【Word・ワード】閲覧モードとは?解除するには?表示モードの話
文書が長くなりすぎて、修正しようにも分かりにくいよぉ。
そんな時は、表示モードを変えてみましょう。
- 表示モードは「表示タブ」→表示の5つのアイコンで切り替える
- またはステータスバーから切り替えできる
- 閲覧モードを解除するには「表示タブ」→「文書の編集」またはステータスバーから表示モード切替
表示モードの練習ファイルダウンロード
一緒にやってみませんか?
【Word・ワード】表示モードとは?
いつものワードの表示だと、とても長い文書や画像がたくさん入った文書を読み返すとき、確認しにくく感じませんか?
誤字脱字がないかチェックしたいのに、画像が多くてなかなか見られない……
そんな時、文字の確認がしやすいモードや、電子書籍のように読めるモードがあれば、楽ですよね。
それを叶えてくれるのが、「表示モード」です。
全部で5つの表示モードがあり、シーンに応じて見やすい表示モードに切り替えれば、作業もよりスムーズになるかもしれません。
文書を開いた時、デフォルトでは「印刷レイアウト」になっています。
いつも使っている見慣れた表示モードですね。
印刷レイアウトモードはその名の通り、印刷したときの結果を表示してくれるモードです。
ワードは印刷して使うことも多いでしょうから、基本はこのモードを使います。
これ以外の表示方法があるの?
はい、試しに別のモードに切り替えてみましょう。
表示モードを切り替えるには、二つの方法があります。
【Word・ワード】 表示モードをタブで切り替える方法
「表示タブ」→表示のところにある「閲覧モード」「印刷レイアウト」「webレイアウト」「アウトライン」「下書き」。
これが5つの表示モードですね。切り替えたい表示モードをクリックすれば、その表示モードに切り替わります。
閲覧モードとは?
閲覧モードは、電子辞書を読むような感覚で文書が読める表示モードです。
閲覧が目的なので、文書の編集はできません。
マウスのホイールでスクロールするか、左右の矢印をクリック、キーボードの矢印キーから、ページを移動します。
また、ウィンドウの大きさを調整すると、それに合わせて文字の改行位置などが変わります。
表示タブをクリックしてみると、今までのリボンとは内容がガラッと変わっています。
ここには、快適に閲覧できる機能が集まっています。
いくつか便利な機能をご紹介しますね。
ページの色
真っ白な画面をずっと見ていると、目が疲れてきますよね。ページの色を変えると、背景を目に優しい色に変えられます。
選べるのは白、セピア、反転の三つです。
反転にするとこんな感じに。
ナビゲーションウィンドウ
ナビゲーションウィンドウは、ワードの検索機能のようなものです。
単語検索や見出し(アウトライン)、ページを指定して、その場所にジャンプできます。
音声読み上げ
なんと、音声読み上げ機能までついています!
漢字の読み方など、完ぺきではない部分もありますが、目が疲れていても確認できたり、校正などでは目と耳でチェックできたりと、何かと使えそうな機能ですね。
閲覧モードを解除するには?
ところで、思った以上の変わりっぷりだね。元の表示にはどうやって戻すの?
画面がガラッと変わり、先ほどまで使っていたリボンがなくなるので、ナニコレ!どうやって元に戻すの!?と焦ってしまう方も多いようです。
元に戻すには、「表示タブ」→「文書の編集」をクリックすればOKです。
あとでお伝えする、ステータスバーからも解除できますよ。
webレイアウト・アウトライン表示・下書き
残りの表示モードは、「webレイアウト」「アウトライン表示」「下書き」の3種類です。
webレイアウト
webブラウザで文書を開いた時に、どういう表示になるかを確認する表示モードです。
文書をwebページとして保存したときの話ですね。
アウトライン表示
アウトライン表示は、文書に見出しを付けた時に、全体を把握しやすくなる表示モードです。
見出しを表示させたり折り畳んだり、見出しの順番を入れ替えたりできるので、とっても便利。
見出しを含む文書を作る場合は、切り替えてみると分かりやすくなるかもしれません。
下書き
下書きは、長い文章を書く時の下書きとして使えるモードです。
挿入した画像などは表示されなくなり、文字を書くことだけに特化しています。
画像などをたくさん使った文書で、文字だけを確認したいときなんかも使えますね!
【Word・ワード】 表示モードをステータスバーで切り替える方法
今まではリボンから表示モードを切り替えていましたが、じつはもっと簡単に切り替えられる場所があります。
ステータスバーです。
表示モードの切り替えは画面の右下にある、パーセントの横にあるアイコンですね。
ステータスバーでは、左から「閲覧モード」「印刷レイアウト」「webレイアウト」を切り替えられます。
閲覧モードでもステータスバーは使えるので、閲覧モードを解除するには、真ん中の印刷レイアウトをクリックすればOKってわけです。
作成している文書の内容に応じて表示モードを切り替えれば、効率よく作業ができますね!
それでは、お疲れさまでした!
- 表示モードは「表示タブ」→表示の5つのアイコンで切り替える
- またはステータスバーから切り替えできる
- 閲覧モードを解除するには「表示タブ」→「文書の編集」またはステータスバーから表示モード切替
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