【Word・ワード】閲覧モードとは?解除するには?表示モードの話

表示

もりの

文書が長くなりすぎて、修正しようにも分かりにくいよぉ。

そらの

そんな時は、表示モードを変えてみましょう。

今回のポイント

  • 表示モードは「表示タブ」→表示の5つのアイコンで切り替える
  • またはステータスバーから切り替えできる
  • 閲覧モードを解除するには「表示タブ」→「文書の編集」またはステータスバーから表示モード切替

スポンサーリンク

[ad03]

 表示モードの練習ファイルダウンロード

もりの
 
 

一緒にやってみませんか?

【Word・ワード】表示モードとは?

いつものワードの表示だと、とても長い文書や画像がたくさん入った文書を読み返すとき、確認しにくく感じませんか?

もりの

誤字脱字がないかチェックしたいのに、画像が多くてなかなか見られない……

そんな時、文字の確認がしやすいモードや、電子書籍のように読めるモードがあれば、楽ですよね。
それを叶えてくれるのが、「表示モード」です。

全部で5つの表示モードがあり、シーンに応じて見やすい表示モードに切り替えれば、作業もよりスムーズになるかもしれません。

文書を開いた時、デフォルトでは「印刷レイアウト」になっています。
いつも使っている見慣れた表示モードですね。

これが印刷レイアウトモード

印刷レイアウトモードはその名の通り、印刷したときの結果を表示してくれるモードです。
ワードは印刷して使うことも多いでしょうから、基本はこのモードを使います。

もりの

これ以外の表示方法があるの?

そらの

はい、試しに別のモードに切り替えてみましょう。

表示モードを切り替えるには、二つの方法があります。

【Word・ワード】 表示モードをタブで切り替える方法

「表示タブ」→表示のところにある「閲覧モード」「印刷レイアウト」「webレイアウト」「アウトライン」「下書き」

表示モードの場所

これが5つの表示モードですね。切り替えたい表示モードをクリックすれば、その表示モードに切り替わります。

閲覧モードとは?

閲覧モードは、電子辞書を読むような感覚で文書が読める表示モードです。
閲覧が目的なので、文書の編集はできません

マウスのホイールでスクロールするか、左右の矢印をクリック、キーボードの矢印キーから、ページを移動します。

電子辞書を読んでいるような感覚で確認できる

また、ウィンドウの大きさを調整すると、それに合わせて文字の改行位置などが変わります。

表示タブをクリックしてみると、今までのリボンとは内容がガラッと変わっています。
ここには、快適に閲覧できる機能が集まっています。

快適に閲覧するためのメニューがずらり
そらの

いくつか便利な機能をご紹介しますね。

ページの色

真っ白な画面をずっと見ていると、目が疲れてきますよね。ページの色を変えると、背景を目に優しい色に変えられます。
選べるのは白、セピア、反転の三つです。

背景色を選べる

反転にするとこんな感じに。

目にはとってもよさそう

ナビゲーションウィンドウ

ナビゲーションウィンドウは、ワードの検索機能のようなものです。

ナビゲーションウィンドウの場所

単語検索や見出し(アウトライン)、ページを指定して、その場所にジャンプできます。

これがナビゲーションウィンドウだっ!

音声読み上げ

なんと、音声読み上げ機能までついています!

音声読み上げの場所

漢字の読み方など、完ぺきではない部分もありますが、目が疲れていても確認できたり、校正などでは目と耳でチェックできたりと、何かと使えそうな機能ですね。

閲覧モードを解除するには?

もりの

ところで、思った以上の変わりっぷりだね。元の表示にはどうやって戻すの?

画面がガラッと変わり、先ほどまで使っていたリボンがなくなるので、ナニコレ!どうやって元に戻すの!?と焦ってしまう方も多いようです。

元に戻すには、「表示タブ」→「文書の編集」をクリックすればOKです。

文書の編集の場所
そらの

あとでお伝えする、ステータスバーからも解除できますよ。

webレイアウト・アウトライン表示・下書き

残りの表示モードは、「webレイアウト」「アウトライン表示」「下書き」の3種類です。

webレイアウト

webブラウザで文書を開いた時に、どういう表示になるかを確認する表示モードです。
文書をwebページとして保存したときの話ですね。

webレイアウト、印刷レイアウトのような灰色の部分はない

アウトライン表示

アウトライン表示は、文書に見出しを付けた時に、全体を把握しやすくなる表示モードです。
見出しを表示させたり折り畳んだり、見出しの順番を入れ替えたりできるので、とっても便利。

見出しを含む文書を作る場合は、切り替えてみると分かりやすくなるかもしれません。

アウトライン表示、見出し単位で操作できる

下書き

下書きは、長い文章を書く時の下書きとして使えるモードです。

挿入した画像などは表示されなくなり、文字を書くことだけに特化しています。

webレイアウトではこう見える箇所が
下書きだとこうなる

画像などをたくさん使った文書で、文字だけを確認したいときなんかも使えますね!

【Word・ワード】 表示モードをステータスバーで切り替える方法

今まではリボンから表示モードを切り替えていましたが、じつはもっと簡単に切り替えられる場所があります。

ステータスバーです。
表示モードの切り替えは画面の右下にある、パーセントの横にあるアイコンですね。

ステータスバーの場所

ステータスバーでは、左から「閲覧モード」「印刷レイアウト」「webレイアウト」を切り替えられます。
閲覧モードでもステータスバーは使えるので、閲覧モードを解除するには、真ん中の印刷レイアウトをクリックすればOKってわけです。

作成している文書の内容に応じて表示モードを切り替えれば、効率よく作業ができますね!

それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい

  • 表示モードは「表示タブ」→表示の5つのアイコンで切り替える
  • またはステータスバーから切り替えできる
  • 閲覧モードを解除するには「表示タブ」→「文書の編集」またはステータスバーから表示モード切替

スポンサーリンク

[ad01]