【Excel・エクセル】スピンボタンの使い方!コピーや日付に使う方法も
スピンボタンとは何ぞや?
押すと、数値を増減できるボタンさ。
- スピンボタンは「開発タブ」→「挿入」→「スピンボタン」
- 右クリックからコピーできる
- 日付をスピンボタンで操作もできる
【Excel・エクセル】スピンボタンの挿入方法
スピルボタンは、こんなやつ。
上下のボタンをクリックすると、数値が増えたり減ったりします。
これ、エクセルで割と簡単にできますよ!
スピンボタンの挿入から使い方まで、見ていくよ。
スピンボタンの挿入1,開発タブ
スピンボタンの挿入は、開発タブから操作します。
開発タブなんて、ないんだけど?
開発ボタンを出すには、ちょっとした操作が必要なんよ。
「リボンを右クリック」→「リボンのユーザー設定」→「開発」で、開発タブを表示できますよ。
詳しくは、下記ページをご参照ください!
スピンボタンの挿入2,コントロールフォームから挿入
ステップ1
開発タブを表示できたら、早速「開発タブ」→コントロールのところにある「挿入」をクリック。
ステップ2
出てきたメニューから、フォームコントロールのところにある「スピンボタン(▲▼が書いてあるやつ)」をクリックします。
ステップ3
適当な大きさにドラッグすれば……
完成!
スピンボタンが挿入できました!
【Excel・エクセル】スピンボタンの使い方
挿入できたが、クリックしても反応しないよ?
連動するセルを指定してないからね。
ボタンを押したら数値が上下するように、設定していきましょう!
スピンボタンの基本的な使い方
スピンボタンで、セルA2の月を上下できるように設定してみましょう。
ステップ1
スピルボタンを右クリック→「コントロールの書式設定」をクリック。
ステップ2
コントロールの書式設定ダイアログボックスが出てきました。
「リンクするセル」のボックスをクリックします。
ステップ3
続いて数値を出したいセルをクリックします。
ステップ4
そのほかの設定も見てみましょう。
今回の数値は月なので、1~12までしか上下できないようにしたいですよね。
そんな時は「最小値を1」「最大値を12」にすればOKです。
それぞれの項目は、こんな感じ。
現在値 | 初期の値 |
最小値 | スピンボタンで減らせる最小値 |
最大値 | スピンボタンで増やせる最大値 |
変化の増分 | クリックでいくら増減するか |
リンクするセル | 結果を表示するセルを決める |
ステップ5
設定が終わったら、「OK」をクリックです。
完成!
これで設定完了です!
あ、スピルボタンにバウンディングボックス(白い丸)がついていると押せないので、適当な場所をクリックしておいてくださいね。
スピンボタンにマウスを当てると、指のマークに変わります。
その状態でクリックすれば、選択したセルの数値を増減できましたね!
スピンボタンのコピーや編集
スピンボタンを大量に作りたいなら、コピーすればOKです。
ステップ1
スピンボタンを右クリック→「コピー」をクリックします。
完成!
あとはCtrl+Vで、貼り付けできます。
押しまくれば大量にコピーできますよ。
ちなみに、このバウンディングボックスが出ている状態でドラッグすれば、スピンボタンを移動できます。
また白い丸をドラッグで、拡大縮小もできます。
【Excel・エクセル】スピンボタンで日付を操作する方法
スピンボタンを使えば、ワンクリックで日付も変更できますよ!
今回は2つの方法をご紹介します。
日付を年月日で分ける場合
まずは年月日それぞれをスピンボタンで操作する方法。
最後にDATE関数で合わせます。
ステップ1
スピンボタンを3つ用意して、それぞれを以下のように設定します。
現在値は今年にしておくといいですよ。
最小値と最大値はお好みで大丈夫です。
月は最初のと同じでOKです。
最小値1、最大値12、現在値はお好みで。
日は最小値1、最大値31にしておきます。
現在値はお好みでどうぞ。
ステップ2
スピンボタンで出した年月日をまとめるには、DATE関数を使います。
日付を出したいセルで「=DATE(年のセル,月のセル,日のセル)」です。
DATE関数は、こっちのページで詳しく紹介してるよ。
完成!
これで完成です!
スピンボタンを押してみると、選択したセルに日付が表示できました!
この方法でカレンダーやスケジュール表も作れそうだね。
年月日まとまった日付を操作する
年月日分けずに、日付をそのまま操作できないの?
ボタンを押して日付を直で操作したいときもありますよね。
と思いやってみたのですが、最大値には上限があるようでした。
30,000と言ったら、1982年2月18日。
ここがてっぺんです。
ちくしょう、できないってのかよ!?
ごり押しでできないこともないよ。
それは、足りない日付を足す!!
ステップ1
リンクするセルは、テキトーなセルにしておきます。
ステップ2
日付を出したいセルには、「=スピルボタンで選択したセル+万単位の数字」と入力します。
どれくらいの数字を足せばいいの?
というときは、TODAY関数を表示形式を標準にして計算してみましょう。
記事執筆時の2023/9/30は、45,199でした。
Excelを開いた日を基準にするなら「=選択したセル+TODAY()-現在値」にしておきましょう!
完成!
無事、スピンボタンで日付を操作できましたね!
スピンボタン、ぜひ活用してみてくださいね。
それでは、お疲れさまでした!
- スピンボタンは「開発タブ」→「挿入」→「スピンボタン」
- 右クリックからコピーできる
- 日付をスピンボタンで操作もできる
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