【Excel・エクセル】CHOOSE関数の使い方!数値で条件分岐できる

if

CHOOSE関数のイメージ
もりの

このセルが1なら"○"、2なら"△"、3なら"□"……って10個くらいあるんだけど、IF関数で一つ一つ書いていかないとダメかな?

やまの

数値でよければ、CHOOSE関数が使えるよ。

今回のポイント
  • 条件が数値なら、IF関数よりCHOOSE関数が使えるかも
  • =CHOOSE(この数値が,1ならコレ,2ならコレ……)
  • セルや計算式を引数に使えば、応用ができる

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【Excel・エクセル】CHOOSE関数とは

たとえばWEEKDAY関数の結果から何曜日と表示したいとき。

“1"だったら"月曜日"、"2″だったら火曜日……と、IF関数で入れ子にして書くのは、大変ですよね。
IFS関数でも、いちいち理論値を書くのは面倒!

もりの

表示形式を変えればいいんだけど。

やまの

例ね、例。

そんな時に使えるのが、CHOOSE関数です!

CHOOSE関数を使えば、1ならコレ、2ならコレ、という指定が、簡単にできます。

CHOOSE関数はこんなことができるゾ

ちなみに、読み方は「チューズ関数」です。

やまの

ただCHOOSE関数は、数値じゃないと使えないんよ。

特定の文字列を条件にしたい場合は「SWITCH関数」が使えます。

Aなら〇、Bなら□……といった具合ですね。

SWITCH関数の使用例

~以上など、複雑な条件で分岐したい場合は「IFS関数」を使います。

IFS関数の使用例

【Excel・エクセル】CHOOSE関数の使い方

CHOOSE関数の書き方

=CHOOSE(インデックス,値1,値2……)

インデックスこの数値が
値11だったらこれ
値22だったらこれを表示してね(最大254個まで)

CHOOSE関数の使用例

では実際に、CHOOSE関数を使ってみましょう。

CHOOSE関数を使って、セルA1が1なら「りんご」、2なら「みかん」、3なら「グァバ」と表示されるようにしたいと思います。

※実際に操作できます。

いちいちスクロールするのは面倒なので、別タブか別ウィンドウで開くの推奨です!

もりの

なぜグァバ?

やまの

=CHOOSE(A2,"りんご","みかん","グァバ")で、求められるよ。説明するね。

ステップ1

セルB2に、「=CHOOSE(」と入力してください。

「=CHOOSE(」と入力

ステップ2

次に、元になる数値があるセルを指定します。

今回数値はセルA2に入力するので、セルA2をクリックするか、「A2」と入力してください。

インデックスを決める
やまの

引数はまだ続くから、カンマ(,)を忘れないでね。

ステップ3

続いて、セルA2が1だったらどうしたいか。
今回は、1だったら「りんご」と表示させたいので、「"りんご",」と入力します。

もりの

文字列は「""」で囲むんだよね。

その後、2なら「みかん」、3なら「グァバ」と表示させるので「"みかん","グァバ")」と続けます。

CHOOSE関数完成!

完成!

これでCHOOSE関数は完成です、最後にエンターキーを押してください。

ためしにセルA2に、1、2、3のどれかを入力してみてください。

対応する果物がセルB2に表示されれば、成功です!

CHOOSE関数で条件分岐できた
やまの

ちなみに値にはセルも指定できるから、「=CHOOSE(A2,D3,D4,D5)」でもOKなんよ。

CHOOSE関数の応用

CHOOSE関数の値には、計算式も指定できます。

これを使って、こんな表を作ってみました。

CHOOSE関数を応用した売上計算表

2021年4月現在、軽減税率というものがあり、店内飲食は消費税10%、持ち帰りだと消費税8%になります。
これって計算結構ややこしいかも……

もりの

そのうち、持ち帰りは税金やすかったの?知らない!なんて時代が来るんだよ……

そこで、店内飲食なら1、持ち帰りなら2と入力することで、それぞれの合計税込み金額をだせるようにしてみたいと思います。

※練習ファイルをご利用の方は、Sheet2に移動してください。

ステップ1

セルE3にCHOOSE関数を書いていきます。

今回のインデックス(判断する数値があるセル)は、セルD3ですね。

インデックスは消費税のところ

ステップ2

まずセルD3が1だった場合、店内飲食の消費税は10%なので、税込みの金額はセルB3(単価)×D3(個数)×1.1(+10%)となります。

つまり、「B3*C3*1.1」ですね!

消費税10%を加えるには、×1.1すればよいのじゃ

これで値1は終了です。

ステップ3

次にセルD3が2だった場合、持ち帰りの消費税は8%なので、税込みの金額はセルB3(単価)×D3(個数)×1.08(+8%)となります。

つまり、「B3*C3*1.1」ですね!

消費税8%を加えるなら、1.08を掛けるといいのじゃ

これでCHOOSE関数は終了です。最後に「)」、そしてエンターキーを押します。

オートフィルで下まで引っ張るのも忘れずに!

確認

では、さっそく作ったCHOOSE関数を試してみましょう!

個数をテキトーに入れて、セルD3に1か2を入力してみてください。

1なら10%の消費税、2なら8%の消費税込みの金額が、瞬時に出てきますね。

CHOOSE関数の応用で、税込み価格がすぐ分かる!
もりの

お-、そこはかとなく便利そう!

今回の応用は一例ですが、うまく使えばいろんなときに使えそうですよね!

やまの

アイデア一つで大きな可能性を秘めた関数だね。

知らなければ使えませんが、知っていれば使えるときが来るかもしれません!

ぜひ、CHOOSE関数をコンゴトモヨロシク……

もりの

なぜカタコト……?


それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 条件が数値なら、IF関数よりCHOOSE関数が使えるかも
  • =CHOOSE(この数値が,1ならコレ,2ならコレ……)
  • セルや計算式を引数に使えば、応用ができる

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Excel,数式・関数if

Posted by morino