【Excel・エクセル】IF関数で複数条件を指定したい!IFS関数、入れ子、関数の組み合わせ

もりの

IF関数で、複数条件って使えないの?

やまの

IF関数の入れ子か、IFS関数を使うといいんよ。

今回のポイント
  • IF関数で複数条件を指定するならIFS関数
  • IF関数の中にIF関数を入れる、入れ子でもOK
  • and関数やor関数と組み合わせてもOK

スポンサーリンク

 IFS関数の使い方の練習ファイルダウンロード

もりの

一緒にやってみませんか?

【Excel・エクセル】IF関数で複数条件に分岐させるには

IF関数では1つの条件しか指定できません。

「80点以上なら合格、未満なら不合格」はIF関数でもできますが、「80点以上なら良、60点以上なら可、60点未満なら不可」のように、複数の条件は指定できません。

複数条件を指定したいなら、方法は2つ。
IF関数の中にIF関数を入れる入れ子/ネストか、IFS関数を使う、です!

やまの

IFS関数を使う方が、簡単!

IFS関数を使えば、2つ、3つ、4つ……10個以上の条件も、簡単にできるんです。
もちろん入れ子でも同じようにできますが、ちょっと式が複雑になってしまいます。

ただ、IFS関数はExcelのバージョンが2016以降でないと使えません
それ以前のバージョンをお使いの場合、複数条件は入れ子を使いましょう。

ちなみに読み方は「イフス関数」「イフズ関数」「イフエス関数」など。

【Excel・エクセル】IFS関数の使い方

ではさっそく、関数の使い方を見てみましょう!

IFS関数の書き方

=IFS(理論式1,値が真の場合1,理論式2,値が偽の場合2……)

やまの

これを100個以上続けられるんよ。

IFもし
理論値この数式が合っていたら
値が真の場合こうしてね
簡単に言うと 

=IFS(もしこの式が,当てはまればこうしてね,この式が,当てはまればこうしてね……)

条件(理論式)がかぶる場合は、先に書いた条件が優先されます。

例えば条件1が90以上、条件2が80以上で、数値が100の時。
条件1、2どちらも満たしていますが、先に書いた90以上の結果が表示されるのです。

IFS関数の練習問題

点数によってA~Dまでランク付けしたいと思います。

セルC2に、点数が80点以上でA、70点台でB、60点台はC、60点未満はDと、4つの条件をIFS関数で出してみましょう!

IFS関数の練習問題
複数の条件で結果を分岐したい
やまの

=IFS(B2>=80,"A",B2>=70,"B",B2>=60,"C",B2<60,"D")になるよ。説明していくね。

ステップ1

答えを出したいセルC2に、「=IFS(」と入力します。

「=IFS(」と入力した画像
まずは関数名

ステップ2

1つ目の条件「もしこの式が」の部分は、「もりのの点数が80点以上」になりますね。

もりのの点数はセルB2に書いてあるので、セルB2をクリックしましょう。

理論値を入力する画面
点数が

ステップ3

“以上"は不等号を使います。

算数で以上は「≧」と書きますが、エクセルでは大なり(>)とイコール(=)を分けて書きます。

80点以上なら、「>=80」ですね。

理論値を入力する画面
80点以上
やまの

数値を比較するときは、次の記号を使ってね。

AはBより大きいA>B
AはB以上A>=B
AはBと同じA=B
AはB以下A<=B
AはBより小さいA<B
AはBと違うA<>B
もりのの笑った顔
もりの

これで一つ目の条件は完成だね!

やまの

次の結果を書く前に、「,(カンマ)」を忘れないでね。

ステップ4

次に「こうしてね」の部分。

点数が80点以上だったら「A」と表示させたいので、「"A",と入力してください。

真の場合を入力した画像
80点以上なら「A」と表示
やまの

文字列は「"(ダブルクォーテーション)」で囲んであげてね。

もりの

次の条件に移るから、「,(カンマ)」も忘れないようにっと。

ステップ5

同じ要領で、2つ目から4つ目までの条件をつなげていきます。

0点台ならB、60点台ならC、60点未満ならDまで書いてきましょう。

IFS関数の使用例
条件と真の値を連続で書いていくだけ
もりの

最後の条件は60点未満だから、「<60」になるのか。

完成!

書き終わったらエンターキーで確定します。

もりのは68点、60点以上70点未満なので、Cランクになりました。

IFS関数で答えを出した画像
60以上70未満なのでC

オートフィルでコピーしてみると、ちゃんと条件で結果を分岐できていますね!

IFS関数の完成図
複数条件で結果を分岐できた

条件を4つ、5つと増やしたいときは、「,(カンマ)」でつなげて理論値と真の場合を追加すればOKです。

もりの

10個以上の条件も、コレならできるね!

【Excel・エクセル】IF関数を入れ子にして複数条件を指定する

IF関数の中にIF関数を入れる、いわゆる入れ子(ネスト)でも、複数条件で結果を分岐できます。

先ほどと同じようにセルC2に、点数が80点以上でA、70点台でB、60点台はC、60点未満はDと、4つの条件を、IF関数を入れ子にして出してみましょう!

IF関数入れ子の練習問題
複数の条件で結果を分岐したい
やまの

ちなみに、IF関数の書き方はこうだよ。

IF関数の書き方

=IF(理論式,値が真の場合,値が偽の場合)

ステップ1

まずは関数名。

答えを出したいセルC2に「=IF(」まで入力してください。

IF関数の書き方1
まずは関数名

ステップ2

次に1つ目の条件。

コレはIFS関数と全く同じです。
点数が80点以上なので、「B2>=80,」でしたね。

最後の「,」も忘れずに。

1つ目の条件
条件1を入力

ステップ3

次は先ほどの式に当てはまった場合。

ここもIFS関数と同じです。
Aと表示させたいので、「"A",」と入力します。

真の場合A
Aと表示させる
もりの

ここまではIFS関数と一緒。

ステップ4

さてIFS関数では次の条件を書きますが、IF関数はそうはいきません。

IF関数では続きに、理論式が当てはまらなかった場合を書かないといけないからです。

もりの

ここでBって書くと、C、Dの条件は書けなくなるなぁ。

そこで、もう一度IF関数を書くんです!

IF関数の途中ですが、「IF(」と入力してください。

IF関数を入れ子にした画像
IFの中にIFを入れる!
やまのののんびりした顔
やまの

これこそが入れ子!

ステップ5

2つ目の条件と結果を入力していきます。

今回は70点以上でBとしたいので「B2>=70、"B",」ですね。

2つ目の条件を入力する画像
2つ目の条件を書く
もりの

IFS関数の「,」を「IF(」に置き換えれば良さそうだね。

ステップ6

さらに条件があれば、さらにIF関数でつなげていきます。

IFで条件をつなぐ画像
IFで条件をつないでいく
もりの

4つ、5つって条件を増やすなら、IFでつなげるのか。

ステップ7

最後もIFS関数とちょっと違います。

IFS関数は60未満という条件を書きましたが、IF関数では最後の条件は書かなくてOKです。

そのまま「"D"」と入力します。

最後の条件を割愛した画像
最後の条件は書かなくてOK
やまの

どれにも当てはまらなかった場合ってことになるからね。

ステップ8

最後にカッコを閉じますが、中のIF分のカッコ閉じも必要なので、ご注意ください。

カッコを閉じる画像
カッコ閉じの数に注意!

完成!

オートフィルでコピーすれば、IF関数を入れ子にしても、複数条件で結果を分岐できました!

複数条件を指定できた画像
複数条件を指定できた
もりのの笑った顔
もりの

IFS関数もIF関数の入れ子も、結果は同じなんだね!

【Excel・エクセル】IF関数と他の関数を組み合わせて複数条件を指定する

先ほどはIF関数の中にIF関数を入れましたが、条件によっては他の関数の方が便利です。

AND関数と組み合わせて複数の条件をすべて満たすとき、を指定する

複数の条件を同時に満たすとき、としたいなら、AND関数を使います。

AかつBといった条件が指定できます。

IF関数とAND関数の組み合わせ例
IF関数とAND関数の組み合わせ例

詳しくは、下記ページでご紹介しています!

OR関数と組み合わせて複数の条件のどれかを満たすとき、を指定する

複数の条件のうちどれかを満たすとき、としたいなら、OR関数を使います。

AまたはBといった条件が指定できます。

IF関数とOR関数の組み合わせ例
IF関数とOR関数の組み合わせ例

詳しくは、下記ページでご紹介しています!

これで、条件を指定した計算も思いのままですね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のポイント
  • IF関数で複数条件を指定するならIFS関数
  • IF関数の中にIF関数を入れる、入れ子でもOK
  • and関数やor関数と組み合わせてもOK

数式・関数,Excelif

Posted by morino