【Word・ワード】注釈で文章を補足したい!脚注と文末脚注の入れ方

レポート

もりの

よく注意書きで文章の注釈があるよね、あれやりたいんだ。

そらの

ワードの脚注を挿入すればいいんですよ。

今回のポイント
  • 脚注を入れるには「参考資料タブ」→脚注のところにある「脚注の挿入」
  • 文末脚注を入れるには「参考資料タブ」→脚注のところにある「文末脚注の挿入」
  • 削除を脚注記号をデリートキーで削除

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【Word・ワード】脚注(注釈)とは

脚注の例
脚注の例

説明書やネットの契約書で文章の途中に、「※」と注釈が書かれていることってありますよね。
※印を探してみると、その補足説明がページの末尾、または全ページの一番最後に書かれています。

これをワードで実現するのが、「脚注機能です。

そらの

さっそく注釈のつけ方を見てみましょう。

【Word・ワード】脚注(注釈)の入れ方

脚注には、脚注を付けた単語があるページの最後に補足説明を書く脚注と、文書の最後に補足説明を書く文末脚注の2種類があります。

それぞれのやり方を見てみましょう。

脚注の入れ方

下図の食物繊維の後に注釈を入れて、そのページの末尾に補足説明を入れたいと思います。

注釈の練習問題
注釈を入れたい文書

ステップ1

まず、注釈を入れたい場所をクリックして、カーソルを移動させます。

この時注意したいのが、注釈を入れたい言葉の右端をクリックすることです。
今回は、「食物繊維」に注釈を挿入したいので、繊維のうしろをクリックします。

食物繊維のうしろをクリックした画像
クリックする場所はここ

ステップ2

クリックしたら「参考資料タブ」→脚注のところにある「脚注の挿入」をクリックしてください。

脚注の挿入の場所
脚注の挿入の場所

ステップ3

すると、自動でページの末尾に移動し、小さく1と書かれた脚注のスペースができました。
そのまま注記を入力してください。

今回は「人の消化酵素消化しにくい食物成分の総称」と入力してみました。

脚注部分に補足説明を記入した画像
移動した先で補足説明を入力

完成!

これで脚注は完成です!

ちなみに脚注の前に小さく「1」と書かれていますね。
これは脚注記号の番号ですが、脚注を挿入した「食物繊維」に戻ってみると、同じ番号が付いています。

食物繊維のうしろに小さく1と書かれている
同じ番号が割り振られている

これで、脚注が複数あっても、どの補足説明なのか分かりますね!

文末脚注の入れ方

文末脚注も、入れ方は脚注とほぼ同じです。
下図のナマコの後に注釈を入れて、文書の末尾にその補足説明を入れたいと思います。

文末脚注を入れたい単語
文末脚注を入れたい単語

ステップ1

まず、注釈を入れたい場所をクリックして、カーソルを移動させます。

ここも同じように、注釈を入れたい言葉の右端をクリックしてください。
今回は、「ナマコ」と「などの」の間に注釈を挿入したいので、ナマコのうしろをクリックします。

ナマコのうしろをクリックした画像
クリックする場所はここ

ステップ2

クリックしたら「参考資料タブ」→脚注のところにある「文末脚注の挿入」をクリックしてください。

文末脚注の場所
文末脚注の場所

ステップ3

すると、自動で文書の末尾に移動し、小さくiと書かれた脚注のスペースができました。
そのまま脚注を入力してください。

今回は「棘皮動物の一種」と入れてみました。

文末脚注を記入した画像
移動した先で補足説明を入力

完成!

これで文末脚注は完成です!

ちなみに文末脚注の前に小さく「i」と書かれていますね。
これは脚注記号の番号ですが、文末脚注を挿入した「ナマコ」に戻ってみると、同じ番号が付いています。

ナマコのうしろに小さくiと書かれている
同じ番号が割り振られている

これで、文末脚注が複数あっても、脚注と併用しても、どの補足説明なのか分かりますね!

そらの

文末脚注は、引用文献を入れたりするときにも使えますね。

脚注(注釈)の入れ方を動画で見る

【Word・ワード】脚注(注釈)の編集

もりの

脚注は入れられたけど、記号を変えたり、やっぱり脚注を文末脚注に変えたりしたいときは?

そらの

脚注のプロパティを変更すればいいんです。

脚注記号や番号の編集

脚注記号の番号を1、2、3から一、二、三に変えたり、「※」のような脚注記号に変えられます。

脚注の番号書式を変更する

まずは食物繊維の脚注を「a,b,c」に変更してみたいと思います。

ステップ1

まず、脚注の補足説明文の中をクリックします。

今回は食物繊維の脚注を編集したいので、食物繊維の補足説明文を、どこでもいいのでクリックします。

脚注文をクリックした画像
脚注文をクリック

ステップ2

クリックしたら、「参考資料タブ」→脚注のところにある「脚注と文末脚注(右下を向いた矢印)」をクリックします。

脚注と文末脚注の場所
脚注と文末脚注の場所

すると、脚注と文末脚注ダイアログボックスが出てきます。

脚注の番号書式は「書式」のところから変更します。

脚注と文末脚注ダイアログボックス
脚注と文末脚注ダイアログボックス

ステップ3

番号書式の右側にあるボックスをクリックして、任意の書式をクリックします。

今回は、「a,b,c」をクリックします。

番号書式をクリックした画像
番号書式を好きな書式に変える

ステップ4

変更できたら「適用」をクリックしてください。

適用をクリック
適用をクリック

完成!

無事、脚注番号が「1」から「a」に変りました!

脚注の番号書式が変わった
脚注の番号書式が変わった
そらの

ちなみに挿入を押すと新しくaが挿入されるので、下図のようになってしまいます。

適用ではなく挿入した図
適用ではなく挿入したときはこうなる

挿入ではなく、適用をクリックするようにしてください。

脚注記号を変更する

先ほどは注釈番号を1,2,3からa,b,cに変えましたが、好きな記号にも変更できます。
脚注記号を「※」のマークにしてみましょう。

ステップ1

まず、本文中の脚注記号を選択します。

小さくて選択しづらい場合は、拡大表示しちまいましょう!

脚注記号を選択した画像
小さいけどガンバ!

ステップ2

参考資料タブ」→脚注のところにある「脚注と文末脚注(右下を向いた矢印)」をクリックします。

脚注と文末脚注の場所
脚注と文末脚注の場所

ステップ3

脚注と文末脚注ダイアログボックスを出して、任意の脚注記号の右にあるボックスをクリックします。

クリックしたら、そのまま記載させたい記号を入力します。

任意の脚注記号を指定した画像
記号の場合直接入力
そらの

ちなみに「※」は「コメ」と入力して変換すれば、出てきますよ。

ちなみにそのさらに右にある「記号」をクリックすると、記号の一覧が表示されます。

記号と特殊文字の一覧
記号と特殊文字の一覧

この中から選んでもOKです。

ステップ4

任意の脚注記号を入力したら、「挿入」をクリックしてください。

脚注記号を入力したら挿入
脚注記号を入力したら挿入

完成!

無事、脚注記号が※に変更できました!

脚注番号が※になった画像
脚注に※が付いた

脚注の場所を変更する

脚注の場所を、ちょっと移動できます。

ページ内文字列の直後に移動する

ステップ1

まず、脚注の補足説明文の中をクリックします。

脚注文をクリックした画像
脚注文をクリック

ステップ2

クリックしたら、「参考資料タブ」→脚注のところにある「脚注と文末脚注(右下を向いた矢印)」をクリックします。

脚注と文末脚注の場所
脚注と文末脚注の場所

すると、脚注と文末脚注ダイアログボックスが出てきました。

ステップ3

脚注の右隣り、「ページの最後」と書かれたボックスをクリックします。

出てきたメニューから「ページ内文字列の直後」を選んで、「適用」をクリックしてみてください。

脚注と文末脚注ダイアログボックス
ページ内文字列の直後に変更

完成!

すると、脚注の位置が若干変わりました。
今まではページ下の余白ギリギリにあったのが、ページ内文書の1行下に移動しているのが分かります。

ページの最後とページ内文字列の直後の違い
左がページの最後、右がページ内文字列の直後

脚注を文末脚注に、文末脚注を文末に変更

脚注を文末脚注に、文末脚注を文末に変更できます。

ステップ1

脚注と文末脚注ダイアログボックスの脚注の下にある「変換」をクリックしてみてください。

変換の場所
変換の場所

ステップ2

すると、脚注の変更ダイアログボックスが出てきました。

ここに書いてある通りですが、当てはまるものにチェックを入れて、「OK」をクリックします。

任意のものにチェック
任意のものにチェック

今回は脚注を文末脚注に変更したいので、上図の通り一番上の「脚注を文末脚注に変更する」か、一番下の「脚注と文末脚注を入れ替える」をクリックして、OKをクリックしてみます。

完成!

すると、1ページ目の末尾の脚注がなくなり、2ページ目の文末脚注が2つに増えていました。
無事、脚注を文末脚注に変更できたようです。

脚注が文末脚注に変更された画像
脚注を文末脚注に変更できた
もりの

脚注の番号も、ちゃんと更新されてるね!

【Word・ワード】脚注(注釈)の削除方法

脚注を削除したいときは、本文中の脚注番号をデリートキーで削除しちゃえばOKです。
脚注の説明文のところではないので、ご注意ください。

脚注番号が選択された状態
この状態でデリートキー

番号を削除すると、補足説明文も自動的に消えました。

脚注番号を削除した画像
本文中の脚注番号を消せば、注釈の説明文も消える
そらの

脚注番号が小さくて見づらいときは、拡大するといいですよ。

【Word・ワード】同じ脚注番号を繰り返し使うには

別の言葉でも、説明する文章が同じなら、同じ脚注番号を使いたいですよね。

同じ脚注番号を繰り返し使った画像
内容が一緒なら、同じ番号にしたい

これは「参考資料タブ」の「相互参照」を使えばできます。

そらの

詳しくは、下記ページをご覧ください。

これで、文書内に注意書きを入れたくなっても安心ですね。
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 脚注を入れるには「参考資料タブ」→脚注のところにある「脚注の挿入」
  • 文末脚注を入れるには「参考資料タブ」→脚注のところにある「文末脚注の挿入」
  • 削除を脚注記号をデリートキーで削除