【Excel・エクセル】COUNTIFS関数の使い方!複数条件に合うセルをカウント

if,数える

COUNTIFS関数の使い方
もりの

複数条件に合うセルを数えたいんだ。

やまの

COUNTIFS関数なら、複数条件でカウントできるよ。

今回のポイント
  • COUNTIFS関数はCOUNTIF関数の複数条件を指定できる版
  • =COUNTIFS(検索条件範囲1,検索条件1,検索条件範囲2,検索条件2,……)

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【Excel・エクセル】複数条件でカウントできる、COUNTIFS関数

条件に合うセルをカウントするには、COUNTIF関数を使えばいいですよね。

では、満足度が4以上の男性のように、条件が複数ある場合は、どう求めればいいでしょうか?

COUNTIFS関数の例題
複数条件に合うセルをカウントしたい
やまの

そこで使えるのが、COUNTIFS関数なんよ。

COUNTIFS関数は複数条件に合うセルの数をカウントする関数です。

ちなみに読み方は、

  • カウントイフ・エス
  • カウントイフス
  • カウントイフズ

などいろいろと呼ばれていて、どれでも基本的には通じます。

【Excel・エクセル】COUNTIFS関数の使い方

COUNTIFS関数の書き方

=COUNTIFS(検索条件範囲1,検索条件1,検索条件範囲2,検索条件2,……)

COUNTIFSこの中の条件すべてに合うセルは何個?
検索条件範囲1この中で
検索条件1この条件に合うもの
検索条件範囲2さらにこの中で
検索条件2この条件に合うもの
もりの

検索条件範囲と検索条件で、1セットなんだね。

やまの

最大で127個まで、条件を指定できるんよ。

複数の条件すべてに合うセルをカウントするので、AND条件ですね。
AかつBかつCかつ……という感じです。

また、検索条件には「文字列」と「セル」を指定できます。
ワイルドカードを使えば、「特定の文字列を含む」なんて条件もできますよ!

COUNTIFS関数の使用例

では実際に複数条件、満足度が4以上かつ男性の件数を、COUNTIFS関数でカウントしてみましょう。

※実際に操作できます。

いちいちスクロールするのは面倒なので、別タブか別ウィンドウで開くの推奨です!

やまの

=COUNTIFS(B:B,"男性",C:C,">=4″)で、求められるよ。説明するね。

ステップ1

まずは関数名、「=COUNTIFS(」と入力してください。

「=COUNTIFS(」と入力した画像
まずは関数名

ステップ2

次に条件です。
1つ目の条件は、「満足度が4以上」でしたね。

まずは「この中で」の部分。満足度が書いてあるのはC列なので、C列をクリックして選択します。

1つ目の検索条件範囲を指定した画像
1つ目の検索条件範囲
もりの

カンマも忘れずにね。

ステップ3

次に「この条件に合うもの」。

条件は満足度が4以上なので、「">=4″」となりますね。

そして「,(カンマ)」

1つ目の検索条件を指定した画像
>=で以上ってこと
やまの

ダブルクォーテーション(”)で囲むのを、忘れないでね!

ステップ4

2つ目の条件は「男性」でした。

「この中で」の部分は、性別が書いてあるB列ですね。
B列をクリックして「,」です。

2つ目の条件範囲を指定した画像
2つ目の条件範囲を指定

ステップ5

今回は「,"男性"」と直接入力しもいいですし、セルE4に男性と書いてあるので、セルE4をクリックして指定してもOKです。

2つ目の条件を指定した画像
セルでも直接入力でもOK
やまの

文字列を指定する場合は、ダブルクォーテーション(")で囲むんよ。

完成!

Enterを押すと、答えが2となりました。

満足度が4以上の男性は佐藤さんと佐々木さんの2人なので、無事複数条件に合うセルがカウントできましたね!

COUNTIFS関数で複数条件を指定した画像
COUNTIFS関数で複数条件のセルがカウントできた

ちなみに検索条件範囲は列ではなく、セル範囲で指定してもOKです。

もりの

C列をクリックしたけど、セルC2~C12をドラッグでもいいんだね。

ただし、オートフィルする際は絶対参照にするのをお忘れなく!

チャレンジ!

COUNTIFS関数を使って、セルF4に「満足度が4以上の女性」のセルの数をカウントしてみてください。

もりの

「=COUNTIFS(B:B,E5,C:C,">=4″)」だね!

やまの

ばっちりだね!

ちなみに「=COUNTIFS(B:B,"女性",C:C,">=4″)」でもOKです。

COUNTIFS関数で1つの条件に合う数をカウントする

もりの

そういえば、COUNTIFS関数は条件1つだけでもできるの?

やまの

範囲と条件を1つだけ書けば、できるよ。

例題
たとえば男性の数だけ数える

例えば上の表から男性の数を数えるなら、「=COUNTIFS(B:B,"男性")」で求められます。

やまの

まぁ、COUNTIF関数を使えばいいんだけどね。

もりのみたいに焦って「カウント畏怖」、なんて書かないでくださいね(笑)
それでは、お疲れさまでした!

今回のポイント
  • COUNTIFS関数はCOUNTIF関数の複数条件を指定できる版
  • =COUNTIFS(検索条件範囲1,検索条件1,検索条件範囲2,検索条件2,……)