【Excel・エクセル】SEQUENCE関数の使い方!連続(連番)データに便利?
3ずつ増える連続データをサクッと書く方法ってある?
SEQUENCE関数ってのを使うといいかも。
- 連番、連続データを入力するにはSEQUENCE関数
- Excel365じゃないと使えない(代替としてオートフィル)
- =SEQUENCE(行,列,開始,目盛り)
- 日付けや時刻にも使える
【Excel・エクセル】SEQUENCE関数の使い方
SEQUENCE関数は、指定の範囲に連続した数値を入力する関数です。
開始値やいくつずつ増えるかなども、設定できます。
ちなみに読み方は「シーケンス関数」です。
ただし「Excel365」じゃないと使えないよ!
そう、こいつはExcel365専用の関数。
それ以外のエクセルをご利用中の方、代替の機能としては、オートフィルなどがありますよ。
SEQUENCE関数の書き方
SEQUENCE関数の書き方は、こうです。
=SEQUENCE(行,列,開始,目盛り)
SEQUENCE | 次の範囲に連続データを入力して |
行 | 行範囲 |
列 | 列範囲(省略可) |
開始 | 最初の値(省略可) |
目盛り | いくつずつ増えていくか(省略可) |
列、開始、目盛りは、省略すると「1」になるよ。
SEQUENCE関数の使用例
実際どう書けばどうなるのか、見ていきましょう。
行のみ指定した場合
行を5とだけ入力して他はすべて省略した場合。
1から1ずつ増える連番データが、5行数分入力されます。
行と列のみ指定した場合
行を5、列を4として他を省略した場合。
1から1ずつ増える連番データが、5行4列の範囲に入力されます。
行、列、開始を指定した場合
行を5、列を4、開始を5と指定した場合。
5から1ずつ増える連番データが、5行4列の範囲に入力されます。
全てを指定した場合
行を5、列を4、開始を5、目盛りを3と指定した場合。
5から3ずつ増える連番データが、5行4列の範囲に入力されます。
【Excel・エクセル】SEQUENCE関数の応用
なんか使えそうな、使い道が思いつかないような……という方に、SEQUENCE関数を応用した使い方をご紹介します。
SEQUENCE関数の開始には、日付が使えます。
他にも時刻や小数点も使えるんよ。
そこで、 SEQUENCE関数を使って簡単なカレンダーが作れますよ!
ステップ1
カレンダーは5行7列なので、「=SEQUENCE(5,7,"最初の日付")」とします。
月始めの日付ではなく、表の最初の日曜(または月曜)の日付にするのがポイントです。
2022年12月なら、11月27日だね。
ステップ2
ただこれだと日付がシリアル値でわけ分からんので、表示形式を「d」にします。
完成!
SEQUENCE関数を使って、即席カレンダーができました!
これで、○つ飛ばしの連続データを入力したいときも楽々できますね!
それでは、お疲れさまでした!
- 連番、連続データを入力するにはSEQUENCE関数
- Excel365じゃないと使えない(代替としてオートフィル)
- =SEQUENCE(行,列,開始,目盛り)
- 日付けや時刻にも使える
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