【Word・ワード】文字数・行数を指定する方法!

レポート,間隔,数える

もりの

1行に書ける文字数って、指定できないの?

そらの

1行の文字数や1ページの行数を、設定してみましょう。

今回のポイント
  • 「レイアウトタブ」→「ページ設定」→「文字数と行数を指定する」文字数や行数を指定
  • 指定した文字数・行数にできないときのチェック項目あります

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【Word・ワード】1行の文字数を設定する

資料やレポートの場合、文字数や行数が指定されていることがありますよね。
そうでなくても、文字数や行数を設定すると、読みやすいレイアウトの文章にできます。

そらの

さっそく文字数の設定方法から、見ていきましょう。

ステップ1

「レイアウトタブ」→ページ設定の右下にある「ページ設定(右下を向いた矢印)」をクリックしてください。

ページ設定の場所
ページ設定の右のページ設定…ん?

ステップ2

ページ設定ダイアログボックスが出てきました。

真ん中よりちょい上にある「文字数と行数を指定する」をクリックしてチェックを入れてください。

これで、文字数と行数を設定できるようになります。

文字数と行数を指定する、にチェックを入れた画像
文字数と行数を指定する、にチェックを入れる

ステップ3

真ん中あたりにある「文字数」の右のボックスから、1行の文字数を指定できます。

上下の三角(▲▼)から増減するか、直接文字数を入力しても良いです。

指定したら「OK」をクリックします。

文字数を指定する画像
文字数を指定できる
そらの

字送りで指定もできますが、あまりお勧めしません。

ちなみに字送りとは、文字の左端から次の文字の左端までの間隔のことですね。

字送りの範囲
これが字送り

完了!

無事、1行の文字数を設定できました!

文字数を指定した画像
文字数を25にしてみた
もりの

文字間隔を設定したようになるんだね。

【Word・ワード】1ページの行数を設定する

1枚に何行書けるか、行数も指定できますよ。

ステップ1

「レイアウトタブ」→ページ設定の右下にある「ページ設定(右下を向いた矢印)」をクリックしてください。

ページ設定の場所
ページ設定の右のアイコン

ステップ2

ページ設定ダイアログボックスが出てきました。

「行数だけ指定する」または「文字数と行数を指定する」をクリックして、チェックを入れて下さい。

文字数も一緒に指定するなら「文字数と行数を指定する」を選びます。

行数を指定する設定
行数だけなら、行数だけを指定するでもOK

ステップ3

真ん中ちょい下にある「行数」の右のボックスから、行数を指定します。

こちらも上下の三角(▲▼)か、直接文字数を入力して指定します。

指定したら「OK」をクリックしてください。

行数を指定する画像
行数を指定できる
そらの

こちらも行送りよりは、行数で指定した方が分かりやすいでしょう。

ちなみに行送りは、行の上の辺から次の行の上の辺までの間隔のことです。

行送りの範囲
コレが行送り

完了!

無事、1ページの行数を指定できました。

行数を指定した文書
行数を20にしてみた
もりの

こっちは、行間を設定したようになるんだね。

行数(行番号)を表示するには

行番号を表示させた画像

何行目か分かるように、行番号を表示できます。

「レイアウトタブ」→「行番号」から、好みの番号の振り方を選べばOK。

行番号の場所
行番号の場所

詳しくは、下記ページをご覧ください!

【Word・ワード】設定した通りの文字数・行数にできないときは

もりの

文字数40って指定したのに、ぴったり40文字にならないよ?

そらの

標準スタイルの時の文字数なので、フォントやサイズに等によって違いが出るのです。

文字数と行数、それぞれ合わないときの解決策を見てみましょう。

設定した文字数にできないとき

プロポーショナルフォントを変更する

フォントにはプロポーショナルフォントという種類があります。

「MS P ゴシック」や「MS P 明朝」ってフォント、見たことありませんか?

あのPは、プロポーショナルのPなのです!

プロポーショナルフォントの例
プロポーショナルのP
もりの

知らんかったわ~

あ、Pと書いてなくても、実はプロポーショナルフォントって場合もありますよ。

指定した文字数にしたいなら、Pが付かないフォントに変更してみてください。

半角文字は全角にする

設定した文字数は、全角文字を入力したときの文字数です。
半角文字があると、指定した文字数にはなりません。

以下の方法で、文字を全角に変更してみてください。

ステップ1

「Ctrlキー + Aキー」で、文書内を全選択します。

全選択のショートカットキー
全選択のショートカットキー

ステップ2

「ホームタブ」→フォントのところにある「文字種の変換」をクリックします。

文字種の変換の場所
文字種の変換の場所

ステップ3

出てきたメニューから「全角」を選べばOKです。

全角の場所
全角にする

文字を標準スタイルにする

あの文字数は、標準スタイルで入力したときの文字数です。
フォントやフォントサイズなどを変更すれば、その分違いが出ることがあります。

文字を「ホームタブ」→スタイルセットから「標準」に変更してみてください。

標準スタイルにする画像
標準スタイルに変更する

標準スタイルのフォントを変更する

標準スタイルのフォントやフォントサイズが気に入らない場合、変更しちゃいましょう。

ステップ1

「ホームタブ」→フォントの右側にある「フォント(右下を向いた矢印)」をクリックしてください。

フォントの場所
フォントの場所

ステップ2

フォントダイアログボックスが出てくるので、「スタイル」を「標準」にします。

スタイルの左右から、フォントやフォントサイズを変更します。

終わったら、「OK」をクリックです。

標準スタイルを変更する画像
標準スタイルを変更する

カーニングをオフにする

カーニングという機能がオンになっていると、文字数通りにならないことがあります。

フォントダイアログボックスを出します。

「詳細設定」→「カーニングを行う」をクリックしてチェックを外せば、カーニングを無効にできますよ。

カーニングをオフにした画像
カーニングをオフに

「ページ設定で指定した 1 行の文字数を使用する」をオンにする

せっかく指定した文字数ですが、指定した文字数は使わないという設定になっていたら、そりゃ反映されませんよね。

フォントダイアログボックスの「[ページ設定]で指定した 1 行の文字数を使用する」クリックしてチェックを入れればOKです。

指定した文字数を使うようにした画像
指定した文字数を使うようにする

設定した行数にできないとき

「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」をオンにする

ステップ1

「ホームタブ」→段落のところにある「段落の設定(右下を向いた矢印)」をクリックしてください。

段落の設定の場所
段落の設定の場所

ステップ2

段落ダイアログボックスが出てきます。

間隔のところにある「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」をクリックしてチェックを入れればOKです。

行間を1行にする

段落ダイアログボックスの間隔のところにある「行間」を「1行」にすればOKです。

行間を1行にした画像
行間を1行にする

メイリオを使用しない

メイリオフォントでは、指定した行数になりません。
別のフォントを検討してみてください。

そらの

メイリオの行間は、他より広いんです。

文字数・行数の設定方法を動画で見る

これで、1枚に入る文字数や行数を指定できますね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 「レイアウトタブ」→「ページ設定」→「文字数と行数を指定する」文字数や行数を指定
  • 指定した文字数・行数にできないときのチェック項目あります