【Excel・エクセル】TEXT関数の使い方!値に日付など表示形式を適用する
このセルの日付を表示形式を変えて、文字列と組み合わせたいんだ。
それならTEXT関数を使うといいよ。
- TEXT関数は表示形式を指定する関数
- =TEXT(表示形式を変えたい値,指定したい表示形式)
- TEXT関数は&でつなげられる
TEXT関数の練習ファイルダウンロード
一緒にやってみませんか?
【Excel・エクセル】値に表示形式を指定できる、TEXT関数
TEXT関数は、値に表示形式を適用させる関数です。
それって、セルの表示形式変えたらいいんじゃないの?
TEXT関数なら、組み合わせたり文字列を入れたりできるんよ。
例えば日付の年を表示形式を変えて和暦に、さらに文字を加えて文字列にする。
これTEXT関数でできちゃいます。
おー、これがしたい!
ではさっそく、TEXT関数の使い方を見ていきましょう。
あ、ちなみに読み方は、「テキスト関数」です。
【Excel・エクセル】TEXT関数の使い方
=TEXT(値,"表示形式")
TEXT | この中の値を指定した表示形式で表示してね |
値 | 表示形式を変えたい値 |
表示形式 | 表示形式を指定 |
表示形式は「"(ダブルクォーテーション)」で囲むのを、忘れないでくださいね。
表示形式ってどうやって指定するの?
表示形式のユーザー設定と同じだよ。
よく使いそうな表示形式をまとめてみました!
表示形式一覧
日付に関する表示形式
値はすべて「2022/2/1」とします。
表示形式を変えるとどう表示されるかを、まとめました。
表示形式 | どう表示されるか | 結果 |
---|---|---|
yyyy | 西暦を4桁で表示 | 2022 |
yy | 西暦を下2桁で表示 | 22 |
m | 月を表示 | 2 |
mmm | 月を英語の短縮形で表示 | Feb |
mmmm | 月を英語で表示 | February |
d | 日付を表示 | 1 |
dd | 日付けを2桁で表示 | 01 |
和暦
平成や令和といった、和暦表示もできます。
表示形式 | どう表示されるか | 結果 |
---|---|---|
ggg | 和暦の元号を表示 | 令和 |
gg | 和暦を漢字一文字で表示 | 令 |
g | 和暦をアルファベット一文字で表示 | R |
e | 和暦の年数を表示 | 4 |
ee | 和暦の年数を2桁で表示 | 04 |
曜日
日付から曜日も抜き出せます。
表示形式 | どう表示されるか | 結果 |
---|---|---|
aaaa | 曜日を表示 | 火曜日 |
aaa | 曜日を一文字で表示 | 火 |
dddd | 曜日を英語で表示 | Tuesday |
ddd | 曜日を英語の短縮形で表示 | Tue |
数値に関する表示形式
値はすべて「123.456」とします。
表示形式を変えるとどう表示されるかを、まとめました。
表示形式 | どう表示されるか | 結果 |
---|---|---|
# | 整数を表示 | 123 |
#.# | 小数点第一位まで表示(四捨五入) | 123.5 |
#.## | 小数点以下どこまで表示するか #の数で決められる(四捨五入) | 123.45 |
####.# | 値の整数より#が多くても、値に変化なし | 123.5 |
0 | 整数を表示 | 123 |
0000 | 値の整数より#が多い場合、余剰分は0表示 090など、電話番号の表示に使える | 0123 |
? | 整数を表示 | 123 |
???? | 値の整数より#が多い場合、余剰分は半角スペース表示 | (半角スペース)123 |
その他
値 | 表示形式 | どう表示されるか | 結果 |
---|---|---|---|
1234 | #,### | 千の位に「,」を付ける | 1,234 |
0.5 | #% | パーセント表示 | 50% |
120 | \# | 数値の頭に\を表示 | \120 |
もりの | @だよ | 文字列と組み合わせて表示 | もりのだよ |
この中から選ぶと良さそうだね!
TEXT関数の使用例
TEXT関数を使って、2022/2/1という西暦表記を令和〇年○月と和暦にして、「令和〇年○月の目標」と表示させてみましょう。
=TEXT(B1,"ggge年m月")&"の目標"で、求められるよ。説明するね。
ステップ1
セルB3に、「=TEXT(」と入力してください。
ステップ2
値は日付が書かれたB2なので、B2をクリック。
「,(カンマ)」を入れて、表示形式は和暦にしたいので「"ggg」と入力します。
ステップ3
次に和暦の年の部分。
和暦の年はeでしたね。
○年としたいので、gggに続けて「e年」と入力します。
ステップ4
次は○月の部分。
先ほどの表から、月はm。
○月にするので、e年に続けて「m月」と入力します。
これで西暦を和暦に変換できたね!
TEXT関数はここで終わりだから、「")」で閉じるよ。
ステップ5
最後に「の目標」と表示させます。
文字をつなげるには&でつなげて、「&"の目標"」と入力すれば完成です。
文字列は「&」でつなげて、「"」で囲むんだね。
完成!
無事TEXT関数を使って、日付と文字列を組み合わせできました!
日付けを変えても、ホラこの通り。
TEXT関数、いろんな使い方ができそうですね!
それでは、お疲れさまでした!
- TEXT関数は表示形式を指定する関数
- =TEXT(表示形式を変えたい値,指定したい表示形式)
- TEXT関数は&でつなげられる
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