【Excel・エクセル】小数点以下を切り捨てろ!INT関数の使い方

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もりの

小数点以下を簡単に切り捨てたいな。

やまの

INT関数を使うと、便利なんよ。

今回のポイント
  • 小数点以下を切り捨てるならINT関数
  • =INT(数値)
  • INT関数とROUNDDOWN関数は、ちょっと違う

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【Excel・エクセル】小数点以下を切り捨てできる、INT関数

割り算や平均を出したときに、小数点以下を切り捨てて整数にしたい!と思うことってありますよね。

もりの

切り捨てる関数って、ROUNDDOWN関数じゃないの?

確かに、ROUNDDOWN関数でも切り捨てはできますが、小数点以下を切り捨てると分かっているなら、INT関数の方が簡単ですよ♪

もりの

賢さのステータスかな?

やまの

ゲーム好きなら、思い浮かぶよね。

INT関数は小数点以下を切り捨てる関数です。ちなみに読み方は、「イント関数」、または「インテジャー関数」。

ではさっそく、INT関数の使い方を見てみましょう。

【Excel・エクセル】INT関数の使い方

関数の書き方

=INT(数値)

INTこの中の数値の小数点以下を切り捨ててね
数値1数値
もりの

うっわ、簡単そ!

INT関数の使用例

次の図のセルBに、INT関数を使って小数点以下を切り捨ててみましょう。

INT関数の練習問題
やまの

=INT(A2)で、求められるよ。説明するね。

ステップ1

まずは、INT関数を使いますよと宣言しましょう。

セルB2に、「=INT(」と入力してください。

まずはINTを入力

ステップ2

次にどの数値を切り捨てるかを決めます。

今回はセルA2の数値を切り捨てたいので、セルA2をクリックします。

切り捨てしたい数値を選ぶ

完成!

これで式は完成です!

エンターキーで確定すると、小数点以下を切り捨てた「1」という結果になりましたね。

小数点以下を切り捨てできた

【Excel・エクセル】INT関数とROUNDDOWN関数の違い

同じように切り捨てる関数としては、ROUNDDOWN関数が有名ですよね。

先ほどの数値を、ROUNDDOWNを使って小数点以下を切り捨ててみると……

INT関数と同じ結果になりました。

INT関数とROUNDDOWN関数の比較
やまの

ROUNDDOWN関数は、どこの位から切り捨てするか選べるんよ。

なので、小数点第2位から、や、10の位で切り捨てしたい……というときには、ROUNDDOWN関数が使えます。

小数点以下を切り捨てる場合は、数値を選ぶだけでできるINT関数がおすすめです。

やまの

もう一つ、大きな違いがあるんよ。

それは、負の数(マイナスの数)を切り捨てするとき!

ためしにINT関数とROUNDDOWN関数で、マイナスの数を切り捨てしてみました。

すると、結果が違いますね?

負の数を切り捨てると、結果が違う

なぜこうなるかというと、INT関数は、選んだ数値以下で一番近い整数を出してくれる関数だから!

もりの

マイナスの数を切りするときには、要注意だね!

ただ単純に小数点以下を切り捨てるときには使える関数なので、ぜひ活用してくださいね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 小数点以下を切り捨てるならINT関数
  • =INT(数値)
  • INT関数とROUNDDOWN関数は、ちょっと違う

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