか、文字列でも時間を表してれば使えるんよ。
また24時以上の値を指定すると、0から数え始めます。
25時は1、30時は6となるんですね。
24で割った余りってことだね。
HOUR関数の使用例
ステップ1
例えばセルA2の時刻から、時間を抜き出したい場合。
まず関数名の、「=HOUR(」と入力してください。
ステップ2
後は、時間を取得したいセルをクリックするだけ。
完成!
エンターキーを押すと、A2の時間を表示出来ました!
これで、時刻から時間を取得して、表示や計算に使えますね!
それでは、お疲れさまでした!
今回のおさらい
- 秒から時を取り出すには「HOUR関数」
- =HOUR(時刻)
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