【Windows10・オフィス】マイクロソフトアカウントとは何か?初心者向け解説
マイクロソフトアカウントって、作らないといけないものなの?
オフィスを使うときは、必要なの。
- マイクロソフトアカウントは、Microsoftのサービスを利用する権利
- Officeのほか、スカイプやOne Drive、Microsoft storeなどいろんなサービスを受けられる
- 「Windowsボタン」→「設定」→「アカウント」から、マイクロソフトアカウントでログインしているかが分かる
マイクロソフトアカウントとは
マイクロソフトアカウントとは、Microsoftのサービスを利用するのに必要な会員登録のようなものです。
Appleの「Apple ID」や、Googleの「Googleアカウント」のようなものですね。
Apple IDは「App Store」や「iTunes Store」でアプリや音楽などをダウンロードしたり、iCloudにデータを保存したりと、Appleが提供するサービスを利用する際に必要ですね。
MacやiPhoneユーザーの方には、おなじみだと思います。
Googleアカウントも「Google Play」でアプリをダウンロードしたり、「Gmail」でメールをしたり、「Googleドライブ」にデータを保存したりするのには、Googleアカウントが必要ですね。
実は「youtube」のコメントなんかもGoogleアカウントがないとできないって、ご存じでした?
これらのサービスは、一度アカウントを作ってしまえば、以降どのサービスでも最初に作ったアカウントで利用できます。
しかも、アカウント自体は無料で作れます。
逆にアカウントを作らないと、これらのサービスは受けられません。
アカウントは、その会社が提供するサービスを利用できる権利なんですね。
大切なものなんだね。
それのMicrosoft版が、マイクロソフトアカウントなんです。
ちなみにWindows8から採用されたアカウントなんです。
マイクロソフトアカウントで何ができる?
ではマイクロソフトアカウントは、どんなサービスが利用できる権利なんでしょうか。
実は、AppleやGoogleと似たようなサービスが、マイクロソフトにもあるんです!
Microsoft Store(マイクロソフトストア)でアプリをダウンロード
AppleにはApp Store、GoogleにはGoogleプレイがありましたが、Microsoftにも「Microsoft Store」なるものが存在します。
スタート画面の、Windowsマークが描かれた買い物袋のようなアイコンですね。
クリックすると、Microsoft Storeに飛べます。
ホーム画面には洋ゲーっぽいアプリが並びますが、見てみるとラインやインスタグラム、フェイスブックなど、
いろんな種類のアプリがあります。
Windowsをより便利で快適に使えるアプリがそろっているので、一度覗いてみるのもいいかもしれません。
OneDrive(ワンドライブ)でオンラインでデータが保存できる
Appleのアイクラウド、Googleのグーグルドライブのようなオンラインストレージだって、Microsoftにはあります。
その名もOneDrive(ワンドライブ)!
こちらもスタートメニューの中にありますし、アプリ一覧にも「O」のところにあります。
オンラインストレージ?
インターネット上にデータを保存できるサービスなの。
いつもはパソコンにデータを保存していると思います。
そのパソコンが万が一壊れてしまったら……最悪の場合、大切なデータは二度と開けなくなるかもしれません。
そうでなくてもパソコンに保存できる容量には限りがあるので、たくさんデータを保存していると、容量がいっぱいになってしまうことも……。
そんな時に使えるのが、オンラインストレージです。
もしパソコンが壊れてもデータはオンラインにあるので、別のパソコンでログインすれば、問題なくデータが開けます。
また、オンラインに保存する分、パソコンの容量を節約できますね^^
同じアカウントでログインすれば、別の端末からでもアクセスできるの嬉しいところ!
OneDriveでは、無料でも5GBまでデータを保存できます。
5GBだと、写真ならだいたい2,500枚くらい保存できちゃいます。
Outlook(アウトルック)でwebメールもできる
AppleにはiCloudメール、GoogleにはGメールというwebメールが無料で使えます。
マイクロソフトにも、Outlook(アウトルック)という無料で使えるwebメールがありますよ。
webメール?
インターネット上で使えるメールのことなの。
メールは元々、インターネットに繋がないとできないんじゃ?
今までのメールソフトはパソコンにインストールして使っていたので、インストールしたパソコンでしかメールの送送信はできませんでした。
携帯のキャリアメールもそうですね。
ドコモやau、ソフトバンクのキャリアメールは、その携帯でしか操作できません。
しかしwebメールなら、インターネットにさえつながれば、どこからだってアクセスできます。
パソコンからでもスマホからでも、端末に制限はありません。
iCloudメールやGメール、Yahoo!メールなんかがそうですね。
マイクロソフトのOutlookも、これらと同じように使えるのです。
無料のOffice Onlineが使える
通常Officeを使う場合、Officeのパッケージ版を購入するか、Microsoft365という月額タイプのサブスクリプションを利用するかなのですが、実は無料でOfficeが使えるってご存じでしたか?
その名も、「Office Online」!
ワードやエクセル、PowerPoint、OneNoteがweb上で閲覧、編集できるのです。
送られてくるデータがワードやエクセルなので、閲覧するためだけに必要、なんて時にはぴったりですね!
そのほかスカイプやワンドライブ、Outlookにもアクセスできます。
試しにエクセルを開いてみました。
見た感じ、通常のエクセルと同じような感じですね。
じゃあ無料版でいいじゃん。
ただ、もちろんOffice Onlineには制限があります。
たとえば、条件付き書式やデータの入力規則なんかは表現はできますが、ルールの作成はできません。
また、マクロが使えなかったり、一部の関数がうまく働かなかったり……。
ワードでも、図形やテキストボックスが作れなかったりと、通常版の簡素版という位置づけのようです。
しかし、無料でつかえるものとしては贅沢すぎる内容ではあります。
マインクラフトを遊ぶのに必要
一時期かなりの人気を誇っていたマインクラフト。
youtuberがこぞって楽しく遊んだり、自慢の建造物を披露していましたよね。
実はそのマイクラを遊ぶのに、マイクロソフトアカウントが必要ってご存じでしたか?
マイクロソフトアカウントは、こういったゲームとも関係があるんですね。
違うパソコンと同期して、同じ環境で使う
パソコンを2台以上持っている方は、同じマイクロソフトアカウントのでログインすれば、個人設定などを同期して、同じように使えるようになります。
マイクロソフトアカウントは知らないうちに持ってる可能性がある
マイクロソフトアカウント作ろうかな……
待って、すでにアカウントを作ってる可能性があるの。
実は最近のWindowsパソコンは、セットアップ(初期設定)時にマイクロソフトアカウントの作成を促してきます。
作らないと次に進めないようにも見えるので、その際に作っている場合が多いのです。
そのため、Windows10のパソコンを使っている時点で、すでにマイクロソフトアカウントを持っている可能性があります。
パソコンにログインするにはアカウントが必要ですが、このアカウントは「マイクロソフトアカウント」と「ローカルアカウント」の2種類があります。
この時に、マイクロソフトアカウントでセットアップしてログインしていれば、マイクロソフトアカウントを持っている。
ローカルアカウントという別のアカウントでセットアップしてログインしていれば、マイクロソフトアカウントは持っていない可能性があります。
マイクロソフトアカウントの確認方法
マイクロアカウントをすでに持っているのかを確認してみましょう。
ステップ1
まず、画面左下にある「Windowsボタン」→「設定(歯車のマーク)」をクリックしてください。
ステップ2
Windowsの設定が開くので、アカウントをクリックします。
ステップ3
すると、ユーザーの情報が出てきます。
名前の下にメールアドレスが書いてあれば、マイクロソフトアカウントを使ってログインをしています。
ローカルアカウントの場合、ローカルアカウントと書かれています。
ローカルアカウントは、パソコンにサインインするためのアカウントです。
インターネット環境がなくてもローカルアカウントは作成できます。
ただ、先述のマイクロソフトアカウントのメリットは、受けられません。
マイクロソフトアカウントにログイン(サインイン)してみる
すでにアカウントを持っている方はそのアカウント、持っていない方は新しくアカウントを作成して、先に述べたようなサービスを使ってみましょう。
下記サイトにアクセスして、メールアドレスとパスワードを入力すればOKです。
1.サインイン | マイクロソフトアカウントをお持ちの方はこちらから |
2.Microsoftアカウントを作成 | マイクロソフトアカウントをお持ちでない方はこちらから |
マイクロソフトアカウントを持っている場合
ステップ1
サインインをクリックするとサインインの画面に行くので、メールアドレスを入力して、「次へ」をクリックします。
ステップ2
次にパスワードを入力します。
パスワードはマイクロソフトアカウントを作った際に決めたものです。
忘れた場合は「パスワードを忘れた場合」をクリックすれば、先ほど入力したメールアドレス宛にメールが来るので、メールに指示に従えばOKです。
完了!
無事、サインインできました!
新しくマイクロソフトアカウントを作る場合
Microsoftアカウントを作成をクリックすると、アカウントの作成という画面が出てきます。
ここに登録したいメールアドレスを入力してください。
この後は画面の指示に従って「パスワード」「名前」「国」「生年月日」と入力して進みます。
Microsoftアカウントチームからメールが来るので、中にある「セキュリティコード」を確認します。
Microsoftアカウントに戻り「メールの確認」に、先ほど確認したセキュリティコードを入力して、次へをクリックします。
これでマイクロソフトアカウントが作成されました!
以降は指定したメールアドレスとパスワードで、マイクロソフトのサービスを利用できます。
無料で作れてそれなりにサービスも充実しているので、気になる方はぜひのぞいてみてはいかがでしょうか?
それでは、お疲れさまでした!
- マイクロソフトアカウントは、マイクロソフトのサービスを利用する権利
- Officeを利用するほか、スカイプやOne Drive、Microsoft storeなどいろんなサービスを受けられる
- 「Windowsボタン」→「設定」→「アカウント」から、マイクロソフトアカウントでログインしているかが分かる
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コメント一覧
Microsoft のパスワードを忘れてしまいました。パスワードのリセットを行いたいのですが何度も同じ失敗をしています。表示された順番に従って行っているのですが、次のような赤字のメッセージが表示されます。
「以前のパスワードが使用されました。アカウントを保護するため、新しいパスワードを設定してくださ い。」8文字以上、大文字と小文字の区別があります。
これはどういう意味でしょうか。
過去に設定したことがあるパスワードに変更しようとしている可能性があります。
実はパスワード履歴は過去10個分まで記憶されていて、同じパスワードは設定できないんです…
別のパスワードで試してみてください。