【Office】Word・Excel・パワーポイントの購入方法!どれがいい?どこで買える?

初心者

もりの

家でもワードやエクセルを使いたいんだけど、どうやって買えるの?

はらの

やっぱりマイクロソフト公式のオンラインストアが、安くていいかも。

今回のポイント
  • まずは無料で使えるweb版Office
  • 製品版はサブスクリプション版の「Microsoft 365」、買い切り版の「Microsoft Office 2021」
  • アカデミック版やMac用もある
  • すでにOfficeが搭載されたパソコンもある

【Office】Officeは購入できる?

ワードやエクセル、パワーポイントなど、ビジネスや勉強に使えるマイクロソフトのアプリをまとめてOfficeといいます。

職場ではOfficeを使うけど、「家でも勉強したい!」「家でも仕事を進めたい!」そんなあなたへ。

はらの

オフィスは個人でも購入できるの。


パソコンで業務をしている職場では、かなりの確率でOfficeが使われています。
就職や転職で事務職を狙っているなら、Officeは使える方が有利になるでしょう。

もりの

でも、お高いんじゃないの?

はらの

ノンノン、実は無料で使える方法もあるの!

もりの

むむむ、無料!?

【誰でも使える】無料で使えるweb版Office

web版Officeの画像
web版Office

マイクロソフトアカウントを持っていれば誰でも使える、「web版Office」というサービスがあります。

はらの

マイクロソフトアカウントも無料で作れるから、つまり無料で使えるの。

web版Officeでは、ワードやエクセル、パワーポイント、OneNoteがweb上で閲覧、編集できるのです。

もりの

インターネットにつないでないと、使えないんだね。

無料で使えるならこれでいいじゃん!と思いますが、もちろん全く同じではなく、使える機能が制限されています。

web版Officeのワードとエクセルで、使えない機能の一部をご紹介します。

ワード
  • コメントの追加や削除
  • 図形の挿入
  • テキストボックス
  • 一部の書式設定
  • ウィンドウの分割
  • マクロ
  • 引用
  • 目次
  • スタイルの追加、カスタマイズ

など

エクセル
  • 一部の関数
  • コントロール
  • データの入力規則
  • 一部のマクロ
  • 一部の条件付き書式

など

※関数は挙動が違う場合もあり

結構制限されています。
そりゃ、無料で何でもできたら、誰もお金払って製品版なんて買いませんもんね……(笑)

もりの

個人で使うにはいいけど、お仕事や勉強目的だと、物足りなさそうだね。

仕事で使うデータを持ち帰っても、機能が使えず結局できなかった!なんてことも……
web版のワードやエクセルは、あくまで簡易版と見るのがよさそうです。

はらの

でも無料だから、とりあえず試してみるといいの。

web版Officeがおすすめな人
  • とりあえずOfficeがどんなものか使ってみたい人
  • ワードやエクセルの閲覧だけ、または簡単な編集だけしかしない人
  • とにかくお金を掛けたくない人

【個人向け】Officeは買い切りとサブスクの2通り

ショッピングのイメージ

2022年現在、販売されているOfficeは「Microsoft Office 2021」「Microsoft 365」(旧Office 365)の2通りあります。

もりの

なんで2種類もあるの?

「Microsoft Office 2021」は永年ライセンス(買い切り)、「Microsoft 365」はサブスクリプションという違いがあります。

永年ライセンスは、一度料金を支払えばずっと使えるタイプ。
サブスクリプションは毎月一定の料金を支払って使うタイプです。

さらにMicrosoft Office 2021のパッケージ版には3種類ありまして……

もりの

3種類……またそうやって、惑わすんだね!!

はらの

いやいや、必要な人がお得に購入できるように、用意してくれてるの。

手っ取り早くそれぞれのパッケージ版の違いをまとめると、こんな感じ。

Microsoft 365
Personal
Office Personal
2021
Office Home &
Business 2021
Office Professional
2021
購入サブスクリプション
(年間 or 月間)
永年ライセンス
(買い切り)
永年ライセンス
(買い切り)
永年ライセンス
(買い切り)
価格1,284円/月
12,984円/年
32,784円38,284円65,784円
アプリWord
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Teams
Access※1
Publisher※1
Word
Excel
Outlook
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Access
Publisher
サービスSkype(60分/月無料)
OneDrive(1TB)
Editor
なしなしなし
デバイスWindows PC/Mac
Android/iOS
Windows PC※2Windows PC※2/MacWindows PC※2
インストール
可能台数
何台でも
(同時使用は5台まで)
2台まで2台まで2台まで
オススメ

※1 Windows PC のみ
※2 Windows10 または Windows11 のみ

ちなみに「Microsoft Office 2021」と「Microsoft 365」では、画面やアイコンが違ったり、一部名前が違ったりします。

サブスクリプション版の「Microsoft365 Personal」はお得?

サブスクリプションのイメージ

月(または年)ごとに支払いが発生するサブスクリプション版は、なんだか安いのか高いのか分かりませんよね。

ズバリ、AccessやPublisherを使いたい場合は、明らかに「Microsoft 365 Personal」がお得です。

はらの

同じくAccessやPublisherが使える「Office Professional 2021」は、「Microsoft 365 Personal」の5年分の金額なの。

その他、Microsoft365のメリット、デメリットを見ていきましょう。

サブスクリプション版のメリット

Microsoft 365は常に最新版が使えるので、常に快適で、便利な新関数なども使い放題!
サポート期間の心配がいらないのも、ポイントですね。

またプラスで無料テレビ電話の「Skype」が毎月60分無料で使えたり、オンラインストレージの「OneDrive」が1TB分使えたりと、うれしいサービスも魅力です。

もりの

オンラインストレージは、データをインターネットに保存できるサービスだよね!

さらに無料のチャット、電話サポートのおまけ付きと、かなりモリモリなプランですね(笑)

月額での利用もできるので、「この期間だけ使いたい!」という使い方もOK♪
賢く使えば、製品版より安く抑えられそうです。

サブスクリプション版のデメリット

使えるアプリを見た時に、「Access? Publisher??」と思われた人も多いと思います。
それもそのはず、個人でOfficeを使う場合、ほとんどがワードとエクセルだけで足りるでしょう。

はらの

会社でもワード、エクセル、パワーポイントがメインのことが多いの。

末永く使う予定で「いや、そんなアプリ知らないし、いらねー」という人は、永年ライセンス(買い切り)版の方がお得かもしれません。

3年以上使うなら、Office Personal 2021の方が金額の面ではお安いです。
使うアプリや、Officeの買い替えを考慮しなければ、にはなりますが……

あと、Microsoft365はインターネット環境がないと使えません。

サブスクリプション版を購入した方がいい人
  • AccessやPublisherも使う人
  • タブレットやスマホでも、Officeを使いたい人
  • 新しくなるたび買うのが面倒な人
  • 短期間だけ使いたい人

Microsoft 365 Personal
参考価格:12,984円/年

永年ライセンス(買い切り)版の「Microsoft Office 2021」ならどれ?

買い物のイメージ

買い切り(永年ライセンス)版Office「Microsoft Office 2021」は、1度購入すればその後ずっと使えるタイプのOfficeです。

ただ「Office Professional 2021」はいろいろなアプリが揃っていますが、サブスクリプション版の「Microsoft 365 Personal」5年分より価格が高いので、オススメしません

特別な理由がなければ、AccessやPublisherを使いたい場合は「Microsoft 365 Personal」を購入しましょう。

もりの

Officeは2013、2016、2019って、だいたい3年ごとに新しくなるしね。

はらの

2019の次は2021だったけどね。

「Office Personal 2021」と「Office Home & Business 2021」の違いは、パワーポイントがあるかないか、です。

永年ライセンス(買い切り)版を購入するなら
  • ワード、エクセルだけでいいなら「Office Personal 2021」
  • パワーポイントも使うなら「Office Home & Business 2021」

永年ライセンス(買い切り)のメリット、デメリットも見てみましょう。

永年ライセンス(買い切り)版のメリット

一番のメリットは、追加料金が一切発生しないこと!
かかる費用は購入時の1度きりなので、安心して使えますね。

またOffice2021ならネット環境の有無にかかわらず、どこでも使えるのもメリットですね。

永年ライセンス(買い切り)版のデメリット

永年ライセンスのOffice2021は、基本的に新しい機能は追加されません。

新しいこの機能が使いたい!エクセルのこの関数、今のバージョンだと使えない!なんて場合、買い替えるしかないのです。

また、永年ライセンス版はだいたい5年でサポートが終了します。

もりの

サポート?どういうこと?

はらの

セキュリティ上の問題なんかに対応するためにアップデートするんだけど、その対応はその期間までってことなの。

ちなみにOffice 2019のサポート期限は「2025年10月14日」、Office 2021は「2026年10月13」までなので、ご注意を!

サポート期間後ももちろんアプリは使えますが、セキュリティの面では注意が必要です。

永年ライセンス(買い切り)版を購入した方がいい人
  • AccessやPublisherなんて使わないよ!って人
  • 毎月/毎年、料金を払い続けるのが嫌な人
  • 末永く使う予定がある人
  • オフラインでも使いたい人

Office Personal 2021
参考価格:
公式サイト:32,784円
楽天市場:37,980円

Office Home & Business 2021
参考価格:
公式サイト:38,284円
楽天市場:48,980円

Officeは単品購入もできる

これまでパッケージ版の紹介ばかりでしたが、Officeをワードだけ、エクセルだけ、パワーポイントだけ購入したい!という人には、単品販売もあります。

ちなみに単品で購入できるのは、永年ライセンス(買い切り)版のみです。

Word
参考価格:
公式サイト:17,904円
楽天市場:22,980円

Excel
参考価格:
公式サイト:17,904円
楽天市場:22,980円

PowerPoint
参考価格:
公式サイト:17,904円
楽天市場:22,980円

【学生・教師向け】Officeにはアカデミック版がある

アカデミックのイメージ

学生さんや教育機関にお勤めの方は、もしかしたらとーってもお得にOfficeが使えるかもしれません!
Officeは学生や教職員用の「Office 365 Education」と「Office Professional Academic 2021」があります。

もりの

また、2種類……

サブスクリプション版の「Office 365 Education」と、永年ライセンス(買い切り)版の「Office Professional Academic 2021」という違いです。

ただサブスクリプション版の「Office 365 Education」は、学校が対象の教育機関に所属している必要があります。

また「Office 365 Education」では、教育機関よってA1、A3、A5の3種類のプランがあり、それぞれで内容が違います。

プランは自分で選べるのではなく、所属している教育機関によって変わるので、ご注意を!

はらの

自分の学校が対象かどうかは、学校に問い合わせるといいの。

それぞれをまとめてみました。

Office 365
Education A1
Office 365
Education A3
Office 365
Education A5
Office Professional
Academic 2021
購入サブスクリプション
(年間 or 月間)
サブスクリプション
(年間 or 月間)
サブスクリプション
(年間 or 月間)
永年ライセンス
(買い切り)
学生価格
教員価格
無料
無料
270円※1/月
350円※1/月
650円※1/月
870円※1/月
約60,000円※2
アプリWord
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
※webアプリ版
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Access※3
Publisher※3
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Access※3
Publisher※3
Word
Excel
Outlook
PowerPoint
OneNote
Access
Publisher
サービスOneDrive
Teams
Forms
など
OneDrive
Teams
Forms
Bookings
など
OneDrive
Teams
Forms
Bookings
Power BI
など
なし
デバイスWindows PC/Mac
Android/iOS
Windows PC/Mac
Android/iOS
Windows PC/Mac
Android/iOS
Windows PC※4
台数スマホ・タブレット5台
PC5台(計15台)
スマホ・タブレット5台
PC5台(計15台)
2台まで
インストール可能

※1 この価格は税別価格です。
※2 Microsoft公式では販売していないため、目安価格です。
※3 Windows PC のみ

※4 Windows10 または Windows11 のみ

FormsやBookingなど聞きなれないサービス名が並びますが、アカデミック版だけあって、チーム情報を共有するなど、学生・教員にとってはうれしいものばかり。

個人的に使うのであれば、あまり気にする必要はありません。

もりの

Officeが無料で使えるプランがあるの?めっちゃお得やん?

はらの

使えるOfficeは前に話したwebアプリ版だから、そもそも無料で使えるの。

Office Professional Academic 2021
参考価格:39,980円

※「Office Professional Academic 2021」は、公式オンラインストアでは取り扱っていません

【Macユーザー向け】OfficeはMacでも使える!

macのイメージ

OfficeはWindowsのイメージが強いかもしれませんが、Macでも使えます。

▼WindowsでもMacでも使えるOffice

  • Microsoft 365 Personal
  • Office 365 Education
  • Office Home & Business 2021
はらの

Windows専用のもあるから、注意なの。

▼Windowsでしか使えないOffice

  • Office Personal 2021
  • Office Professional Academic 2021
もりの

えー、Macでこれ使いたいときは、何を買えばいいの?

Mac専用のOffice、「for Mac」もちゃんと用意されているので、ご安心ください!

▼Macユーザーの代替案

  • Office Personal 2021 → Office Home & Student 2021 for Mac
  • Office Professional Academic 2021 → Office Academic 2021 for Mac

ただ全く同じ内容ではないので、注意が必要です。

Macユーザーでこんな人はこれを買ってねWindows版との違い
買い切り版でAccessや
Publisherはいらない人
Office Home &
Student 2021 for Mac
パワーポイントが使える
Outlookが使えない
約30,000円
買い切り版で
アカデミック版が欲しい人
Office Academic
2021 for Mac
AccessやPublisherが
使えない
約30,000円

Office Home & Student 2021 for Mac
参考価格:
公式サイト:26,184円
楽天市場:35,980円

Office Professional Academic 2021 for Mac
参考価格:28,980円

【Office】Office搭載PCを買う

Office搭載のパソコン

最後に、もしパソコンを購入する予定があるなら、Office搭載のパソコンを買うという手もありますよ。

同じ性能のパソコンとOfficeを別々に買うよりもお得なので、検討してみてください。

Office搭載パソコン

はらの

知らなかったけど、実は自分のパソコンにワードやエクセルが入ってた!ってこともあるあるなの。

もりの

僕だね!!

実はお使いのパソコンにも、すでにワードやエクセルが入っているかもしれません。
Officeを購入する前に、一度確認してみてください!

家でちょっと使ってみたいという方は、

  1. 実は使えないか確認
  2. なければ冒頭でご紹介した「web版Office」を試す
  3. 物足りないなら製品版を買う

の流れで試してみてください。

それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • まずは無料で使えるweb版Office
  • 製品版はサブスクリプション版の「Microsoft 365」、買い切り版の「Microsoft Office 2021」
  • アカデミック版やMac用もある
  • すでにOfficeが搭載されたパソコンもある

※内容は、2022年7月時点のものです。表示の金額は記載がない限り税込みです。