【Word・ワード】箇条書きを設定してリストを作る方法

持ってくるものを箇条書きにして、リストを作りたいんだ。

Wordでの箇条書きの設定方法を見てみましょう。
- リスト作成は「ホームタブ」→段落のところにある「箇条書き」
- インデントは「右クリック」→「リストのインデントの調整」
- 箇条書きの解除はエンターキーを連続で押す
- 行頭文字を変えるには、新しい行頭文字の定義
箇条書きの練習ファイルダウンロード

一緒にやってみませんか?
【Word・ワード】箇条書き(リスト)とは?
ワードでは単語や文章を箇条書きで並べるときに、文字の先頭に印をつけて、リストを作れます。
レシピの材料を書いたり、要点をまとめたりと、 同列の内容を並べるときに分かりやすいですね。


TKG?
【Word・ワード】箇条書き(リスト)の作り方
ワードで作ったピクニックのお知らせですが、場所などの情報や持ってくるものが分かりにくいですね。
箇条書きを設定して、リストにしたいと思います。

ステップ1
まず、リストにしたい段落をすべてドラッグして選択してください。
今回は、日時から持ってくるものまでをドラッグします。

ステップ2
選んだら、「ホームタブ」→段落のところにある「箇条書き」をクリックしてください。

完成!
はい、これで箇条書きが設定できました!

箇条書き(リスト)の注意点
箇条書きを設定する際、注意しないといけないことがあります!

そ、それは!?
それは、箇条書きの行頭文字(項目の頭につくマーク、今回でいうと黒い丸)は、段落ごとにつくということです!

あ、ちょっと分からない……
何行書いてあっても、1つの段落が1つの箇条書きの項目になります。

また見た目は似ていますが、ただの改行では段落は区切られないので、すべてセットで1つの箇条書きになります。
「Shift + エンターキー」で改行するやつですね。


段落と改行の違いは、こちらで詳しくお話ししていますよ。
【Word・ワード】リスト(箇条書き)のインデント設定
箇条書きの開始位置を、インデントで調整できます。
リストのインデントの調整
箇条書きの点の位置を、少し右に寄せてみましょう。
ステップ1
変更させたい箇条書きの部分をドラッグして選択してください。
今回は、日時から持ってくるものまでですね。

ステップ2
選んだら、「右クリック」→「リストのインデント調整」を選んでください。

リストのインデントの調整ダイアログボックスが出てきました。
ここからリストのインデントなどを設定していきます。


インデントは、右側にずらすことです。

行頭文字?タブ文字?分からないことばっかりだ……

一つずつ説明していきますね。
行頭文字の配置
行頭文字は、文字の先頭にある点のことです。
行の頭の文字ってことですね。

行頭文字の配置では、行頭文字の位置を何mm右側へずらすかを決められます。

インデント
インデントでは、実際の文字の位置を何mm右側へずらすかを決められます。

ちなみにインデントを行頭文字の配置よりも少なく設定しても、行頭文字より左側へは行きません。
番号に続く空白の扱い
番号に続く空白の扱い……意味わかりませんよね。
ここでは、行頭文字と実際の文字の間をどうするかを決められます。


タブ文字って何なの?

タブ文字を表示してみますね。
「ホームタブ」の段落にある「編集記号の表示/非表示」をクリックします。

行頭文字と実際の文字の間に表示された「→」が、タブ文字です。

ちなみにスペースは行頭文字との間が狭まり、なしは行頭文字との間がなくなります。

タブ位置の追加
タブ位置の追加は、「番号に続く空白の扱い」を「タブ文字」にした場合だけ設定できます。
またリストの文字が1行だけの場合は、設定は不要です。
2行以上ある場合は、リストの1行目の位置を決められます。
2行目以降は、インデントで設定した位置になります。

見やすくなるように、インデントを調整してください。
箇条書き(リスト)のインデントをレベルで設定する
持ってくるものも同じように箇条書きにすると……先ほど設定した日時や場所と同じようになってしまいました。
これだと、どこからが持ってくるもののリストなのか分かりません。

持ってくるものの中に、お弁当などがあると分かるようにしたいと思います。

箇条書きのリストのレベルを下げてみますね。
ステップ1
リストレベルを変えたい箇条書きを選択して、「ホームタブ」→段落のところにある「箇条書きの右側にある、下向き三角」をクリックします。

ステップ2
箇条書きのメニューが表示されました。
「リストのレベルの変更」をクリックしてください。

ステップ3
さらにメニューがでてきました。
一番上の黒い丸が、今設定されている行頭文字ですね。

この上からの順番が、リストのレベルを表しています。
黒い丸の下に右向きの三角がありますが、黒い丸のさらに中にあるリスト、という意味になります。

HTMLのh2、h3の関係と似ているね。

HTMLが分かる方ならいいんですが……
持ってくるものの中身は持ってくるものの中にあるリストなので、一つレベルを下げましょう。
黒丸の一つ下にある、右向きの三角っぽいマーク(レベル2)をクリックします。

完成!
選択した箇条書きのマークやインデントが変わりました!

黒丸より右にあることで、黒丸リストの下にあるリストということが分かりますね。
【Word・ワード】箇条書き(リスト)の解除方法
箇条書きを抜けて、いつも通り文字を入力したい場合
これ以上はありませんよ、という意味を込めて、箇条書きの後に「以上」と記入したいと思います。
ステップ1
箇条書きの末尾にカーソルを移動させて、段落を分けたいので、エンターキーを押してください。
すると……


あれ、箇条書きが続いちゃってる。

これだと、「以上」が持ってくるものみたいになってしまいますね。
ステップ2
もう一度エンターキーを押してみてください。右向き三角が黒丸に変りますよね。

エンターを続けて押すと、その分だけリストのレベルが上がります。
ステップ3
そしてもう一度エンターキーを押すと……行頭文字が消えて、いつも通り文章が書けるようになりました!

箇条書きの編集を解除していつも通り文字を入力するには、下がったリストレベル分だけエンターキーを押せばいいんですね。
そのまま「以上」と入力してみてください。
今度は問題なくできましたね。

箇条書き部分をすべて解除したい場合
解除したい部分をドラッグして選択して、「ホームタブ」→段落のところにある「箇条書き」を押せばOKです。

箇条書きアイコンでは、箇条書きのオンオフを切り替えられるんですね。
【Word・ワード】箇条書き(リスト)の編集方法
箇条書き項目の追加
持ってくるものリストに、ゴミ袋を追加したいと思います。ゴミは持ち帰るのが基本ですからね!
ステップ1
箇条書き項目を追加したい位置をクリックして、カーソルを移動させてください。

ステップ2
エンターキーを押すと……リストのマークが追加されました!
そのまま追加したい項目を入力すれば、簡単に追加できます。

箇条書き(リスト)の行頭文字を変える

行頭文字の黒丸とか右向き三角とかって、変えられないの?

文字の種類を変えたり、フォントを変えたり、画像に変更もできますよ。
行頭文字の種類を変える
黒丸などの行頭文字を、別の記号に変更できます。
ステップ1
変更したいリストをクリックして、「ホームタブ」→段落のところにある「箇条書きの右側にある下向き三角」をクリックしてください。

ステップ2
出てきたメニューにある「行頭文字ライブラリ」から、好きな記号に変更できます。


気に入るのがないなぁ。
ステップ3
お気に召さなかった場合は、一番下にある「新しい行頭文字の定義」をクリックしてみてください。

ステップ4
新しい行頭文字の定義ダイアログボックスが出てきました。
行頭の文字から、「記号」をクリックしてみてください。

ステップ5
すると、これでもか!ってくらいの記号が出てきました。この中から記号を選んで、「OK」をクリックしてください。


記号と特殊文字の中から選べます。
完成!
行頭文字が、選んだ記号に変わりました!

行頭文字を図・画像に変える
ちなみに、新しい行頭文字の定義ダイアログボックスで「図」を選ぶと、行頭文字に画像が使えます。

選ぶと画像の挿入のメニューが出てきました。

ファイルから | パソコンに保存された画像が選べます |
Bingイメージ検索 | インターネットから画像を探せます |
OneDrive-個人用 | インターネットに保存された画像が選べます ※マイクロソフトのOneDriveというサービスに保存したもの |
行頭文字を画像にできました!
画像を行頭文字にすると、とっても小さくなるので、気を付けてくださいね。

行頭文字のフォントを変える
行頭文字を記号にした場合は、色や大きさを変えられます。
ステップ1
変更したい箇条書きをクリックして、「ホームタブ」→段落のところにある「箇条書きの右側にある下向き三角」をクリックしてください。

ステップ2
「新しい行頭文字の定義」→「文字書式」と、クリックして進んでください。


ステップ3
フォントダイアログボックスが出てきました。
ここで、文字の色や大きさを自由に変えられます。
ためしに、フォントサイズを14、色を「オレンジ、アクセント2」に変えてみます。
プレビューを見て問題なければ、「OK」をクリックしてください。

ステップ4
新しい行頭文字の定義に戻るので、下の「OK」をクリックします。

完成!
行頭文字のフォントが変わりました!

箇条書きを使えば、整理された文書が書けますね!
それでは、お疲れさまでした!
- リスト作成は「ホームタブ」→段落のところにある「箇条書き」
- インデントは「右クリック」→「リストのインデントの調整」
- 箇条書きの解除はエンターキーを連続で押す
- 行頭文字を変えるには、新しい行頭文字の定義
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