【Excel・エクセル】TIME関数の使い方!時刻に変換や時間の足し算もできる

変換,日時

もりの

1:45の37分後って、何時何分だ?

やまの

それなら、TIME関数を使ってみよう。

今回のポイント
  • 時・分・秒を時刻に変換するなら「TIME関数」
  • =TIME(時,分,秒)
  • 時刻+TIME(時,分,秒)で、時間の足し算ができる

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【Excel・エクセル】時・分・秒を時間に変換できる、TIME関数

TIME関数は、時、分、秒をそれぞれ指定すると、繋げて時間に変換できる関数です。

読み方はもちろん「タイム関数」ですね。

TIME関数の使用例
やまの

TIME関数の書き方は、めちゃ簡単。

TIME関数の書き方

=TIME(時,分,秒)

TIME次の3つを繋げて、時刻に変換して
何時(24以上の場合、24で割った余り)
何分(60以上の場合、60で割った余り、商は時になる)
何秒(60以上の場合、60で割った余り、商は分になる)

例えばセルA2に時間、B2に分、C2に秒が書いてあるなら、「=TIMR(A2,B2,C2)」で時刻が求められます。

TIME関数の使い方

3:03:03になりました。

TIME関数の使用例

もちろん、直接数値を入力してもOKです。

直書きもOKだだよ

時間の表示形式について

もりの

僕のは「3:03 AM」ってなったよ?

やまの

表示形式が違うだけだよ。

そう、TIME関数の答えはシリアル値。

そのため時刻の表示形式によって、表示の仕方が違う可能性があります。

どれも正解なので、ご安心ください(笑)

今回は表示形式を「時刻」にしたときの結果を表示することにしますね。

表示形式については、こちらのページで詳しくご紹介しています!

TIME関数の時・分・秒について詳しく

最初の「時」は、何時かを表します。10なら10時ですね。

24を超えると、24で割った余りが表示されます。
30なら30÷24=1余り6なので、6ですね。

24を超えると0からリスタート

次の「分」は、何分かを表します。10なら10分ですね。

60を超えると、60で割った余りが分、商が時になります。
65なら65÷60=1余り5なので、1:05ですね。

60を超えると時になる

最後の「秒」は、何秒かです。10なら10秒ですね。

60を超えると、60で割った余りが秒、商が分になります。
65なら65÷60=1余り5なので、00:01:05ですね。

60を超えると分になる

【Excel・エクセル】TIME関数で時間を足し算する

もりの

で、そのTIME関数でどうやって時間の計算をするの?

では、冒頭もりのが言っていた「1:45の37分後」を、TIME関数で計算してみましょう!

TIME関数で時間を足し算する
やまの

=A2+TIMR(0,B2,0)で、求められるよ。説明するね。

ステップ1

まずは「=」と入力し、元の時間が書かれたセルA2をクリックします。

元になる時間をクリック

ステップ2

で、足し算するので「+」ですね。

足し算するからね

ステップ3

37分を足し算するため、セルB2をTIME関数で分に変換します。

「=TIME(」まで入力してください。

ここでTIME関数登場

ステップ4

今回は分に変換したいので、何時の部分は0で飛ばします。

「0,」と入力してください。

時、は不要だ、0!

ステップ5

続いて分。

37分足したいので、「37,」と入力するか、分数が書かれたセルB2をクリックして「,(カンマ)」です。

分は必要だ、B2!

ステップ6

最後の秒も今回不要なので「0」

これで式は完成なので「)」で式を閉じます。

秒、君も不要だ、0!

完成!

エンターキーを押すと、無事1:45の37分後が計算できました!

2:22だそうです

このTIME関数やHOUR、MINUTE、SECOND関数があれば、時間を自在に操れますね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 時・分・秒を時刻に変換するなら「TIME関数」
  • =TIME(時,分,秒)
  • 時刻+TIME(時,分,秒)で、時間の足し算ができる

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