【Excel・エクセル】表に枠線を!罫線の引き方、消し方

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もりの

表に枠線を引いて、見やすくしたいんだ。

やまの

それなら罫線を引くといいんよ。

今回のポイント
  • 罫線は「ホームタブ」→「罫線ボタン下向き三角」など
  • 斜線は「罫線ボタン下向き三角」→「罫線の作成」or「その他の罫線」
  • 罫線を消すには「ホームタブ」→「罫線ボタン下向き三角」→「なし」など

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 罫線の練習ファイルダウンロード

もりの
 
 

一緒にやってみませんか?

【Excel・エクセル】罫線を引くと、表を見やすくなる

表に罫線を引くだけで、見やすさがアップします。
線の太さや種類を場所によって変えると、さらに理解が深まる表になること間違いなし!

罫線を引いた表と引いてない表を比べると、枠のある表の方が見やすいですね。

罫線を引いた表と引いてない表
左が罫線を引いてない、右が罫線を引いている表
もりの

二重線や斜線も引けるんだね。

そのほか線の太さを変えたり、点線にしたり、線の色を変えたりもできます。

ここで罫線の引き方から太さ、斜線や二重線などの引き方などなどを覚えて、効率よく見やすいデータ作成をしちゃいましょう!

もりの

でも、塗りつぶししなかったら、薄く線が引かれてるよね?

エクセルに最初から入った線
エクセルに最初から入った線
やまの

エクセル上ではセルの境界線が見えてるけど、印刷するとアレ消えるんよ。

印刷したときに見やすくなるように、罫線は引いておくといいかもしれません。

ちなみにエクセルさんは、この薄い線を「枠線」、これからご紹介する線を「罫線」と区別しています。

同じと思っていたら、「枠線」と「罫線」に違いがあったんですね……。

罫線と枠線の違い
罫線と枠線の違い
やまの

枠線を引いた表の作り方を見ていこう!

【Excel・エクセル】罫線の引き方

やまの

罫線の引き方は3種類あるから、一つずつ見ていこう。

罫線の引き方1、一覧から選ぶ

一番オーソドックスなのが、これでしょうか。

ステップ1

まず、枠線を引きたいセルをドラッグして選択します。

今回はまず、セルA1からセルD7までに格子状の罫線を引きたいので、セルA1からD7までをドラッグしますね。

線を引きたいところを選択した画像
線を引きたいところを選択

ステップ2

「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックしてください。

罫線ボタンの側にある下向き三角の場所
罫線ボタンの側にある下向き三角の場所

ステップ3

すると、引ける罫線の一覧が出てきました。

この中から引きたい罫線をクリックすれば、罫線が引けます。

罫線の一覧
罫線の一覧

よく見ると、それぞれのアイコン罫線のアイコンは四角が4つ並んでいますね。
この一つ一つがセルで、実線で引かれているのが、実際に引かれる線ということです。

たとえば一番上の下罫線は、セルの下側だけが実線です。

つまり、ドラッグした範囲のうち底辺だけに線を引きますよ、ということですね。

下罫線のアイコン
下罫線のアイコン

ステップ4

今回は、セルの辺すべてに実線を引きたいので、「格子」を選んでください。

格子の場所
格子の場所

完成!

無事、格子状の罫線が引けました!

罫線が引かれた表
選んだセルに枠線が引けた!

ちなみに、リボンにある罫線のマークは、最後に選んだ種類に変わります。
同じ種類の罫線を引く時は、便利ですね。

開いた時の罫線のマーク
開いた時は下罫線
格子を選んで罫線マークが格子になった画像
格子を選ぶと、罫線マークも格子に

太線や二重線を引くには(一覧から選んで引く場合)

やまの

太線や二重線もできるよ。

太線を引く方法

1行目の底辺に、太線を引いてみましょう。

ステップ1

太線を引きたい範囲をドラッグします。

「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックしてください。

罫線ボタンの側にある下向き三角の場所
罫線ボタンの側にある下向き三角の場所

ステップ2

出てきた罫線の一覧から、「下太罫線」をクリックしてみてください。

下太罫線の場所
下太罫線をクリック

完成!

無事、ちょっと太い罫線が引けました!

下太罫線を引いた表
下太罫線が引けた!

二重線を引くには

二重線も同じように一覧から「下二重罫線」をクリックすれば、引けます。

ステップ1

二重線を引きたい場所をドラッグして、「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックします。

引きたい場所をドラッグ
引きたい場所をドラッグ

ステップ2

出てきたメニューから、「下二重罫線」をクリックします。

下二重罫線をクリック
下二重罫線をクリック

完成!

無事、二重線が引けました!

二重線が引けた!
二重線が引けた!

罫線の引き方2、鉛筆

もりの

引きたい線が一覧になかったら、どうするの?

やまの

確かに、二重線を縦に引きたいときや、例題みたいな斜めの線は一覧にはないね。

罫線を引いた表と引いてない表
左が罫線を引いてない、右が罫線を引いている表

一覧にない罫線を引く方法は、2つあります。
その一つが「罫線の作成」を使って、マウスで線を引きたい部分をなぞる方法。

もりの

お絵描き的な感じでできるんだね。

ステップ1

罫線の作成の使い方は、まず「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックしてください。

罫線ボタンの側にある下向き三角の場所
罫線ボタンの側にある下向き三角の場所

ステップ2

出てきたメニューから、「罫線の作成」をクリックしてください。

罫線の作成の場所
罫線の作成の場所

すると、マウスポインタの形がえんぴつのようなマークに変りました!

マウスポインタがえんぴつ変わった画像
マウスポインタがえんぴつに変身

ステップ3

この状態でドラッグすると、ドラッグした範囲分の罫線が引けましたね。

セルの線に沿って一本線を引くこともできます。

ドラッグした分だけ罫線が引かれた画像
ドラッグした分だけ罫線が引かれた
直線を引いた画像
直線も引ける

鉛筆で格子状の罫線を引くには

えんぴつ状態でドラッグすると、ドラッグした大きさの外枠しか罫線が引けません。

ドラッグした外枠だけ罫線が引かれた画像
罫線が引かれるのは周りだけ
もりの

ドラッグした範囲のセル、全部に罫線が引きたいなぁ。

グリッド線をドラッグで引く画像
ドラッグしたセルすべてに罫線を引きたい
やまの

もちろん、対応しているさぁ。

ステップ1

「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックしてください。

罫線ボタンの側にある下向き三角の場所
罫線ボタンの側にある下向き三角の場所

ステップ2

罫線の作成の一つ下にある「罫線グリッドの作成」をクリックします。

罫線グリッドの作成の場所
罫線グリッドの作成

ステップ3

あとは、格子状の罫線が引きたいセル範囲をドラッグするだけ!

斜めにドラッグする画像
同じ要領でドラッグすれば

完成!

無事、ドラッグだけで格子状の罫線が引けましたね!

格子状の罫線が引けた画像
格子状の罫線が引けた!

斜線(斜めの罫線)を引くには(鉛筆で引く場合)

もりの

斜めに線を引くにはどうするの?

セルに斜めにシュッと、斜線を引きたいときもありますよね。

斜線が引かれた画像
斜線が引かれている

これはそのまんま、鉛筆を斜めにドラッグすればOKです。

やまの

でも、ちょっとだけ注意点。

斜線は1つのセルにしか引けません。

複数のセルをまたがった斜線は引けないので、ご注意ください。

2セル以上にまたがった斜線は引けない
斜線は1セルずつ

では、実際に引いてみましょう。

ステップ1

セルの左上でクリックしたまま、右下へドラッグです。

斜線を引く画像
セルを斜めにドラッグ

ステップ2

成功すると、斜めの線が引かれます。

太い斜線が引かれた画像
成功したら太い線が引かれる
もりの

あれ、線は細くしたはずだよ?

やまの

大丈夫、線が引けたらマウスから指を離してみて。

完成!

指を離すと、細い線になりました。

斜線を引けた画像
斜線がちゃんと引かれた

ちなみに右上から左下に向かって引くと、逆向きの斜線も引けます。

左上から右下に引く斜線と合わせて、バツ印のようにだってできます。

両方の車線を付けた画像
斜線でバツ印もできる

罫線の太さや種類を変更する(鉛筆で引く場合)

もりの

罫線の作成だと、太線や二重線、点線なんかは引けないの?

やまの

線のスタイルを変更すれば、枠線を太くしたりできるんよ。

ステップ1

罫線の太さを変更するには、まず「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックしてください。

罫線ボタンの側にある下向き三角の場所
罫線ボタンの側にある下向き三角の場所

ステップ2

出てきたメニューから、下の方にある「線のスタイル」をクリックします。

線のスタイルの場所
線のスタイルの場所

ステップ3

すると、いろんな種類の線の一覧が出てきました。

この中から引きたい線を選びます

線のスタイルのメニュー
線の種類を選べる

縦の太線を引く

もりの

つまり縦の直線を引けば、縦の太線や二重線も引けるのか!

ステップ1

今回は太線にしたいので、上から9番目の太い線をクリックしてください。

太線をクリックした画像
太線をクリック

ステップ2

マウスポインタが鉛筆の形に変るので、そのまま線を引きたい枠をドラッグすればOKです。

今回はA列とB列の間の縦線を太くしたいので、セルA1とB1の間をクリックして、そのまままっすぐ7行目までドラッグしてください。

縦に太線を引く画像
縦にまっすぐドラッグする

完成!

無事、縦に太線が引けました!

線のスタイルを二重線にすると、縦の二重線が引けますね。

縦の太線を引いた画像
縦の太線が引けた!

線のスタイルを変更すると、それ以降引く線はすべて最後に選んだ線のスタイルになります。

通常の線を引く場合は、同じ方法で細い線に変えておきましょう。

罫線の引き方3、セルの書式設定

縦線も斜線も一気にババっと枠線を引きたい!

という方には、セルの書式設定から罫線を引く方が便利ですよ。

ステップ1

罫線を引きたい範囲をドラッグして選択してください。

一つのセルだけに罫線を引く場合は、そのセルだけをクリックします。

罫線を引きたい範囲をドラッグした画像
罫線を引きたい範囲をドラッグ

ステップ2

「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックしてください。

罫線ボタンの側にある下向き三角の場所
罫線ボタンの側にある下向き三角の場所

ステップ3

出てきたメニューから、一番下にある「その他の罫線」をクリックします。

その他の罫線の場所
その他の罫線の場所

すると、セルの書式設定ダイアログボックスが出てきました。

罫線タブになっていることを確認します(なってると思いますが)。

セルの書式設定ダイアログボックス
セルの書式設定ダイアログボックス

ステップ4

「線」では「線のスタイル」「線の色」を選べます。

「プリセット」では、選んだ範囲の「外枠」「内側」すべてに線を引けます。

「罫線」では、線を引く場所を細かく決められます。

セルの書式設定から罫線を引く画像
線のスタイルと罫線を引く場所の組み合わせ
もりの

囲み線を引く場合は、外枠を選べばいいんだね。

太線を引く

セルの間の縦線だけ太線にしたい場合、スタイルから太い線をクリックして、罫線から真ん中を走る線をクリックします。

真ん中の縦線を太くした画像
部分的に線を変えたいときは、その部分だけクリック

斜線を引く

右下、左下の斜め線をクリックすれば、範囲すべてに一気に斜線が引けます。

引きたい場所に線が引けたら、「OK」をクリックしてください。

セルの書式設定から斜線を引いた画像
斜線も一気に引ける

完成!

無事、指定した通りの罫線が引けました!

セルの書式設定から実際に枠線を引いた画像
指定した罫線が引けた
やまの

やりやすい方法で試してみてね。

【Excel・エクセル】罫線を消すには

罫線を消すのも、3つの方法があります。

こちらもやりやすい方法を1つ覚えれば、ほぼほぼ大丈夫です!

罫線を消す方法1、罫線ボタン

ステップ1

まず、罫線を消したい範囲をドラッグします。

1つのセルだけの場合、該当のセルだけをクリックすればOKです。

ドラッグして選択した画像
枠線を携帯ところをドラッグして選ぶ

ステップ2

「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックしてください。

罫線ボタンの側にある下向き三角の場所
罫線ボタンの側にある下向き三角の場所

ステップ3

出てきたメニューから「枠なし」をクリックします。

枠なしの場所
枠なしの場所

完了!

はい、これで枠線がすべて消えました!

罫線が消せた画像
枠線がきれいさっぱりなくなった

罫線を消す方法2、消しゴムでなぞって消す

鉛筆でドラッグして罫線を引いたように、消しゴムでドラッグして罫線を消せます。

ステップ1

「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックしてください。

罫線ボタンの側にある下向き三角の場所
罫線ボタンの側にある下向き三角の場所

ステップ2

出てきたメニューから、「罫線の削除」をクリックしてください。

罫線の削除
罫線の削除

すると、マウスポインタの形が消しゴムに変りました!

マウスポインタの形が消しゴムになった画像
消しゴムに変身

ステップ3

この状態で消したい部分をドラッグすると、その部分の罫線が消えます。

消しゴムでドラッグする画像
消したい部分をドラッグすると
ドラッグした部分だけ罫線が消えた画像
その部分の罫線が消えた

罫線を消す方法3、セルの書式設定

今までの方法は罫線をクリアして、すべてなかったことにする方法でした。

もりの

たとえば斜線だけ消したいってときは、どうするの?

やまの

セルの書式設定から消せばいいんよ。

ステップ1

罫線を消したい範囲をドラッグします。

1つのセルだけの場合、該当のセルだけをクリックすればOKです。

ドラッグして選択した画像
枠線を携帯ところをドラッグして選ぶ

ステップ2

「ホームタブ」→フォントのところにある「罫線ボタン」の右側にある「▼(下向き三角)」をクリックしてください。

罫線ボタンの側にある下向き三角の場所
罫線ボタンの側にある下向き三角の場所

ステップ3

出てきたメニューから、一番下にある「その他の罫線」をクリックします。

その他の罫線の場所
その他の罫線の場所

セルの書式設定ダイアログボックスが出てきました。

ドラッグした範囲の罫線が、反映されていますね。

セルの書式設定ダイアログボック
セルの書式設定ダイアログボック

ステップ4

罫線をすべて消すならプリセットの「なし」をクリックします。

罫線がすべて消えた画像
プリセット「なし」で線が全て消せる

一部の罫線だけ消す場合は、消したい線をクリックします。

一部の線だけ消せた
該当の線クリックでその線だけ消せる
やまの

ちなみに表に罫線を引くなら、表が出来上がった後がおすすめだよ。

もりの

途中で表のレイアウトを変えることになったら、せっかくの罫線が台無しだもんね。

コピペしたら罫線が消える場合は

罫線は書式の一部です。

なので、ほかのセルをコピーして罫線を引いたセルにそのまま貼り付けると、せっかく引いた罫線が消えるのです。

罫線がないセルをコピペしようとする画像
罫線のないセルをコピーして、罫線が引かれたセルに貼り付けると
罫線が消えた画像
罫線が消えた!

その場合は「値で貼り付け」や「罫線なし(罫線を除くすべて)」など、貼り付けのオプションから選んであげてください。

貼り付けのオプション
罫線なし

ちなみに、罫線は書式のコピーで別のセルにコピペもできます。
同じ形の表がいくつもある場合に、とっても便利です!

罫線をうまく活用して、見やすい表作りに役立ててください!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 罫線は「ホームタブ」→「罫線ボタン下向き三角」など
  • 斜線は「罫線ボタン下向き三角」→「罫線の作成」or「その他の罫線」
  • 罫線を消すには「ホームタブ」→「罫線ボタン下向き三角」→「なし」など

枠線のある表の作り方を動画で見る

Excel,セルの管理,

Posted by morino