【Word・ワード】改ページとは?図形や表がページをまたぐときの対処法!

2020/10/23

もりの

表がページをまたいで見にくいよぉ。

そらの

改ページの設定をすれば、表を見やすくできますよ。

今回のポイント

  • 改ページは「挿入タブ」→ページの「ページ区切り」
  • ショートカットキーは「Ctrlキー+Enterキー」
  • 改ページの設定は「段落ダイアログボックス」→「改ページと改行」→「改ページ位置の自動修正」
  • 表がページをまたぐときは「改ページ位置の自動修正」→「次の段落と分離しない」

 改ページの練習ファイルダウンロード

もりの
 
 

一緒にやってみませんか?

【Word・ワード】改ページとは

ページまたぎのイメージ

Wordでの改ページとはその名の通り、ページを改めることです。

文章を書き続けると、2枚目に移りますよね?それがつまり、改ページされたということ。

改行された画像
行を改めるのが改行、ページを改めるのが改ページ

この改ページ、実はページの途中からでもできるんです。
まずは、改ページを手動で挿入する方法を見てみましょう。

もりの

ここから次のページに移りたいって思ってたんだ!

【Word・ワード】改ページの挿入方法

やり方のイメージ

次の図は動物たちの紹介文です。

改ページしたい文書
改ページしたい文書

1ページに一人分の紹介にしたいので、とりの紹介文が2ページ目から始まるように、改ページを挿入したいと思います。

ステップ1

まず、改ページしたい位置をクリックして、カーソルを移動させてください。
カーソルがある位置が、次のページの先頭になります。

「そらの とり」の「そ」の前でクリックして、カーソルを移動させてください。

カーソルを移動させた画像
先頭にしたいところにカーソルを持ってくる
選ぶ場所に注意!

文末をクリックして改ページをすると改行がページの先頭に来て、ずれてしまうのでご注意ください!

文末にカーソルを移動させた画像
文末にカーソルを移動させた場合

この位置で改ページすると……

改行が先頭に来てしまった画像
改行が先頭に来て、ずれる

うまく改ページできない、ずれてしまうときは、カーソルの位置を確認してみてください。

ステップ2

カーソルが移動できたら、「挿入タブ」→ページのところにある「ページ区切り」をクリックしてください。

ページ区切りの場所
ページ区切りの場所

完成!

とりの説明文が2ページ目の先頭に来ましたね。
無事、改ページできました!

もりの

あれ、僕の画像も一緒に改ページされたよ?

画像も一緒に改ページされた
別のところにあった画像も一緒に改ページされてしまった
そらの

あらやだ、守護霊てきな感じになっていますね。

【Word・ワード】図形や画像がページをまたぐときの対処法

改ページしたときに、なぜか図形や画像がページまたぎしてしまうことってありませんか?

もりの

僕の画像は改ページより上にあったのに、ページまたぎしちゃったよ?

これは、図形や画像のアンカーの位置が原因なんです!

もりの

アンカー……?

一度「Ctrlキー」+「Zキー」で、改ページする前に戻りますね。

さて、そらのの画像をクリックしてみてください。
船のイカリのようなマークが出てきましたね。

彼が「アンカー」です。

画像や図形のアンカー
画像や図形のアンカーとは、私のこと

そらの

ちなみにアンカーは、「行内」に設定された画像や図形では、クリックしても出てきません。

図形や画像は自由に動かせますが、実はどこかの段落に所属しています。
なので、所属している段落が改ページされると一緒に図形や画像もページをまたぐし、段落を消すと一緒に消えるのです。

もりの

離れていても、心は一つ!

アンカーは、「この図形または画像は、この段落に所属してますよ!」という目印なんです。

画像とアンカー
アンカーがある段落が、所属している段落

では、もりのの画像はどこの段落に所属していたのでしょうか?
もりのの画像をクリックして、確認してみましょう。

すると、思ったより下にアンカーが見つかりました。

どうやらもりのの画像は「そらの とり」の段落に所属していたようです。

もりの

だから、そらのさんのところから改ページしたときに、僕の画像もページをまたいだんだね!

もりのの画像のアンカーの位置
アンカーがこんなに下に

改ページしても図形や画像がページをまたがないようにするには、図形や画像のアンカーの位置を移動すればよさそうですね!

図形や画像のアンカーの移動方法

図形や画像のアンカーの位置は、アンカーを希望する場所までドラッグすればOKです。

ステップ1

まずはもりのの画像をクリックして、アンカーを表示させます。

もりのの画像のアンカーの位置
画像をクリックしてアンカーを呼び出す

ステップ2

出てきたアンカーをクリックして、そのまま移動させたい場所までドラッグしてください。

マウスポインタにイカリのマークが出ていたら、うまく移動させられている合図です。

今回はそらのの紹介から改ページをするので、それより上にアンカーを移動させればOKです。

アンカーをドラッグ
アンカーさん、こっちへおいで!

完成!

無事、アンカーが移動できました。

それでは改めて、「そらの とり」の段落から改ページをしてみましょう。

アンカーを移動した画像
アンカーさんを移動できた!

無事、そらのの紹介ページが改ページして2ページ目に移動できました。

もりのの画像もページまたぎしてないですね。

改ページされた
無事そらののページから改ページできた

図形や画像のページまたぎを動画で見る

改ページのショートカットキー

改ページの仕方には、キーボードだけでできるショートカットキーもあります。
ズバリ、「Ctrlキー+Enterキー」です!

改ページのショートカットキー
改ページのショートカットキー
もりの

でも、どこで改ページしたか分からなくなると困るかも。

改ページを表示する方法

確かに、改ページしたという表示がないと、あとから編集しようとしたときに「あれ?」って思ってしまうかもしれませんね。

そこでWordでは、ここで改ページしてるよ!という目印を表示できます

ステップ1

「ホームタブ」→段落のところにある「編集記号の表示/非表示」をクリックしてください。
二つの矢印が向かい合っているアイコンですね。

編集記号の表示/非表示の場所
編集記号の表示/非表示の場所

完成!

これで、改ページが表示されました!

改ページが表示された画像
改ページが表示された
そらの

これで、どこで改ページしたかが分かりますね。

もりの

でも待って。その下の表がページをまたいで二つに分かれちゃったよ。

【Word・ワード】表がページをまたぐときの対処法

解決のイメージ

確かに、一つの表がページをまたぐことで2つに分かれ、分かりにくくなってしまいました。

表がページをまたいでいる画像
表がページまたぎになってしまった
そらの

確かに、表がページをまたいで分かりにくいですね。

手動で調整する方法ももちろんアリですが、もっと簡単に、自動でできる方法がありますよ。

Wordでは段落単位で、ページをまたぐ際にどういう区切り方をするのかを設定できます。

もりの

どういう区切り方をするか?

そらの

改ページの設定を、詳しく見ていきましょう。

ステップ1

まず、設定したい段落をクリックして選びます。

ページ全体に設定したいときは

ページ全体で同じ設定をしたい場合は、「ホームタブ」→編集のところにある「選択」をクリックしてみてください。

選択の場所
選択の場所

何を選択したいかを聞かれるので、「すべて選択」をクリックしてください。

すべて選択の場所
すべて選択の場所

これで、文書内すべてを選択できました。

ショートカットキーの「Ctrlキー」+「Aキー」でもすべて選択できます。

今回は表全体に同じ設定をしたいので、表全体を選びます。
表の上にマウスポインタを移動させると、表の左上に十字の矢印マークが出てきますので、これをクリックしてください。

十字の矢印マークの画像
十字の矢印マークをクリック

表全体が選択された状態になりました。

表全体が選択された画像
表全体が選択された

ステップ2

選択されたら、「ホームタブ」→リボンの段落の右側にある、「段落の設定(右下を向いた矢印のアイコン)」をクリックしてください。

段落の設定の場所
段落の設定の場所

ステップ3

すると、「段落ダイアログボックス」が表示されました。
その中の「改ページと改行」をクリックしてください。

段落ダイアログボックスの画面
段落ダイアログボックス

ステップ4

今回設定するのは、上の部分「改ページ位置の自動修正」です。

四つの項目が並んでいますね。

改ページ位置の自動修正の画像
改ページ位置の自動修正

表がうまく改ページされない、ページまたぎにならないためには、「次の段落と分離しない」にチェックを入れて、「OK」をクリックしてください。

次の段落と分離しないにチェックを入れた画像
次の段落と分離しないにチェックを入れる

完成!

無事、表が同じページに表示されました!

表が同じページに表示された画像
表がページをまたがず、ページ内に収まった

文書全体に設定すれば、文書内のすべての表などが改ページで段落がページをまたがずに済むので、便利です。

そらの

詳しく知りたい方のために、「改ページ位置の自動修正」のそれぞれの意味を説明しますね。

そんなのはいいから改ページの解除、削除方法が知りたい!という方はこちらから。

改ページの設定、改ページ位置の自動修正の項目

ここは改ページ設定の詳しい解説ですので、読み飛ばしていただいてもOKです。

改ページ時1行残して段落を区切らない

複数行ある段落の場合、1行だけ残して改ページされない設定です。

例えば4行の段落で1ページ目と2ページ目をまたぐ場合、1ページ目に1行、2ページ目に残りの3行となったり、1ページ目に3行、2ページ目に残りの1行なんて区切り方はダメですよっていう設定です。

1行と3行に分かれた画像
1行と3行に分かれない
3行と1行に分かれた画像
3行と1行に分かれない
2行と2行分かれた画像
2行と2行なら分かれてもいい

次の段落と分離しない

設定した段落のすぐ下の段落と常に同じページに表示される設定です。

次の段落と分離しないを設定した画像
次の段落と分離しないの場合

ここから改行をしていくと……

二つの段落は分かれない画像
二つの段落は分かれない

設定した段落の最後の1行が次の段落についていく形で改ページされました。
二つの段落は離れることはありません。

もりの

ええ話や。

そらの

そうでしょうか。

段落を分離しない

設定した段落はページをまたがず、必ず同じページ内に収まります。

段落を分離しないを設定した画像
段落を分離しないを設定した場合

この状態で一つ改行すれば、通常は最後の「でください。」の行だけが次のページに移りますが……

段落ごと改ページされた画像
段落ごと改ページされた

このように、段落ごと改ページされました。この段落は離れ離れになることはありません。

もりの

そうなんだ。

そらの

これはええ話じゃないんですね。

段落前で改ページする

段落が変わった瞬間に改ページされる設定です。エンターキーを押す=改ページされるということですね!

表が改ページでページをまたぐのを防ぐ設定は?

もりの

なるほど。で、今回はどれを選べばいいの?

では、表の場合どれを選ぶか。それは、段落というものをしっかり理解しておかないといけません!

そらの

段落については別ページでお話ししていますよ。

かいつまんで話すと、改行の後に来るマークで、段落を変えたのか、見た目上改行しただけなのかが分かります。

段落記号Enterキー改行して段落を区切るときに使う
改行記号Shiftキー+Enterキー段落はそのままで、改行したいときに使う

では、表がどうなっているかを見てみると……

表の画像
表はどういう作りになっているか
もりの

それぞれ段落記号で改行されているよ!

そらの

そうです。表は一つの段落ではなく、段落の集まりなんです。

表は一つの段落ではないので「改ページ時1行残して段落を区切らない」、「段落を分離しない」には当てはまりませんね。
また「段落前で改ページする」だと行ごとにバラバラになってしまいます。

そうです、なのでここでは「次の段落と分離しない」が正解なんです!

次の段落、つまりそれぞれの行が次の行と分離しなければ、表は分かれることはありませんよね。
ワードの表がページをまたぐ際は、この設定をしてあげてください。

タイトル行を繰り返して表のページまたぎを防ぐ方法

どうしても表がページをまたいでしまう場合は、タイトル行を繰り返すという方法もあります。
ページをまたいだ2つの表それぞれに、タイトル行を付ける方法です。

そらの

こちらで詳しく解説していますよ。

【Word・ワード】改ページの解除・削除方法

削除のイメージ
もりの

ちなみに、改ページって解除できるの?

改ページしてみたけど、やっぱり削除したいとき、ありますよね。

そらの

削除できてはじめて、気軽に使えるものです。

ステップ1

改ページの解除はとても簡単。
改ページの記号の前にカーソルを移動させ、デリートキーを押すだけです。

改ページの前にカーソルがある画像
改ページを消すには

完成!

無事改ページが削除されて、次のページに行っていた文章が戻ってきました。

改ページが解除された画像
改ページが削除された

改ページしたいときや、表がページをまたいで見にくいときは、ぜひ参考にしてください!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい

  • 改ページは「挿入タブ」→ページの「ページ区切り」
  • ショートカットキーは「Ctrlキー+Enterキー」
  • 改ページの設定は「段落ダイアログボックス」→「改ページと改行」→「改ページ位置の自動修正」
  • 表がページをまたぐときは「改ページ位置の自動修正」→「次の段落と分離しない」