【Excel・エクセル】HYPERLINK関数の使い方|ハイパーリンクを一括

リンク

HYPERLINK関数の使い方
もりの

複数のURLにハイパーリンクを一括で入れられないかね?

やまの

HYPERLINK関数を使うといいんよ。

今回のポイント
  • ハイパーリンクを一括設定するなら「HYPERLINK関数」
  • =HYPERLINK(リンク先,別名)
  • ハイパーリンクのセルを選択するには、セルを長押し

スポンサーリンク

【Excel・エクセル】ハイパーリンクを設定できるHYPERLINK関数

ハイパーリンクは「挿入タブ」→「リンク」から設定できますよね。

リンクの場所
リンクの場所

ただ、複数のURLに一括でハイパーリンクを入れたい場合。

1つずつ設定するのは大変です。

リンクされていないURL
それぞれにハイパーリンクを入れたい

そんな時に使えるのがHYPERLINK関数です。
その名の通り、ハイパーリンクを設定する関数ですね。

ちなみに読み方は、「ハイパーリンク関数」です。

まずは、使い方を見てみましょう。

HYPERLINK関数の使い方

HYPERLINK関数の書き方

=HYPERLINK関数(リンク先,[別名]……)

リンク先移動先のアドレス
別名表示する文字列(省略するとリンク先が表示)
やまの

リンク先は、webページ以外も設定できるよ。

例えば以下のようなものが、リンク先に使えます。

パソコン内のファイル“C:\Users\~~"
別シートのセルSheet2!C4
別ブックのセル“D:\~~[a.xlsx]Sheet1′!$A$13"
メールアドレス“mailto:sakusaku@example.com"
もりの

自分で入力するなら、「"」で囲むんだね。

次の表のURLをHYPERLINK関数を使って、ハイパーリンクにしてみましょう。

※実際に操作できます。

いちいちスクロールするのは面倒なので、別タブか別ウィンドウで開くの推奨です!

やまの

=HYPERLINK(A2)で、求められるよ。説明するね。

ステップ1

まず、「=HYPERLINK(」と入力します。

ちょっと長いので「=HY」まで入力してTabでもいいですよ。

「=HYPERLINK(」と入れる画像
まずは関数名

ステップ2

次に、リンク先のアドレスを設定します。

直接URLなどを入力してもいいですし、アドレスが書かれたセルを参照もできます。

今回はURLが書かれたセルA2をクリックしてください。

リンク先アドレスを設定する画像
リンク先アドレスを設定

完成!

これで式は完成です。

Enterを押せば、URLにハイパーリンクが挿入されました!

URLがハイパーリンクになった画像
URLがハイパーリンクになった!

オートフィルすれば、複数のURLを一括でハイパーリンク化できました!

ハイパーリンクを一括挿入した画像
ハイパーリンクを一括で!

別名の使い方

ステップ1

ちなみに、リンク先の後に「,」を入れて、文字列を入力してみてください。

HYPERLINK関数の別名を設定した画像
文字列なので「"」で囲んでね

完成!

Enterを押せば、URLではなく入力した文字列が表示されました。

別名を設定したハイパーリンク
リンクの文字も自由に変えられる

ハイパーリンク設定したセルを選択したい場合

HYPERLINK関数を書いたセルを選択しようと思い、クリックしたら、リンク先に飛んでイラっとしたことありませんか?

ポインタが指のマークに変った画像
セルをクリックできない
もりの

はい、私です。

やまのののんびりした顔
やまの

セルを選びたいなら、次の方法を試してね。

ステップ1

クリックした指を離さず、しばらく押したままにしてください。

左クリックを押しっぱなしにする画像
左クリックを押しっぱにする

ステップ2

マウスポインタの形が、いつもの十字に変りました!

これでセルを選択できました。

セルを選択できた画像
セルを選択できた

ステップ3

内容を変更するならF2を押します。

これで文字の入力ができるようになります。

左クリックを押しっぱにする

これで、より簡単にハイパーリンクが設定できますね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • ハイパーリンクを一括設定するなら「HYPERLINK関数」
  • =HYPERLINK(リンク先,別名)
  • ハイパーリンクのセルを選択するには、セルを長押し