【Excel・エクセル】ピボットテーブルとは?作成から使い方まで

調べる,お役立ち

もりの

データを分析しないといけないけど、大量にあって何をどうすればいいのか……

やまの

そんな時は、ピボットテーブルが使えるかも。

今回のポイント
  • ピボットテーブルの作成は「挿入タブ」→「ピボットテーブル」
  • ピボットテーブルの使い方は、項目名をドラッグ&ドロップ

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 ピボットテーブルの練習ファイルダウンロード

もりの
 
 

一緒にやってみませんか?

【Excel・エクセル】ピボットテーブルとは

ピボットテーブルはデータを集計し、そのデータを分析しやすいように、簡単に見方を変えられる機能です。
ちなみにもりのは、ピポットテーブルとずっと読んでいました……。

たとえば、下図のような表から問題点を見つけないといけない場合。

ピボットテーブルの練習問題
ピボットテーブルで分析したい

ここから分析なんてどうすればいいか、フリーズしちゃいそうですが。

でも、とりあえずピボットテーブルを使ってみると……。

これがピボットテーブル
これがピボットテーブル

ピボットテーブルを使って、男女別に、各コースの点数の合計を出してみました。

男性はハイコースの点数は決して低くないですが、女性は低く評価しています。
また、男女ともプロコースの点数は高いことが分かりました。

やまの

こんな風に分析できるのが、ピボットテーブルなんよ。

もりの

初心者のボクには難しそう……

難しいかどうか、ピボットテーブルでの集計のやり方を見てみましょう!

【Excel・エクセル】ピボットテーブルの作り方

先ほどの表から、ピボットテーブルを作ってみたいと思います。

ステップ1

まず表をクリックして、「挿入タブ」→テーブルのところにある「ピボットテーブル」をクリックします。

ピボットテーブルの場所
ピボットテーブルの場所

ステップ2

「ピボットテーブルの作成ダイアログボックス」が出てきました。

  1. データ範囲…クリックした表の範囲になっていると思います。
  2. 配置する場所…ピボットテーブルの作成場所を決めます。
ピボットテーブルの作成ダイアログボックス
データ範囲と配置場所を決める

ステップ3

今回は、新規ワークシートを選んでみます。

新しくピボットテーブル用のシートを作る方ですね。

選んだら、「OK」をクリックしてください。

ピボットテーブルの作成ダイアログボックス
新しいシートに作るか、既存のシートに作るか

完成!

はい、これでピボットテーブルが作成できました!

ピボットテーブルの画像
新しいシートにピボットテーブルが作成された!
もりの

なんかよく分からない画面になったよぉ~

やまの

今度は、ピボットテーブルの使い方を見てみよう。

【Excel・エクセル】ピボットテーブルの使い方

男女別に、それぞれのコースの点数の合計を集計したいと思います。

基本は画面の右側にある「ピボットテーブルのフィールド」を使います。

上の方には、元の表の項目名(見出し)が並んでいます。

ピボットテーブルのフィールド
上の方は元の表の項目名

その下には、行やら列やら書いています。

行と列と値で、表(テーブル)を作成するようです。

列、行、値が並ぶ画面
下の方はピボットテーブルに何を入れるか

上の方にある「項目名(見出し)」を下の方にある「行」や「値」など、入れたい場所にドラッグ&ドロップしてみてください。

もりの

む、むむむ……?

やまの

やってみたらわかるよ。

ステップ1

では試しに、「コース」を「行」に、「点数」を「値」にドラッグ&ドロップしてみましょう。

項目を行にドラッグした画像
こんな感じで「行」に引っ張ってくる
項目を値にドラッグした画像
同じように「値」に引っ張ってくる

ステップ2

すると、ピボットテーブルに変化が!

「行」に入れたコース別に、点数の合計が集計できました。

コース別の合計点数が分かった
ピボットテーブルが自動で変わった

これだけでも、人気のコースなどが分かりますね。

ステップ3

列にも項目を入れてみましょう。

「年齢」を「列」までドラッグ&ドロップしてみてください。

項目を列にドラッグした画像
同じように「列」に引っ張るだけ

完成!

列に年齢が加わり、より詳しく分析できるようになりました。

列に年齢が入ったピボットテーブル
年齢別にも集計できた
もりの

プロコースは点数は高いけど、20代には全然ささってないんだね!

やまの

お、さっそく分析してるね。

複数の項目を入れる

行や列には、複数の項目を入れられます

男女別での評価を調べるため、「性別」を「行」に追加してみましょう。

やり方は同じで、項目名を「行」にドラッグ&ドロップするだけ。

行に項目をドラッグする画像
2コでも3コでも入れられる

行に性別が加わり、さらに細かい集計ができました!

性別が追加されたピボットテーブル
ピボットテーブルに性別が追加された!

ピボットテーブルが作れない、使えないときは

ピボットテーブルは、ブックの共有されたエクセルファイルでは使えません。
ブックのタイトルに[共有]と書かれてれば、ブックの共有がされています。

タイトルに[共有]と書かれた画像
タイトルに[共有]と書かれていないか確認

その場合はブックの共有を解除しないと、ピボットテーブルは使えません。

もりの

ブックの共有を解除するには、どうするの?

やまの

詳しくは、下記で紹介するね。

ピボットテーブルの削除方法

ピボットテーブルは、ピボットテーブル全体を選択してDeleteキーで削除できます。

ピボットテーブル全体が選択された画像
この状態でDelete

詳しくは、下記ページをご覧ください!

ピボットテーブルの更新方法

ピボットテーブルの元データを変更しても、ピボットテーブルには反映されません。

もりの

もう一回作れと言うのか……

やまの

ピボットテーブルを更新すればいいんよ。

ピボットテーブルは右クリック→「更新」で更新できます。

右クリックでの更新方法
右クリックで更新できる

詳しくは、下記ページをご覧ください!

ピボットテーブルで集計すれば、データの分析にきっと役立ちますよ!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • ピボットテーブルの作成は「挿入タブ」→「ピボットテーブル」
  • ピボットテーブルの使い方は、項目名をドラッグ&ドロップ