【Word・ワード】赤い波線や青い二重線を消すには?
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文字を入力してたら、赤い波線や青い二重線が出てきたよ?
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それは入力ミスを、Wordさんが教えてくれているんです。
- 赤い波線は入力ミスの可能性あり
- 青い二重線は表記ゆれや文法の誤りの可能性あり
- 右クリックから、修正するか無視するか選べる
- Wordのオプション→「文章校正」→「入力時にスペルチェックを行う」で赤い波線を消す
- Wordのオプション→「文章校正」→「自動文章校正」で青い二重線を消す
【Word・ワード】赤い波線や青い二重線の意味とは?

文章を書いていたら、文字の下に赤い波線や、青い二重線が引かれることってありませんか?
「ナニコレ?消したい!」と思うかもしれませんが、これ、「入力ミスかもしれないよ!」とWordさんが教えてくれてるのです。
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Word2016以前は青い二重線ではなく、青い波線が引かれます。
強制的に赤い波線や青い二重線を非表示にもできますが、正しい文字列に修正すれば消えるので、まずは何が間違っているか確認することをオススメします!

ちなみに、これらの線は印刷はされませんよ。
赤い波線の意味
赤い波線はスペルミスなど、入力ミスかもしれない、という意味です。
以下のような場合に引かれます。
意味 | 例 |
---|---|
スペルミス | ![]() |
意味不明な日本語 | ![]() |
入力ミス? | ![]() |
青い二重線の意味
青い二重線は、文法の誤りや表記の揺らぎをがある、という意味です。
以下のような場合に引かれます。
意味 | 例 |
---|---|
表記の揺らぎ | ![]() |
文法の誤り | ![]() |
【Word・ワード】赤い波線や青い二重線を消すには
何か気になって仕方がない、赤い波線や青い二重線を消す方法を見ていきましょう。
入力ミスを修正して消す方法と、ミスなど関係なく線を表示させない方法があります。
動画もご用意したので、ぜひご覧ください!
赤い波線を修正して消す
ステップ1
まず、赤い波線が引かれた箇所で右クリックします。
「入力ミス?」と疑われていますね。

ステップ2
入力ミスだった場合、文字列を修正しましょう。
コレが正しいんじゃ!という場合は「無視する」、こういう言葉もあるんだよと単語を追加する場合は「辞書に追加」をクリックします。

スペルミスの赤い波線を右クリックした場合、正しいスペルの候補が出てきます。
クリックすれば、そのスペルに修正されます。
こりゃ便利。

修正する
正しい日本語に修正してあげると、赤い波線が消えました!

無視
「無視」をクリックすると、文字はそのままに赤い波線だけ消えました。

辞書に追加
「辞書に追加」をクリックすると、単語の登録ダイアログボックスが出てきました。
こういう単語があるんだよと教えるために、この単語を登録できます。

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単語登録はこっちで解説してるの。
青い二重線を修正して消す
ステップ1
青い二重線が引かれた箇所で、右クリックしてください。
メニューの一番上で、入力ミスに対してどうするか選べます。

ステップ2
入力ミスを修正するなら、「上の項目」をクリックします。
今回は「ら」抜き言葉でダメだったようです。
「ら」抜き言葉?大いに結構!意図してそう入力した場合は、その下の「無視」をクリックします。

表記の揺らぎの場合、上から
- もう片方に合わせる
- このままにしておく
- 線を無視する
を選べます。

修正する
修正する場合、上の項目「ら抜き 見られますか」をクリックします。
すると、自動で「見られますか」に変わり、青い二重線がなくなりました!

無視
無視するをクリックすると、文字はそのままに、青い二重線だけが消えました。

赤い波線、青い二重線を一気に確認する

一つ一つ右クリックして見ていくの?面倒~

スペルチェックと文章校正で、一気に確認できますよ。
ステップ1
「校閲タブ」→文章校正のところにある「スペルチェックと文章校正」をクリックしてください。

完了!
画面の右側に文章校正なるものが現れました。
右クリックしたときと同じように、修正すると、次の線が引かれた箇所に移ります。
ここから次々と修正していけます。

表記ゆれの場合
青い二重線で表記ゆれの場合、「校閲タブ」→言語のところにある「表記ゆれチェック」をクリックしてみてください。

表記ゆれチェックダイアログボックスから、文書内の表記ゆれを一括でどちらかに合わせられます。

【Word・ワード】赤い波線や青い二重線を非表示にする

あえてそういう書き方をしてるのに、いちいち一つ一つ消すのは面倒!

そんな時は、赤い波線などを非表示に設定しましょう。
さっそく、非表示のやり方を見てみましょう。
ステップ1
まず、「ファイルタブ」をクリックしてください。

ステップ2
画面が変わるので、左側の青い帯の一番下にある「オプション」をクリックします。
※「その他」の中にある場合もあります。

Wordのオプションダイアログボックスが出てきます。
ステップ3
左側のメニューから「文章校正」をクリックし、Wordのスペルチェックと文章校正のところを見てください。
「入力時にスペルチェックを行う」のチェックを外すと、赤い波線が非表示になります。
「自動文章校正」のチェックを外すと、青い二重線が非表示になります。

完了!
最後に「OK」をクリックすれば、赤い波線や青い二重線は消えます。


ただ、ここでの設定は、今後作成するすべてのワード文書に適用されます。

えー、この文書だけでいいんだけどな……
そんな時は、もう少し下にスクロールしたら出てくる「例外」を見てみてください。
「この文書のみ、結果を表す波線を表示しない」にチェックを入れると、この文書だけ赤い波線が非表示になります。
「この文書のみ、文章校正の結果を表示しない」にチェックを入れると、この文書だけ青い二重線が非表示になります。

「ら」抜き言葉の場合
表記ゆれはチェックしたいけど、見れる、食べれるなどの「ら」抜き言葉は青い二重線を非表示にしたい……
そういう時は、Wordのオプションの「文書のスタイル」を「くだけた文」に変えてみてください。
これで、「ら」抜き言葉の青い二重線は非表示になります。

線は無視しても問題はないですが、せっかくのワードの機能なので、上手に使って、正しい文章を書く手助けにしてくださいね!
それでは、お疲れさまでした!
- 赤い波線は入力ミスの可能性あり
- 青い二重線は表記ゆれや文法の誤りの可能性あり
- 右クリックから、修正するか無視するか選べる
- Wordのオプション→「文章校正」→「入力時にスペルチェックを行う」で赤い波線を消す
- Wordのオプション→「文章校正」→「自動文章校正」で青い二重線を消す
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