【Word・ワード】漢字にふりがなを!ルビの振り方

入力,表示

もりの

難しい漢字にふりがなを入れたいなぁ。

そらの

Wordには、ルビという機能がありますよ。

今回のポイント
  • 読みが難しい漢字や特殊な読み方をする場合に使うのが、ルビ機能
  • 場所は「ホーム」→「フォント(リボン)」→「ルビ」
  • 漫画のように文字の上にルビを振れる

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【Word・ワード】ルビとは?

Wordでは振り仮名のことを「ルビ」と呼びます。
ルビを振るとか、ルビを打つとか、ルビを付けるとか、いろいろ言い方がありますね。

もりの

ふりがなっていうくらいだから、振るでいいんじゃ?

ちなみに、このルビは宝石の「ruby」のこと。

なんでも19世紀の英字は、大きさごとに愛称が付けられていたそうです。
例えば4.5ptはダイアモンド、5ptはパール、そして5.5ptがルビーだったんだとか。

明治時代の漢字の上に記載したふりがなの大きさが5.5pt(実際には5.25ptらしい)、ルビーの大きさに近かったことから、ふりがなのことをルビと言うようになったそうですよ。

もりの

タメになったような、どうでもいいような……

【Word・ワード】漢字へのルビの振り方・付け方

難しい漢字や読み方が分かりにくい文字に、ふりがなを振りたいときってありますよね。
そこで、漫画や小説などで見かける、漢字の上にフリガナを振る方法をご紹介します。

ステップ1

まず、ふりがなを付けたい文字をドラッグして選択します。

文字をドラッグして選択
文字をドラッグして選択

ステップ2

選んだ状態で、「ホームタブ」→フォントのところにある「ルビ(漢字の「亜」の上にカタカナの「ア」が書いてあるアイコン)」をクリックしてください。

ルビの場所
ルビの場所

クリックすると、ルビのダイアログボックスが表示されます。

左側の「対象文字列」にはルビを付ける漢字が、右側には表示するルビ(読み方)がありますね。

ルビダイアログボックス
ルビダイアログボックス

ステップ3

Wordが自動的にルビを入力してくれているので、間違いがなければそのまま「OK」をクリックしてください。

もし間違えている場合は、ルビに書かれたひらがな部分をクリックして削除し、正しい読み方を入力してください。

ルビを修正
ルビを修正
もりの

黄昏と書いてラグナロクだー!

そらの

まじめにやってください。

配置を設定するとどうなる?

配置は、ルビをどの位置にするかを選びます。
文字に対して読みが多い、または少ない場合に、見た目に変化があります。

文字よりルビの方が多い場合

例えば、蝶番(ちょうつがい)と入力してみます。
漢字で2文字ですが、ひらがなだと6文字ですね。

蝶番にルビを打ってみる
蝶番にルビを打ってみる
もりの

最初は均等割り付け2になってるね。

これを「中央揃え」に変更してみましょう。すると……

文字が中央に寄った
文字が中央に寄った

漢字の位置が真ん中に寄りましたね。
均等割り付け1だと、反対に漢字が両端に寄りました。

文字が端に寄った
文字が端に寄った

右揃えと左揃えは、それぞれ次のように表示されます。

右揃え
左揃え

均等割り付け2が一般的ではありますが、どれが正解というものではないので、好きな配置を選んでください。

文字よりルビの方が少ない場合

ルビの文字数の方が少ない場合は、ルビの位置が変わります。

例えば、百舌鳥と書いて「もず」と読む鳥がいます。漢字は3文字ですがルビは2文字ですね。
どうなるか見てみましょう。

そらの

私のお友達ですね。

均等割り付け2均等割り付け2
均等割り付け1均等割り付け1
中央揃え中央揃え
右揃え右揃え
左揃え左揃え

全部ルビの方が動いていますね。
ルビの方が少ない場合の配置は、ルビの方が動きます

ルビと漢字の行間を変える

オフセットは、ルビと文字の距離、行間のことです。
数値を増やすと、どんどんルビと文字が離れていきます。

オフセットは距離
オフセットは距離

フォントはそのままルビのフォントです。基本は文字と合わせる方が読みやすいと思います。

サイズもそのまま、ルビの大きさですね。

下のプレビュー画面を見て、納得のいく形になったら、OKをクリックしてください。

そらの

無事、ルビが触れましたね。

ルビが打てた
ルビが打てた

【Word・ワード】漢字以外にもルビを振る

漢字以外にもルビは振れます。

ステップ1

例えば、格安航空でおなじみのLCC。これにルビを振ってみましょう。

LCCと入力して、ルビを振りたい言葉をドラッグして選択して、ホームタブの、フォント、ルビでしたね。

ルビの振り方
ルビの振り方

ステップ2

ルビに「ローコストキャリア」と入力します。

今は「LCC」にローコストキャリアとルビを振りましたが、本当はLがロー、一つ目のCがコスト、二つ目のCがキャリアですよね。

LCCにルビを振る
LCCにルビを振る

ステップ3

そこで、右側の「文字単位」をクリックすると、一文字ずつにルビを入力できるようになります。
文字単位をクリックしてみてください。

クリックすると、LとCとCが分かれましたね。それぞれにルビを入力します。

それぞれの文字にルビ振れるように
それぞれの文字にルビ振れるように
それぞれに文字を入力
それぞれに文字を入力

完成!

プレビューが先ほどと少し変わりましたね。この状態で配置を変えると……それぞれの文字とルビ間で配置が変わるようになりました!

右揃え右揃え
左揃え左揃え

ルビを使って、読みやすい文書を作成してください。
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 読みが難しい漢字や特殊な読み方をする場合に使うのが、ルビ機能
  • 場所は「ホーム」→「フォント(リボン)」→「ルビ」
  • 漫画のように文字の上にルビを振れる

ルビの振り方を動画で見る

Word,書式設定入力,表示

Posted by morino