【Excel・エクセル】文字列を数値に一括変換する方法4選！VALUE関数など
数値が文字列になってるみたいで、計算できないよ！
文字列を数値に変換すれば、解決さ。
- 変換したいセル範囲を選択→「！」→「数値に変換する」
- 数値に変換するVALUE関数「=VALUE(変換したいセル）」
【Excel・エクセル】文字列を数値に変換したい
掛け算するPRODUCT関数を使って、単価×個数を計算しました。
が、なぜかうまく計算できません。
個数の表示形式を見てみると、「文字列」になっていました。
原因はこれですね。
数値は右寄せ、文字列は左寄せなので、そこからでも文字列かどうか判別できます。
よく見るとセルの左上に緑の三角マークがありますね。
出てきた「！」マークをクリックすると、同じように文字列だと教えてくれました。
このままじゃ計算できない！一括で文字列を数値に変換する方法はないの？
4つの方法があるよ、それぞれ見ていこう。
文字列を数値にする方法1，VALUE関数
VALUE関数は、文字列を数値に変換する関数です。
文字列とは別のセルに、数値に変換したいならVALUE関数を使います。
ちなみに読み方は、「バリュー関数」。
まさにこの時のための関数！
使い方も超絶簡単！！
=VALUE(文字列)
| VALUE | この中の文字列を数値に変換してね |
| 文字列 | 数値に変換したい文字列（セルでもOK） |
たったこれだけさ～。
セルG2の文字列を数値に変換するなら「=VALUE(G2)」でOK！
オートフィルでコピーすれば、文字列を一括で数値に変換できました！
VALUE関数を数値に変換したいなら、値で貼り付けるといいんよ。
VALUE関数をコピーして、同じ場所に「Ctrl」+「Alt」+「V」→「V」→「エンターキー」の手順で貼り付ければOKです。
文字列を数値にする方法2，数値に変換する、を使う （オススメ）
VALUE関数だと、掛け算の参照セルを変えるか、値にしたVALUE関数を個数の列に貼り付けないといけないね。
文字列をセルをそのまま数値に変換する方法もあるんよ。
文字列を数値に変換するなら、これが一番簡単です。
ステップ1
まずは数値に変換したいセル範囲を選択します。
ステップ2
左上に出てきた「！」マークをクリックします。
ステップ3
出てきたメニューから「数値に変換する」をクリックしてください。
完了！
無事、個数が数値に変換されました！
それにより計算式も、自動で正しく計算されましたね。
もしうまくいかない場合は、以下の方法も試してみてください。
文字列を数値にする方法3，1をかける
ステップ1
後で消すので、空いてるセルに「1」と入力してください。
ステップ2
1と入力したセルをコピーします。
ステップ3
数値に変換したセル範囲を選択します。
「右クリック」→「形式を選択して貼り付け」を選んでください。
またはショートカットキー「Ctrl + Alt + V」を押します。
ステップ4
形式を選択して貼り付けダイアログボックスが出てきました。
「乗算」をクリックしてチェックを入れて「OK」をクリックです。
またはショートカットキー「M → エンターキー」と順番に押す、でも構いません。
完了！
無事、個数が数値に変換されました！
それにより計算式も、自動で正しく計算されましたね。
セルの場所はそのままだから、楽だね！
あ、もう「1」はいらないから、消して大丈夫だよ。
文字列を数値にする方法4，区切り位置
もう一つ、区切り位置を使った方法もご紹介しますね。
ステップ1
まずは数値に変換したいセル範囲を選択します。
ステップ2
「データタブ」→データツールのところにある「区切り位置」をクリックしてください。
ステップ3
区切り位置指定ウィザードが出てくるので「完了」をクリックします。
完了！
これで、文字列を数値に変更できます！
が、元の設定によっては、文字列のままのことも……
その場合、表示形式を数値に変更します。
ステップ5
「ホームタブ」→数値のところにある「数値の書式（文字列と書いてあるところ）」→「数値」とクリックしていきます。
本当に完了
無事文字列が数値になり、正しく計算されました！
これで、数値が文字列になっていて計算できないときも、対処できますね！
それでは、お疲れさまでした！
- 換したいセル範囲を選択→「！」→「数値に変換する」
- 数値に変換するVALUE関数「=VALUE(変換したいセル）」