【Excel・エクセル】先頭の0(ゼロ)が消える!表示する方法は?
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
電話番号を書きたいけど、最初の0が消えちゃう……
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
表示させる方法なら、いくつかあるよ!
- 0の前にアポストロフィー(’)を打つ
- 表示形式を 「文字列」または 「00……#」に変える
- &を使った数式を入力する
【Excel・エクセル】先頭の0を表示する方法
電話番号に限らず、数字の0から始まる数字を入力すると、勝手に最初の0が消えてしまいます。
この0を表示する方法を、3つご紹介します。
![電話番号の最初の0が消えた画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2021/08/Excel-first-zero-19.png)
0を表示する方法1、「’(アポストロフィー)」を入れる
一番サクッとできるのは、「’(アポストロフィー、またはシングルクォーテーションとも)」を入力する方法です。
ステップ1
0を入力する前に、「’(アポストロフィー)」を入力します。
アポストロフィーはキーボードの「7」を、Shiftキーと同時に押すと入力できます。
![アポストロフィの入力方法](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero1.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
テンキーの7じゃ出ないから、気を付けてね。
ステップ2
あとは、そのまま0から始まる数字を入力すればOKです。
![そのまま数字を入力](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero2.png)
完成!
Enterキーで確定すると、最初の0が表示されました。
![先頭の0も表示されている](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero3.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
最初に「’」を入れると、数字でも文字列として扱われるんよ。
左上に出る緑の三角マークを消すには?
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
左上に、緑の三角マークが出てきたけど?
![セルの左上に緑の三角マークが出てきた画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2021/08/Excel-first-zero-20.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
Excelさんが、「見た目数字だけど、文字列になってるよ?」って親切で教えてくれてるんよ。
左上の緑の三角マークは印刷もされないので、そのままにしていても問題ありません。
ただ気になる場合は、簡単に消せますよ。
ステップ1
マークがついたセルをクリックすると出てくる、ひし形のマークをクリックします。
![ひし形のマークをクリック](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero4.png)
ステップ2
出てきたメニューから「エラーを無視する」をクリックしてください。
![エラーを無視するをクリック](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero6.png)
完了!
無事、緑の三角マークが消えました!
![緑の三角マークが消えた](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero7.png)
0を表示する方法2、表示形式を文字列にする
数値を入力する前に、セルの表示形式を文字列に変えても、先頭の0を表示できます。
ステップ1
先頭の0を表示するセルを右クリックします。
出てきたメニューから、「セルの書式設定」を選択してください。
![セルの書式設定の場所](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/02/First-zero8-edited.png)
ステップ2
セルの書式設定ダイアログボックスが開くので、以下の順番でクリックします。
- 「表示形式」をクリック
- 分類から「文字列」をクリック
- 「OK」をクリック
![表示形式を文字列にした画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2021/08/Excel-first-zero-21.png)
ステップ3
そのまま、0から始まる数値を入力してみてください。
「’(アポストロフィー)」を付けた時と同じように、先頭に0を表示できました!
![先頭の0も表示されている](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero3-1.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
ホームタブの数値のところにある、プルダウンメニューから選ぶ方法もあるんよ。
![文字列に変える別の方法](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero9.png)
表示形式が文字列になると、ホームタブの数値のリボンの表示が「文字列」に変わります。
![文字列に指定された](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero10.png)
そのまま、先頭が0の数値を入力できます。
実は文字列にすると、ちょっとだけ問題が
ただこの方法、一つ問題があります。
それは、文字列にしちゃってるので、数値として扱われないこと!
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
それの何が問題なの?
関数や数式を書く時に、文字列にしたセルを数式に使おうとすると……
![関数で文字列のセルを参照すると](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero12.png)
SUM関数を使ったので、500+700で1200になりそうなところですが、結果は0となりました。
![結果は0](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero13.png)
![やまのののんびりした顔](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-laugh.png)
「あ」+「い」みたいな式になっちゃってるから、それじゃ計算はできないよね。
計算に使わないしーという場合は問題ありませんが、それだと具合が悪い場合は、次の表示形式のユーザー定義を使いましょう。
0を表示する方法3、ユーザー定義の表示形式
数字というアイデンティティーを保ちつつ、先頭の0も表示するには、ユーザー定義の表示形式を使います。
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
急に難しそうな予感……
![やまのののんびりした顔](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-laugh.png)
やってみたら、そうでもないよ。
ステップ1
セルを右クリックして「セルの書式設定」をクリックしてください。
![セルの書式設定の場所](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/02/First-zero8-edited-1.png)
または、「ホームタブ」→数値のところにある「数値の書式(プルダウンメニュー)」をクリックし、一番下の「その他の表示形式」をクリックしてもOKです。
![その他の書式形式の場所](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2021/08/Excel-first-zero-22.png)
ステップ2
セルの書式設定ダイアログボックスから、表示形式タブにある、「ユーザー定義」をクリックしてください。
![ユーザー定義の場所](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2021/08/Excel-first-zero-15.png)
ステップ3
種類の下にあるボックスに、ユーザー定義の表示形式を書いていきます。
今回は「00700」と、5桁に満たなくても5桁表示にしてみましょう。
書き方は簡単で、最後の一桁は「#」それ以外は全部0と入力します。
今回だと、「0000#」となりますね。入力できたら、「OK」をクリックします。
![0000#と入力した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero16.png)
完成!
すると、左上の緑の三角マークがなくなり、SUM関数で計算もできるようになりました!
![計算できるようになった](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero17.png)
携帯電話番号は11ケタなので、ユーザー定義の種類を「0000000000#」(0が10個に#)にすると、うまくいきますよ。
あらかじめ桁数が分かっているものであれば、この方法がスマートかもしれません。
![やまのの困った顔](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-osumasi.png)
ただ、携帯番号と固定番号が混ざってると、桁数が違うから、うまくいかないんよ。
0を表示する方法4、TEXT関数
テキスト関数は、セルの値の表示形式を自由に変えられる関数です。
=TEXT(値,"表示形式")
TEXT | この中の値を指定した表示形式で表示してね |
値 | 表示形式を変えたい値 |
表示形式 | 表示形式を指定 |
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
表示形式って、どう書けばいいの?
![やまのののんびりした顔](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-laugh.png)
ユーザー定義と同じでOKだよ。
ユーザー定義の時と同じで、「00700」と表示したいときは「=TEXT(セル,"0000#")」とすればOKです。
TEXT関数については、こちらで詳しくご紹介しています!
0を表示する方法5、&を使った式
セルを2つ分使いますが、数式を使って0を表示する方法もあります。
例えば7を「007」と表示させたい場合、一つのセルに7と入力し、別のセルに「="00″&セル(7を入力したセル)」と式を書けばOKです。
無事、「007」と表示できました。
が、力技な感じであまりスマートではないので、あまりオススメではないかもです……
![数式で先頭の0を表示](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/First-zero18.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-laugh.png)
あ、あくまで紹介ということで。
これで電話番号や商品コードなど、先頭の0をこれでもかと表示できますね!
それでは、お疲れさまでした!
- 0の前にアポストロフィー(’)を打つ
- 表示形式を 「文字列」または 「00……#」に変える
- &を使った数式を入力する
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