【Excel・エクセル】条件に合うセルを合計する!SUMIF関数の使い方

2020/3/30

もりの

都内の店舗の売上だけ合計したいんだ。

やまの

SUMIF関数で、条件に合うセルの合計ができるんよ。

今回のポイント

  • 条件に合う数値を合計したいときは、SUMIF関数
  • SUMIF(この中で,この条件に合えば,この中の値を合計してね)
  • SUMIF関数にはワイルドカードが使える

 SUMIF関数の練習ファイルダウンロード

もりの
 
 

一緒にやってみませんか?

【Excel・エクセル】条件に合うセルを合計するSUMIF関数

SUMIFとは、条件に合うセルだけを足し算してくれる関数です。ちなみに、サムイフと呼びます。

もりの

なんか聞いたことある名前だなぁ?

やまの

合計を出すSUM関数と、もし~ならこうするっていう条件を指定するIF関数の合体系だね。

たとえば、家計簿からお菓子だけの合計金額を出したり、総務部だけの経費の合計を出したりできます。

【Excel・エクセル】関数の使い方

関数の書き方

=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

SUMIFもし次の条件が当てはまったら
範囲この中のセルに
検索条件この条件にあてはまるものがあったら
合計範囲ここの値を合計してね

関数の使用例

下図は、関東の店舗の売り上げ表です。

例題
例題

この中で東京都にある店舗だけの合計を、セルG2に出したいと思います。

やまの

=SUMIF(B:B,G2,D:D)で、求められるよ。説明するね。

セルに、「=SUMIF(」と入力してください。

もりの

半角英数入力モードにしてから、入力するんだよね。

最初と二つ目の引数は、「この中のセルに、この条件にあてはまるものがあったら」という、条件を指定するものでした。

もりの

引数は関数の括弧の中に入れる式だよね。

今回は、都道府県名の列の中に、東京都があったら、というのが条件です。
まず、「この中のセルに」ですが、東京都など都道府県名が書かれているのはB列ですね。

「=SUMIF(」を書いた後で、B列をクリックして選択して、「,(カンマ)」を入力してください。

参照したい列をクリック
参照したい列をそのままクリックして選択

また、条件は東京都です。
ここは”東京都”と文字で指定してもいいですし、ちょうどセルG1が東京都と書かれているので、このセルを参照してもOKです。

「=SUMIF(B:B,」のあとに「”東京都”」と記入するか、セルG1をクリックして、「,(カンマ)」を入力してください。

やまの

条件を東京都から神奈川県に変えたいと思ったら、セルG1を神奈川県に変えるだけだから、セルで指定した方が便利だと思うよ。

ちなみに、条件をセルで指定する場合は、絶対参照にしておいた方があとあと楽かもしれません。

もりの

ここまでだと、何を合計したらいいのか分からないね。

やまの

それを指定するのが、次の引数なんよ。

最後の引数は「ここの値を合計してね」という合計する数値を指定するものでした。

ここで合計したいのは、D列の売上ですよね。
「=SUMIF(B:B,G1,」のあとに、D列をクリックして選択して、「)(括弧閉じ)」を入力してください。

SUMIF関数の引数
SUMIF関数の引数

これでSHUMIF関数の完成です!エンターキーを押して、確定してください。
無事、条件に合うセルだけ合計できました。

条件に合うセルの合計が出た
SUMIF関数ができた

【Excel・エクセル】SUMIF関数にワイルドカードを使う

ワイルドカードとは?

SUMIF関数では、あいまい検索のワイルドカードが使えます。

もりの

「*」か「?」を使って、任意の文字を表すんだよね。

詳しくはこちらをご参照ください。

たとえば今回の例題で、東京都以外の合計を出したいとき、どうしますか?

もりの

県の数だけ条件を作る?

やまの

それでもできるけど、今回は関東の店舗しかないから、「都道府県に”県”が付く」を条件にしたら早いよね♪

もりの

激しく納得!

そこで使えるのがワイルドカードです。
ワイルドカードを使えば、部分一致を条件にできます。

下図のセルH1にワイルドカードを使って、東京都以外の都道府県の売上合計を出したいと思います。

例題
例題

SUMIF関数でのワイルドカードの使い方

まずセルH1に「=SUMIF(B:B,」まで数式を書いてください。書き終わったら、ワイルドカードの出番です。
条件としては「○○県」と最後に県が付けばいいので、ワイルドカードを使って表すと「*県」ですね。

ここで一点注意が必要です!!

今回も、条件には以下の二つの指定方法があります。

  • 条件を直接入力する
  • 条件をセルで参照する

ただ、ワイルドカードを使う場合、それぞれで書き方が少し違います!

条件を直接入力する場合

条件を直接入力する場合は、そのまま"*県"と記入すればOKです。

合計範囲は変わらないので、最終的な式は「=SUMIF(B:B,"*県",D:D)」になります。

条件をセルで参照する場合

例題のセルH1に「県」と書かれているので、このセルを参照します。

ここで「*H1」と書いてしまいそうになりますが、これはNG。
正しくは「"*"&H1」です!

もりの

わけわかめ。

やまの

あぁ、待って!行かないで!

四則演算のルールでは、「*」は掛ける(×)という意味です。
「*H1」だと「×県」ということになるんですが、意味不明ですよね。

ここでの「*」は何でもいいので文字があれば、という意味のワイルドカードなので、文字列として扱う必要があります。
数式内で文字列を使うには、「"」で囲むというルールがあります。

もりの

じゃあ、「"*H1″」じゃないの?

惜しいです!これだとH1は文字列として扱われてしまうので、「最後にH1が入る文字列」という意味になってしまいます。
H1は文字ではなくセルのことだと、エクセルさんに教えてあげないといけません。

では、セルをつなげるにはどうすればいいか?答えは「&」です。
数式内の&は、文字列やセルを単純につなぐ役割を持っています。

&を使った式の例
セルとセルを単純につなげる「&」

そこで、文字列である「*」とセルH1をつなぐために、「"*"&H1」と書くのです。
ちなみに、最後ではなく間にセルH1を含む文字列としたい場合は「"*"&H1&"*"」となります。

最終的な式は「=SUMIF(B:B,"*"&H1,D:D)」になりますね。

入力してみると、東京都以外の合計が出ました!

ワイルドカードを使ったSUMIF関数
SUMIFでワイルドカードが使えた!

これで、条件に合うものだけ合計が出せますね!

それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい

  • 条件に合う数値を合計したいときは、SUMIF関数
  • SUMIF(この中で,この条件に合えば,この中の値を合計してね)
  • SUMIF関数にはワイルドカードが使える