【Word・ワード】ほかの人へのコメントの入れ方!削除や非表示の方法も

文書の確認を頼まれたんだけど、どうやって伝えればいいかな?

コメント機能を使って、文書にコメントを挿入しましょう。
- コメントの挿入は「文字列を選択」→「校閲タブ」→「新しいコメント」
- コメントの削除は「校閲タブ」→「削除」
- コメントを非表示にするには「校閲タブ」→「変更履歴とコメントの表示」→「コメント」
- コメントを印刷しない設定は、印刷設定から
コメントの練習ファイルダウンロード

一緒にやってみませんか?
【Word・ワード】コメント機能とは?
複数人で編集している文書を変更したときや、文書のチェックをお願い、または依頼されることってありませんか?
そんな時、「ここをこう変えました」とか、「ここはこうした方がいいですか?」という報告や確認をどうやろうか、困りますよね。

文書にその旨、書くわけにもいかないしねぇ。
そこで使えるのが「コメント機能」です!
コメント機能は、文書の外側に残すメモのようなもので、ほかにその文書を開く人への書き置きとして使えます。

これなら、一つの文書をみんなで共有できますね!
さっそく、コメント機能の使い方を見ていきましょう。
【Word・ワード】コメントの挿入方法
コメントの入れ方は、とっても簡単!
ステップ1
コメントを入れたい文字列を、ドラッグして選択します。

ステップ2
選択できたら「校閲タブ」→コメントのところにある「新しいコメント」をクリックしてください。

すると、選択した文字列が赤く塗られ、画面の右側にコメントを書く枠が出てきました!


文字列とコメントが、赤い糸で結ばれてる……!

ワー、ロマンチックデスネー。
ステップ3
そのままコメントを入力すれば、コメント挿入できました!

コメントの色を変える
画像では、コメントは赤いですが、実はこの色、自由に変更できます。
ステップ1
まず「校閲タブ」→変更履歴の右側にある「変更オプション(右下を向いた矢印)」をクリックします。

ステップ2
変更履歴オプションダイアログボックスが出てきました。
下の方にある「詳細オプション」をクリックしてください。

ステップ3
変更履歴の詳細オプションダイアログボックスが出てきました。
コメントの色の右側にあるボックスから、好きな色が選べます。
色を選んだら、「OK」をクリックです。

完了!
今回は、コメントの色を青にしてみました。
無事、コメントの色を変更できましたね!

コメントの名前を変える
取引先に文書を送るときなど、コメントが個人名だと都合が悪いこともありますよね。

コメントの名前は、一時的に変えられますよ。
「Wordのオプション」→Microsoft Officeのユーザー設定の下にある「ユーザー名」を変更すればOK。
詳しくは、こちらのページをご参照ください。
【Word・ワード】コメントの対応方法
この文書には、すでにいくつかコメントが挿入されていましたね。
内容を確認して、修正していきましょう。

さて、コメントの個所を修正したら、このコメントは何かしらしておかないと、「あれ、確認してないのかな?」と思われちゃいますね。
コメントの処理には、主に3つの方法があります。
コメントを削除する方法
いらないコメントは、削除しちゃいましょう。コメントの消し方には、いくつか方法があります。
一番やりやすい方法で、試してみてください。
「コメントの削除」からコメントを削除する
ステップ1
まず、削除したいコメントをクリックしてください。

ステップ2
クリックしたら、「校閲タブ」→コメントのところにある「削除」をクリックします。

もしメニューが出たら、「削除」をクリックしてください。

完了!
これでコメントは、きれいさっぱりなくなりました。


文書内すべてのコメントを削除したい場合は、「ドキュメント内のすべてのコメントを削除」をクリックしてください。
コメントを右クリックから削除する
右クリックメニューからも、コメントの削除ができます。
ステップ1
文書内のコメントが挿入された文章、または右側のコメントを右クリック→「コメントの削除」をクリックします。

完了!
これでコメントは、きれいさっぱりなくなりました。

コメントが挿入された文字列を削除する
コメントが挿入された文字列をすべて削除すると、一緒にコメントも削除されます。
ステップ1
コメントが挿入された、赤い部分をドラッグして選択してください。


もりのさん、誤字。
ステップ2
そのままデリートキーを押すと、選んだ文字列を同時に、コメントも削除されました。

文字列を選択してそのまま文字を入力しても、ドラッグした部分が消えコメントも消えるので、コメントを残したいときはご注意くださいね。
文書内のコメントを一括削除する方法
一つ一つコメントを削除するのが面倒な場合、次の方法で複数のコメントを一括削除できます!
ステップ1
「校閲タブ」→コメントのところにある「削除」をクリックしてください。
ご注意いただきたいのが、吹き出しにバツマークがついたアイコンではなく、「削除と書かれた文字の方」をクリックすることです。

ステップ2
出てきたメニューから「ドキュメント内のすべてのコメントを削除」をクリックしてください。

完了!
無事、文書内のすべてのコメントが、一括削除できました!

コメントを消さずに解決する方法
コメントを削除すると、跡形もなく消えてしまいます。
コメントがあったことを残したいなら、「解決」するといいですよ。
ステップ1
対応が終わり、解決したコメントをクリックして、右下に出る「解決」をクリックしてください。

完了!
すると、コメントがグレーアウトになります。


間違って解決を押しちゃった、テヘペロ。

かわいいから許しましょう。
間違えて解決してしまった場合は、「解決」が「もう一度開く」に変わっているので、「もう一度開く」をクリックすれば、元に戻ります。

コメントに返信する方法
コメントに、さらにコメントを重ねられます。
ステップ1
返信したいコメントをクリックして、「返信」をクリックします。

ステップ2
そのまま文字を入力すれば、返信完了です!

【Word・ワード】コメントを非表示にする方法
とりあえず煩わしいから、コメントを非表示にしたい!
そんなあなたに、コメントの非表示の仕方をお伝えします。
ステップ1
「校閲タブ」→変更履歴のところにある「変更履歴とコメントの表示」をクリックします。

ステップ2
出てきたメニューから「コメント」をクリックして、コメントの左側のチェックマークを外してください。

完了!
コメントが非表示になり、コメントを挿入する前の見た目に戻りました。

非表示にしたコメントを再び表示するには
非表示にしたコメントは、もちろん再表示できますよ。
ステップ1
「校閲タブ」→変更履歴のところにある「変更履歴とコメントの表示」をクリックします。

ステップ2
出てきたメニューから「コメント」をクリックして、コメントの左側のチェックマークを入れてください。

【Word・ワード】コメントを印刷しない
実はこのコメント、そのままだと印刷されてしまいます……。
コメントを印刷しないようにするには、印刷設定から設定が必要です。

詳しくは、こちらのページで解説しますね。
コメントを使って、文書作成のための円滑なコミュニケーションをとりたいですね!
それでは、お疲れさまでした!
- コメントの挿入は「文字列を選択」→「校閲タブ」→「新しいコメント」
- コメントの削除は「校閲タブ」→「削除」
- コメントを非表示にするには「校閲タブ」→「変更履歴とコメントの表示」→「コメント」
- コメントを印刷しない設定は、印刷設定から
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