【Excel・エクセル】条件に合うセルを合計する!SUMIF関数の使い方

2021/5/27

もりの

都内の店舗の売上だけ、合計したいんだ。

やまの

SUMIF関数で、条件に合うセルの合計が出せるんよ。

今回のポイント
  • 条件に合う数値を合計したいときは、SUMIF関数
  • SUMIF(この中で,この条件に合えば,この中の値を合計してね)
  • SUMIF関数にはワイルドカードが使える

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 SUMIF関数の練習ファイルダウンロード

もりの
 
 

一緒にやってみませんか?

【Excel・エクセル】条件に合うセルを合計するSUMIF関数

SUMIFとは、条件に合うセルだけを足し算してくれる関数です。ちなみに、「サムイフ」と呼びます。

もりの

なんか聞いたことある名前だなぁ?

やまの

合計を出すSUM関数と、もし~ならこうするっていう条件を指定するIF関数の合体系だね。

たとえば、家計簿からお菓子だけの合計金額を出したり、総務部だけの経費の合計を出したりできます。

【Excel・エクセル】SUMIF関数の使い方

関数の書き方

=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

SUMIFもし次の条件が当てはまったら
範囲この中のセルに
検索条件この条件にあてはまるものの
合計範囲ここのセルの値を合計してね

SUMIF関数の使用例

下図は、関東の店舗の売り上げ表です。

東京都の合計が知りたい表
SUMIF関数を使って、東京都の合計を出したい

この中で東京都にある店舗の売上合計を、セルG2に出したいと思います。

やまの

=SUMIF(B:B,G2,D:D)で、求められるよ。説明するね。

初めに

セルに、「=SUMIF(」と入力してください。

「=SUMIF(」と入力した画像
まずは関数名を入力

最初と2つ目の引数は、「この中のセルに、この条件にあてはまるものがあったら」という、条件を指定するものでした。

もりの

引数は関数の括弧の中に入れる式だよね。

今回は、都道府県名の列の中に、東京都があったら、というのが条件ですね。

範囲

まず範囲、「この中のセルに」ですが、東京都など都道府県名が書かれているのはB列ですね。

B列をクリックして選択して、「,(カンマ)」を入力してください。

参照したい列をクリックした画像
参照したい列をそのままクリックして選択
やまの

SUMIF関数はまだ続くから、「,(カンマ)」を忘れないで。

検索条件

また、条件は東京都ですよね。

ここは「”東京都”」と文字で指定してもいいですし、ちょうどセルG1が東京都と書かれているので、このセルを参照してもOKです。

SUMIF関数の検索条件に、セルを指定した画像
条件にはセルも指定できる

「=SUMIF(B:B,」のあとに「”東京都”」と記入するか、セルG1をクリックして、「,(カンマ)」を入力してください。

やまの

条件を東京都から神奈川県に変えたいと思ったら、セルG1を神奈川県に変えるだけだから、セルで指定した方が便利だと思うよ。

ちなみに、条件をセルで指定する場合は、絶対参照にしておいた方があとあと楽かもしれません。

合計範囲

もりの

ここまでだと、何を合計したらいいのか分からないね。

やまの

それを指定するのが、合計範囲なんよ。

最後の引数は「ここの値を合計してね」という、合計する数値を指定するものでした。

ここで合計したいのは、D列の売上ですよね。
「=SUMIF(B:B,G1,」のあとに、D列をクリックして選択して、「)(括弧閉じ)」を入力してください。

SUMIF関数の引数
SUMIF関数の引数

完成!

これでSHUMIF関数の完成です!エンターキーを押して、確定してください。
無事、東京都の店舗の売上だけ、合計できました。

条件に合うセルの合計が出た
SUMIF関数で条件に合うセルの合計ができた

【Excel・エクセル】SUMIF関数にワイルドカードを使う

SUMIF関数では、あいまい検索のワイルドカードが使えます。

もりの

「*」か「?」を使って、任意の文字を表すんだよね。

詳しくはこちらをご参照ください。

たとえば今回の例題で、東京都以外の合計を出したいとき、どうすればいいでしょうか?

もりの

県の数だけ条件を作る?

やまの

それでもできるけど、今回は関東の店舗しかないから、「都道府県に”県”が付く」を条件にしたら早いよね♪

もりの

激しく納得!

そこで使えるのがワイルドカードです。
ワイルドカードを使えば、部分一致を条件にできます。

下図のセルH1にSUMIF関数とワイルドカードを組み合わせて、東京都以外の都道府県の売上合計を出したいと思います。

東京都以外の売上の合計を出したい表
東京都以外の売上の合計を出したい

SUMIF関数でのワイルドカードの使い方

ステップ1

範囲までは先ほどと同じです。

セルH1に「=SUMIF(B:B,」まで数式を書いてください。

SUMIF関数を書いている画像
SUMIF関数を書いていく

ステップ2

さて次の検索条件で、いよいよワイルドカードの出番です。
条件としては「○○県」と最後に県が付けばいいので、ワイルドカードを使って表すと「*県」ですね。

やまの

ここで1点注意だよ!

今回も、条件には以下の二つの指定方法があります。

  • 条件を直接入力する
  • 条件をセルで参照する

ただ、ワイルドカードを使う場合、それぞれで書き方が少し違います!

条件を直接入力する場合

条件を直接入力する場合は、そのまま"*県"と記入すればOKです。
合計範囲は変わらないので、最終的な式は「=SUMIF(B:B,"*県",D:D)」になります。

SUMIF関数とワイルドカードを組み合わせた式
“*県"とすればOK

条件をセルで参照する場合

セルH1に「県」と書かれているので、このセルをクリックして参照します。

ここで「*H1」と書いてしまいそうになりますが、これはNG。

正しくは「"*"&H1」です!

ワイルドカードでセルを指定するときの書き方
ワイルドカードでセルを指定するときの書き方

最終的な式は「=SUMIF(B:B,"*"&H1,D:D)」になりますね。

もりの

わけわかめ。

やまの

あぁ、待って!行かないで!

四則演算のルールでは、「*」は掛ける(×)という意味です。
「*H1」だと「×県」ということになるんですが、意味不明ですよね。

ここでの「*」は何でもいいので文字があれば、という意味のワイルドカードなので、文字列として扱う必要があります。
数式内で文字列を使うには、「"」で囲むというルールがあります。

もりの

じゃあ、「"*H1″」じゃないの?

惜しいです!これだとH1は文字列として扱われてしまうので、「最後にH1が入る文字列」という意味になってしまいます。
H1は文字ではなくセルのことだと、エクセルさんに教えてあげないといけません。

では、セルをつなげるにはどうすればいいか?答えは「&」です。
数式内の&は、文字列やセルを単純につなぐ役割を持っています。

&を使った式の例
セルとセルを単純につなげる「&」

そこで、文字列である「*」とセルH1をつなぐために、「"*"&H1」と書くのです。
ちなみに、最後ではなく間にセルH1を含む文字列としたい場合は「"*"&H1&"*"」となります。

完成!

無事SUMIF関数とワイルドカードを組み合わせて、東京都以外の売上合計が出ました!

ワイルドカードを使ったSUMIF関数
SUMIFでワイルドカードが使えた!

これで、条件に合うものだけ合計が出せますね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のポイント
  • 条件に合う数値を合計したいときは、SUMIF関数
  • SUMIF(この中で,この条件に合えば,この中の値を合計してね)
  • SUMIF関数にはワイルドカードが使える