【Excel・エクセル】足し算するSUM関数の使い方|引き算はできる?

計算

もりの

テストの点数の合計を出したいんだ。

やまの

SUM関数を使えば、簡単に足し算できるよ。

今回のポイント
  • 足し算するにはSUM関数
  • =SUM(足し算したい範囲)
  • 引き算は「=全体の数-SUM(引き算したい範囲)」
  • オートSUMならクリックだけで足し算できる

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【Excel・エクセル】足し算するSUM関数

足し算は「=5+3」のように数字を+で繋いでもできますが、足し算できるSUM関数を使う方が断然楽です。

ちなみに読み方は「サム関数」です。

もりの

サムネの絵はそういうことか……

SUM関数の使い方

SUM関数の書き方

=SUM(数値1,[数値2]……)

SUMこの中の数を合計して
数値1合計したい範囲
数値2ほかの範囲もあれば(省略可)

次の表にテスト結果から、テストの合計点数をSUM関数を使って出してみましょう。

※実際に操作できます。

いちいちスクロールするのは面倒なので、別タブか別ウィンドウで開くの推奨です!

やまの

=SUM(B2:B5)で求められるよ。説明するね。

ステップ1

関数を使うには、まず関数名を入力します。

セルB6に、「=SUM(」と入力してください。

まずは関数名

ステップ2

次に足し算したい範囲をドラッグします。

今回は4教科の点数が書かれたセルB2~B5をドラッグしてください。

合計したい範囲を選ぶ

完成!

これで式は完成です。

Enterを押せば、無事4教科の合計が出せました!

SUM関数で合計が出せた!
もりの

簡単!

SUM関数で離れたセルを足し算する

セルF6に4教科と副教科を合わせた、全テストの合計を出してみましょう。

離れたセルの合計をSUM関数で出したい
もりの

4教科と副教科の点数は、離れたセルにあるよ?

ステップ1

まずは4教科の合計を書いていきます。

さっきと同じで「=SUM(B2:B5」ですね。

あ、まだEnterは押さないで!

さっきと同じ式だね

ステップ2

続けて「,」を入力してください。

「,」で区切る

ステップ3

続けてもう一つの足し算したい範囲をドラッグします。

今回は副教科のセルF2~F4をドラッグしてください。

追加で合計したい範囲をドラッグ

完成!

Enterを押せば、無事離れたセルも合わせて合計できましたね。

複数の範囲を足し算できた
もりの

合計したい範囲が離れてるときは、「,」で繋げるっと!

SUM関数の使い方を動画で見る

【Excel・エクセル】SUM関数で引き算はできる?

残念ながら、引き算する関数はありません。

引き算は数値やセルを「-(マイナス)」で繋ぎます。

5-3なら、こう
もりの

それじゃ、これ引くこれ引く……って1つずつやらなきゃなの?めんどっ!

やまの

安心して、SUM関数を使って引き算する方法があるんよ。

SUM関数を使った引き算のやり方

やり方は簡単で「引かれる数(全体の数)-引く数の合計」、この引く数の合計をSUM関数で表していきます。

先ほどの点数表の4教科で、満点まであと何点足りなかったか、SUM関数を使った引き算で出してみましょう。

ステップ1

まずは全体の数ですが、4教科の満点は400点なので「=400」と入力します。

ここから引き算するので、「-」も入れときましょう。

まずは全体の数

ステップ2

次に引く数ですが、4教科の点数の合計を400から引けば、あと何点足りなかったのかが分かりますよね。

もりの

それ、最初にやった式だね!

というわけで、式の途中ですが構わず「SUM(」と入力してください。

あ、式の途中に関数を書く時は「=」はいりませんからね。

ここでSUM関数を使う

ステップ3

あとは引きたい数をドラッグするだけ。

今回は4教科の点数、セルB2~B5をドラッグしてください。

最後に「)」を入力します。

あとは普通にSUM関数♪

完成!

これで式は完成です。

Enterを押せば、無事SUM関数を使って引き算ができました!

SUM関数で引き算できた!

そのほかの足し算する方法

オートSUMでクリックだけで足し算する

オートSUMの場所

「ホームタブ」→編集のところにある「オートSUM」をクリックするだけで、足し算ができます。

もりの

足し算する範囲はどうなるの?

やまの

エクセルさんが自動で決めてくれるんよ。

詳しくは、下記ページでご紹介しています!

条件に合うセルだけ合計する、SUMIF関数、SUMIFS関数

スイーツだけの合計金額を知りたい!など、特定の条件に合うものだけ合計するには、「SUMIF関数を使います。

また300円以上のスイーツなど、条件が複数ある場合は「SUMIFS関数を使います。

やまの

それぞれ、別のページで詳しくお話しするね。

掛け算の結果を合計する

掛け算して出た答えを合計するなら、SUMPRODUCT関数を使います。

コレを使えば、それぞれの行の数値を掛けたものを、合計できますよ。

SUMPRODUCT関数の例
やまの

SUMPRODUCT関数については、こっちのページでお話しするね!

これで、いろんな合計を簡単に出せますね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 足し算するにはSUM関数
  • =SUM(足し算したい範囲)
  • 引き算は「=全体の数-SUM(引き算したい範囲)」
  • オートSUMならクリックだけで足し算できる

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Excel,数式・関数計算

Posted by morino