【Excel・エクセル】表の行と列(縦横)を入れ替える方法!関数も

変換,

もりの

やっと表を作ったのに、縦横を入れ替えるように言われたよぉ。作り直さなきゃ……

やまの

待って、表の行と列は簡単に入れ替えられるんよ。

今回のポイント
  • 行列を入れ替えるには「コピペ」→「貼り付けのオプション」→「行/列の入れ替え」
  • または入れ替え後の範囲を選択して「=TRANSPOSE(入れ替え前の範囲)」→「Ctrl + Shift + エンター」
  • エクセル365の場合は、貼り付けたいセルで「=TRANSPOSE(入れ替え前の範囲)」

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行と列の入れ替えの練習ファイルダウンロード

もりの

一緒にやってみませんか?

【Excel・エクセル】表の行列(縦横)は、入れ替えられる?

表の行と列を入れ替えたい

やっと完成した表を見て「これ、タテヨコ入れ替えた方がいいんじゃね?」と思うこと、ありませんか?

もりの

でもせっかく作ったし、作り直すの面倒だなぁ。

そんな時、これからご紹介する方法を知っていれば、表を作り直すことなく行と列を入れ替えられます!
さっそくやり方を見てみましょう。

【Excel・エクセル】表の 行列(縦横) の入れ替え1、コピペ

やまの

簡単に行列を入れ替えるなら、コピペがいいよ。

もりの

え、コピペでできるの??

ステップ1

まずは行と列(縦と横)を入れ替えたい表をドラッグして、コピーしてください。

「Ctrl + C」でOKです。

いつも通りコピーすればOK

ステップ2

コピーしたら、貼り付けたい場所にいつも通り貼り付けます。

いつも通り「Ctrl + V」でいいですよ。

いつも通り貼り付ける

ステップ3

貼り付けたら、右下に「貼り付けのオプション」が出てくるので、クリックしてください。

貼り付けのオプションの場所

ステップ4

出てきたメニューから「行/列の入れ替え」をクリックします。

行/列の入れ替えの場所

ちなみに貼り付けたい場所で「右クリック」→「行/列の入れ替え」でもOKです。

右クリックメニューにも行/列の入れ替えはある

完成!

無事、表の行と列を入れ替えられました!

行と列が入れ替えられた

ちなみにこの方法では、元の表を置き換えることはできません。

こんなエラーが出て、同じ場所に貼り付けできない
もりの

元の表とは別の場所に貼り付けないといけないのか。

表の行と列を同じ場所で入れ替えたいなら、行と列を入れ替えた後で元の表を消して、移動させてくださいな。

コピペの行列の入れ替えで書式も入れ替えるには

もりの

あれ、塗りつぶしとかの書式も入れ替わっちゃうの?

デザインもまるっと入れ替わってしまう

この方法だと値だけでなく、文字の色や塗りつぶしなどセルの書式も一緒に入れ替わっちゃいます。

やまの

そんな時は、書式のコピペをすればいいんよ。

行の行列を入れ替える際書式はしたい。

行と列の数が同じなら、書式のコピー、貼り付けをすればOKです。

こういう表なら簡単にできる

ステップ1

まずは先ほどご紹介した方法で、行列を入れ替えます。

コピペで行と列を入れ替える

ステップ2

「貼り付けのオプション」をクリックします。

貼り付けのオプション

ステップ3

出てきたメニューから、その他の貼り付けオプションのところにある「書式設定」をクリックしてください。

書式設定の場所

またはこちらも「右クリック」→「書式設定」でもOKですよ。

これも右クリックにある

完成!

無事、書式も入れ替えられました!

行列の数が同じなら、この方法で書式も入れ替えられる
やまの

行と列の数が違うなら、下記ページの書式のコピーを試してみてね。

表の行と列を入れ替えるショートカットキー

表の行と列の入れ替えは、ショートカットキーだけでもできます。手順は以下の通り。

  1. 「Ctrl + C」でコピー
  2. 「Ctrl + Alt + V」で形式を選択して貼り付けダイアログボックスを出す
  3. 「E → エンターキー」で行/列の入れ替え

3番目だけ、同時押しではなく順番に押してくださいね。

形式を選択して貼り付けダイアログボックス

【Excel・エクセル】表の行列(縦横)入れ替え2、TRANSPOSE関数

縦方向の範囲を横、横方向の範囲を縦に変換する関数、TRANSPOSE関数を使う方法もあります。
ちなみに読み方は「トランスポーズ」です。

やまの

使い方がちょっと難しいから、気を付けてね。

エクセル365の場合

エクセル365をお使いの方は、めっちゃ楽です!

縦横を入れ替えた表を出したい一番左上のセルをクリックして、「=TRANSPOSE(表の範囲)」と入力するだけ。
今回の例でいうと、セルG1ですね。

表の範囲は、行列を入れ替えたい表の範囲をドラッグするだけです!

ステップ1

まず、貼り付け先の範囲をドラッグして選択します。

もりの

さっそく、よく分かりません!

やまの

難しいよね。まずは完成形を思い出してみよう。

こんな感じで表の行と列を入れ替えたい
行と列を入れ替えた後をイメージして、範囲選択する
もりの

入れ替えた後の表がどのくらいの大きさになるのかイメージして、その分のセル範囲をドラッグすればいいんだね!

ステップ2

範囲選択したら、「=TRANSPOSE(」と入力します。

「=TRANSPOSE(」と入力
やまの

「=TRA」まで入力して「Tabキー」を押す、でもOKだよ。

ステップ3

元の表をドラッグしてください。

行と列を入れ替える前の表の範囲をドラッグ

ステップ4

式自体はこれで完成なので、「)」で締めます。
「=TRANSPOSE(A1:E6)」になっていればOKです。

ただ、これで終わりではないのでまだエンターキーは押さないでください!

もりの

押すところだったぁ……

ここで少し難しい言葉ですが、TRANSPOSE関数は「配列数式」にしないといけません。

もりの

配列数式……??

やまの

複数のセルに、同じ数式を同時に書くって感じかな。

細かい話は置いておいて、ここではいつものエンターキーではなく、「Ctrl + Shift + エンターキー」と、同時に押してください。

もりの

配列数式にするには、「Ctrl + Shift + エンター」っと。

完成!

無事、行と列が入れ替えられました!

数式バーを見てみると、先ほど書いたTRANSPOSE関数が、「{}」で囲まれていますね。

これが、配列数式ってことです。

関数で行と列を入れ替えできた!

TRANSPOSE関数のいいところは、入れ替え前の表と後の表がリンクしていることです。

やまの

入れ替え前の表を変更したら、入れ替え後の表にも反映されるんよ。

ちなみに、書式はコピーされないので、書式のコピーを使うといいですよ。

【Excel・エクセル】表の行や列の順番を入れ替える方法

データを入力している途中で、行や列の順番を入れ替えたいと思うこともありますよね。

順番通りにしたくてウズウズするぜ
やまの

なんと、「Shiftキー」を押しながらドラッグで、順番を入れ替えられるんよ。

詳しくは、下記ページにてご紹介しています!

やまの

ついでに、セルの入れ替え方法も。

これで、表の行と列を気にせず、作業できますね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 行と列を入れ替えるには「コピペ」→「貼り付けのオプション」→「行/列の入れ替え」
  • または入れ替え後の範囲を選択して「=TRANSPOSE(入れ替え前の範囲)」→「Ctrl + Shift + エンター」
  • エクセル365の場合は、貼り付けたいセルで「=TRANSPOSE(入れ替え前の範囲)」

行と列の入れ替えを動画で見る

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