【Excel・エクセル】年末年始、年をまたぐ日付の入力は要注意

表示形式,日時

もりの

年末も仕事だ。来年の伝票を……

やまの

あ、それ日付に気を付けてね。

今回のポイント
  • 日付けを「〇/△」と入力すると、入力した年が自動で適用される
  • 年末年始など年をまたぐ日付を入力する際、意図しない年になるので注意

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【Excel・エクセル】年をまたぐ日付の注意点

エクセルで日付を入力するときって、わざわざ年からではなく、月/日と入力される方も多いですよね。

もりの

僕も断然そっち派だね!

で、省略した年はどうなるかと言うと、入力した年が自動で入ります。

2022年に「1/5」と入力すると、「2022/1/5」のことになります。

2022年に1/5と入力した画像
2022年に入力

で、注意していただきたいのが年をまたぐとき。

来年の1月5日のつもりで「1/5」と入力したのに、今年の1月5日になっちゃってた!

なんてことが起こります。

今年の1月の日付
今年頭に納品したことに

またその逆もしかり。

年を越してから去年の日付のつもりで入力すると、今年の日付になってしまいます。

2023年の年末になった画像
未来からの依頼
もりの

oops……

まぁ見た目にはいいのかもしれませんが、日付順に並べ替えなどは正しい順になりませんよね。

こうならないように、またすでに入力してしまった日付の対処をしていきましょう。

年をまたぐ日付の対策

年をまたぐ際の日付の入力は「年も一緒に入力する」を忘れないでください。

年まで入力してしまえば、その年の日付になります。

年末年始、いつ入力したとしても「2022/12/5」なら2022年の1月5日、「2023/1/5」なら2023年の1月5日です。

もりの

入力しても〇月△日としか表示されないから、分かりにくい。

なんてときは、表示形式を変えてしまいましょう。

ステップ1

表示形式は、「ホームタブ」→数値のところにある「数値の書式(横長の箱)」から変更できます。

数値の書式ボックスの場所
数値の書式ボックスの場所

ステップ2

出てきた表示形式の一覧から「短い日付形式」または「長い日付形式」を選んでください。

「短い日付形式」と「長い日付形式」を選の場所
どちらでも年が表示できる
やまの

2つの違いは、こうだよ。

アイコン結果
短い日付形式
短い日付形式
短い日付の例
長い日付形式
長い日付形式
長い日付の例

別の日付の表示形式にしたい場合は、下記ページをご覧ください!

完了!

日付けの年まで表示できました。

これで、年またぎの日付でミスっても、気づきやすくなったと思います。

年まで表示できた画像
年まで表示できた

すでに入力した日付の修正

すでに複数入力してしまった場合、1つずつ修正するのは面倒ですよね。

負f区数の日付が間違っている画像
頑張って入力したのに
やまの

そんな時は、置換を使おう。

ステップ1

まずは変更したいセル範囲をドラッグして選択します。

頑張って入力したのに

ステップ2

置換のショートカットキー「Ctrl + H」を押してください。

置換のショートカットキー
置換のショートカットキー

ステップ3

検索する文字列に「今年の年の西暦4桁」、置換後の文字列に「変更したい西暦4桁」を入力し「すべて置換」をクリックします。

2022年を2023年にしたい場合の置換設定
2022年を2023年にしたい場合

完了!

無事、正しい年に修正できました。

年を修正できた画像
年を修正できた

年をまたぐ日付を入力する際はこのことを思い出して、事故を未然に防ぎましょう!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 日付けを「〇/△」と入力すると、入力した年が自動で適用される
  • 年末年始など年をまたぐ日付を入力する際、意図しない年になるので注意