【Excel・エクセル】IF関数で「文字が入っていたら」という条件にしたい

if

もりの

IF関数で、文字が入っていたら提出済みって出したいんだ。

やまの

何か文字が入っていたらと、特定の文字が入っていたら、って条件のやり方を見てみよう。

今回のポイント
  • 式は「IF(ISTEXT(セル),"文字が入っていた時","入ってなかった時")
  • 何か入力されている時は「IF(セル<>"","入力されてた時","されてなかった時")」
  • 特定の文字が入っていた時は「IF(COUNTIF(セル,特定文字),"入っていた時","いなかった時")」

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IF関数で文字が入っていたら、の使い方の練習ファイルダウンロード

もりの

一緒にやってみませんか?

【Excel・エクセル】何か文字が入っていたら、を条件にする

IF関数で、何でもいいので何か文字列が入っていたら、という条件にしたい場合。

ISTEXT関数を使えば解決です!

この表のB列に何か文字が入っていたら、C列に提出済み、そうじゃなかったら空白にしたいと思います。

文字列があるときに提出済みにしたい
やまの

ちなみに、IF関数の使い方はこうだよ。

IF関数の書き方

=IF(理論式,値が真の場合,値が偽の場合)

もりの

理論式は条件、真の場合は条件に合う場合、偽の場合は条件に合わない場合だったよね。

ステップ1

まずは IF関数を使うので「=IF(」まで入力してください。

まずは関数名

ステップ2

理論式にISTEXT関数を使います。

「ISTEXT(」と入力してください。

IFの中にISTEXT関数を入れる
やまの

ISTEXT関数は、カッコの中が文字列かどうかを判定する関数なんよ。

ステップ3

ISTEXT関数では、文字列かどうか調べたいセルを指定します。

今回はアンケート結果のB2が文字列かどうか調べたいので、セルB2をクリックしてください。

ISTEXT関数はこれで終わりなので、カッコで閉じます。

B2が文字列かどうか調べたい
もりの

もしB2が文字列だったらってことだね。

やまの

真の場合に移るから、「,(カンマ)」を忘れないで!

ステップ4

あとは真の場合と偽の場合を指定すれば、完成です。

真の場合、つまり文字列だったら提出済みとしたいので、「"提出済み",」

偽の場合、つまり文字が入ってなかったら空白にたいので、 「""」と入力します。

B2が文字なら提出済み、違ったら空欄
もりの

文字列は「"」で囲む、空白は「""」でOKっと。

これで式は終わりなので、カッコを閉じてください。

完成!

エンターキーを押して、オートフィルでコピーします。

無事、何か文字が入っていたら提出済みにできました!

もりのは文字列ではなく数字なので、空白になっているんですね。

文字が入ってたら提出済みになった

文字列でも数値でも、何かしら入力されていたら、にしたい場合

もりの

数字が入力されてても、提出済みにしたい場合は?

やまの

ISTEXT関数の部分を「B2<>""」にすればいいんよ。

「=IF(B2<>"","提出済み","")」でOKです。

「<>」は等しくないという意味なので、「<>=""」で空白と等しくないってこと。

つまり、何かしら入力されていたらってことになりますね!

何かしら入っていたら、はこう書く

【Excel・エクセル】特定の文字が入っていたら、を条件にする

もりの

満足度5の人には、満足って出したいな。

やまの

「5」が入ってたら満足って返すように、IF関数を書いてみよう。

先ほどは何かしら文字が入っていたら、搭乗券でしたが、特定の文字が入っていたらという条件もできますよ。

アンケートのB列に5が入っていたら満足、それ以外は空白にしてみましょう。

「5」が入っていたら満足にしたい

ステップ1

まずは変わらず関数名を書きましょう。

「=IF(」まで入力してください。

まぁまずは関数名と行きましょうや

ステップ2

次に理論値、条件ですね。

セルB2に5が入っていたらなので、ワイルドカードを使って「B2="*5*"」でできそうな気がしますが……

5が入っているのに空白になってしまいました。

「="*5*"」じゃダメらしい
やまの

それじゃうまくいかんのよ。

もりの

ど、ど、ど、どーすれば!?

ここではCOUNTIF関数を使います!

COUNTIF関数の書き方

=COUNTIF(範囲,検索条件)

COUNTIFこの中にこの条件に合うセルは何個ある?
範囲「この中に」の部分
検索条件「この条件」の部分
もりの

セルB2の中に、条件5が入ってるセルがあるかってことか!

やまの

あれば満足、なければ空白にすれば良さそうだね。

というわけで、「COUNTIF(B2,"*5*"),」と入力します。

カンマも忘れずに!

特定の文字はCOUNTIFでジャッジする

ステップ4

あとは真の場合と偽の場合を指定すれば、完成です。

真の場合、つまり5を含んでいれば、「"満足",」
偽の場合、つまり5が入ってなかったら空白にたいので、 「""」と入力します。

この場合理論式は1以上でTRUEになる

これで式は終わりなので、カッコを閉じてください。

完成!

エンターキーを押して、オートフィルでコピーします。

無事、5が入っていたら満足にできました!

5が入った人だけ満足になった
もりの

うみのさんってツンデレなのかな……?

うみの

逆だったか。

これで、文字が入っていたらという条件も、使えるようになりましたね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 式は「IF(ISTEXT(セル),"文字が入っていた時","入ってなかった時")
  • 何か入力されている時は「IF(セル<>"","入力されてた時","されてなかった時")」
  • 特定の文字が入っていた時は「IF(COUNTIF(セル,特定文字),"入っていた時","いなかった時")」

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Excel,数式・関数if

Posted by morino