【Excel・エクセル】EOMONTH関数で月末日を表示するには
期限を3ヵ月後の月末日にしたいんだけど、関数でサクッとできないかな?
そんな時は、EOMONTH関数を使ってみよう。
- 数ヵ月後の月末日を知りたいなら、EOMONTH関数
- =EOMONTH(開始日,月)
- 月が0なら当月末の日付、負の数なら前の月の月末日を表示する
【Excel・エクセル】指定した月の月末日を取得する、EOMONTH関数
ある日付から数ヵ月後の月末日を出したいときって、ありますよね。
例えば見積書の有効期限とか、イベントの応募期限とか。
そんな月末日をサクッと出せるのが、EOMONTH関数です。
ちなみに読み方は、「エンド・オブ・マンス関数」です。
なんかカッコいい!
さっそく、使い方を見てみましょう。
【Excel・エクセル】EOMONTH関数の使い方
=EOMONTH(開始日,月)
開始日 | この日から |
月 | この数値ヵ月後の月末日を教えて |
月は、0や負の数も指定できるんよ。
正の数 | 〇ヵ月後の月末日 |
0 | 当月末日 |
負の数 | ○ヵ月前の月末日 |
EOMONTH関数の使用例
この見積書の有効期限を、EOMONTH関数を使って日付の3ヵ月後の月末日にしてみましょう。
=EOMONTH(D2,3)で、求められるよ。説明するね。
ステップ1
まず、期限を出したいセルに「=EOMONTH(」と入力してください。
ステップ2
次に開始日を指定します。
見積書作成の3ヵ月後にしたいので、日付が書かれたセルD2をクリックします。
「,(カンマ)」も忘れずに。
ステップ3
最後に月、何ヵ月後かですね。
今回は3ヵ月後の月末日を知りたいので、「3」と入力します。
ステップ4
これで式は完成です。
エンターキーを押すと、無事、3ヵ月後の月末日が……
何この数値?
コレはシリアル値。1900年1月1日を1として数えた数値だよ。
ステップ5
原因は表示形式が標準など、日付け以外になっていることです。
「ホームタブ」→数値のところにある「数値の書式の右にある下向き三角」をクリックしてください。
ステップ6
出てきたメニューから、「短い日付形式」または「長い日付形式」を選べば、シリアル値が日付になりますよ。
どちらかお好きな方を選んでくださいね。
令和何年みたいに表示したいなど、これ以外の表示形式にしたい場合、「その他の表示形式」を選びます。
詳しい設定方法は、次のページでご紹介しています。
完成!
表示形式を変えれば、無事、3ヵ月後の月末日を表示できました!
EOMONTH関数で当月末の日付を表示する
当月末の日付を表示したいなら、EOMONTH関数の月を「0」にすればOKです。
また、数ヵ月前の月末日を表示したいなら、EOMONTH関数の月を負の数(マイナスの数)にします。
これで、いちいち調べなくても月末日が出せますね!
それでは、お疲れさまでした!
- 数ヵ月後の月末日を知りたいなら、EOMONTH関数
- =EOMONTH(開始日,月)
- 月が0なら当月末の日付、負の数なら前の月の月末日を表示する
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