【Word・ワード】目次の作り方!編集や更新の方法も

リンク,レポート

もりの

目次を作って、しかもリンクするなんて、できないかなぁ。

そらの

さっそく目次を挿入してみましょう。

今回のポイント
  • 目次は「参考資料タブ」→「目次」
  • 目次を自動作成するには、あらかじめ見出しを設定しておく
  • 目次の更新は「参考資料タブ」→「目次の更新」

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 目次の練習ファイルダウンロード

もりの
 
 

一緒にやってみませんか?

【Word・ワード】目次の作り方

目次のイメージ

よく論文やレポートなどで、文書の前に目次があるのを見かけますよね。

何ページ目に何について書かれているか一目でわかる、スーパーありがたいやつです。

そんな目次は、自動でも手動でも簡単に作成できます。

目次の例
目次の例

ただし、目次を自動で作成するには準備が必要です。

それは、あらかじめ目次にしたい段落に見出しを設定しておくこと。

そらの

見出しの設定方法は、下記ページをご参照ください。

自動生成の目次から目次を作成する

ここでは、すでに設定された見出しから、目次を挿入する方法をご紹介します!

文書に、目次の自動生成で目次を作成したいと思います。

自動で目次を入れたい文書
自動で目次を入れたい文書

ステップ1

まずは、目次を挿入したい場所をクリックして、カーソルを移動させます。

カーソルは行末ではなく、行頭に移動させてくださいね。

目次は「表題」と「見出し1 フコイダンとは」の間に挿入したいので、カーソルを「見出し1 フコイダンとは」の行の先頭に持ってきます。

カーソルを行の先頭に置いた画像
カーソルは行の先頭に

ステップ2

カーソルを移動したら、「参考資料タブ」→目次のところにある「目次」をクリックしてください。

目次の場所
目次の場所

ステップ3

すると、目次のメニューが出てきます。

組み込みと書かれた中に、「自動生成の目次1」と「自動生成の目次2」がありますね。

挿入したい方をクリックしてください。

自動生成の目次の場所
自動生成の目次の場所

今回は「自動生成の目次2」を選んでみますね。

完成!

無事、表題と見出し1の間に目次が挿入できました!

目次が挿入された画像
目次が挿入できた!

ユーザー設定の目次から目次を作成する

もりの

うーん、点線のデザインが気に入らねぇなぁ。

そらの

そんな時は、ユーザー設定の目次を選んでみてください。

ユーザー設定の目次では、スタイルを自由に決めて目次を挿入できます。

※練習ファイルをダウンロードされた場合、「Ctrlキー」+「Zキー」で目次を挿入する前の状態に戻してください。

ステップ1

まずは、目次を挿入したい場所をクリックして、カーソルを移動させます。

カーソルは行末ではなく行頭に移動させてください

目次は「表題」と「見出し1 フコイダンとは」の間に挿入したいので、カーソルを「見出し1 フコイダンとは」の行の先頭に持ってきます。

カーソルを行の先頭に置いた画像
カーソルは行の先頭に

ステップ2

カーソルが移動できたら、「参考資料タブ」→目次のところにある「目次」をクリックしてください。

目次の場所
目次の場所

ステップ3

出てきた目次のメニューから、「ユーザー設定の目次」をクリックしてください。

ユーザー設定の目次の場所
ユーザー設定の目次の場所

ステップ4

出てきた目次ダイアログボックスから、目次をカスタマイズできます。

目次ダイアログボックス
自分好みの目次に編集
そらの

設定項目を簡単に説明しますね。

項目効果実際のイメージ
1.ページ番号を
表示する
見出しが何ページ目にあるかを
表示します
チェックあり
ページ番号ありの画像
チェックなし
ページ番号なしの画像
2.ページ番号を
右揃えにする
ページ番号が文書の右端に
表示されます
チェックあり
デフォルトのページ番号の画像
チェックなし
ページ番号を左寄せした画像
3.タブリーダー見出しとページ番号をつなぐ記号を
点線や実線などから選べます
この中から選べます
タブリーダー
4.書式あらかじめ用意されたプリセットです
エレガントやモダンなど
6つの書式が用意されています
エレガントの場合
エレガント書式
モダンの場合
モダンの書式
5.アウトラインレベル9つあるアウトラインレベルから
どのアウトラインレベルまでを
目次にするか設定できます
アウトラインレベル1の場合
アウトラインレベル1の画像

これらを自由に設定して、目次のデザインを編集できます。

完了したら、「OK」をクリックしてください。

完成!

目次の印象がガラッと変わりましたね!

書式をファンシーにした目次の画像
書式をファンシーにした目次

目次のフォントを変更するには

もりの

目次のフォントとか書式は、自由には変えられないの?

そらの

各見出しごとに、フォントを自由に決められます。

詳しくは、下記ページをご参照ください。

手動作成目次から目次を作成する

今までの方法は、見出しに応じて自動で目次を作成していました。

もりの

見出しは作ってないけど、目次を作りたいよぉ。

そらの

そんな声にお応えして、目次を手動で設定する方法もありますよ。

ステップ1

まずは目次を挿入したい場所をクリックして、カーソルを移動させます。

こちらもカーソルは行末ではなく、行頭に移動させてくださいね。

「表題」と「見出し1 フコイダンとは」の間に挿入するので、「見出し1 フコイダンとは」の先頭でクリックです。

カーソルを行の先頭に置いた画像
カーソルは行の先頭に

ステップ2

カーソルが移動できたら、「参考資料タブ」→目次のところにある「目次」をクリックします。

目次の場所
目次の場所

ステップ3

出てきた目次のメニューから、「手動作成目次」をクリックしてください。

手動作成目次の場所
手動作成目次の場所
もりの

こっちは手動作成「の」目次じゃないんだ。

すると、見出しに関係なく目次が挿入されました。

手動作成目次を挿入した画像
目次の土台が完成

完成!

あとは見出しのタイトルやページ番号をクリックして手動で編集していけば、目次の完成です。

クリックして目次を編集する画像
クリックして目次を編集

クリックしてデリートキーを押せば、削除もできます。

そらの

手動で目次を作った場合、後述の目次のリンク機能や更新はできない点に注意です。

【Word・ワード】目次のリンク機能で見出しに飛ぶ

目次の機能の一つに、リンク機能があります。
目次の見出しから、それが書かれた場所までジャンプできる、便利機能ですね!

ステップ1

目次の見出しの上にマウスポインタを移動させ、Ctrlキーを押してみてください。

マウスポインタの形が指差しのマークに変りましたね。

マウスポインタが変化した画像
Ctrlキーを押しながらなぞると指の形に

完了!

そのままクリックすると、選んだ目次の場所までジャンプできます。

目次から移動できた画像
目次からリンク先へ飛べる
そらの

目次を手動で作成した場合は、リンク機能は使えません。

見出しやブックマークなど目印を付けて、ジャンプ機能で移動はできます。

クリックだけでリンク先に飛ぶ設定

もりの

webサイトのリンクみたいに、クリックだけでリンク先にジャンプできないかなぁ?

「Ctrlキー」を押さずとも、クリックだけでリンクへ飛ぶ設定もあります。

ステップ1

「ファイルタブ」をクリックします。

ファイルタブの場所
ファイルタブの場所

ステップ2

次に、左側の青い帯の一番下にある「オプション」をクリックしてください。

「その他」の中に入っていることもあります。

オプションの場所
オプションの場所

ステップ3

Wordのオプションダイアログボックスが出てきました。

  1. 左側の「詳細設定」をクリック
  2. 編集のオプションのところにある「Ctrlキー + クリックでハイパーリンクを表示する」をクリックしてチェックを外す
  3. 「OK」をクリック

の順で操作してください。

Wordのオプションダイアログボックス
チェックを外してOK

完了!

これで設定は完了です。

リンクをクリックしてみると、ちゃんとクリックだけでリンク先へジャンプできましたね!

クリックだけでリンクできる画像
「Ctrlキーを押しながら」がなくなっている

【Word・ワード】目次を更新(追加)する

目次を設定して、あとから見出しを追加したり削除したりした場合、どうなるのでしょうか?

もりの

あ、1か所見出しにするのを忘れてた!

例文の「見出し2 フコイダンの歴史」に、アウトラインレベル2の見出しを設定するつもりが、もれていたようです。

見出しにするのを忘れてた画像
見出しにするのを忘れてた

見出しの設定のやり方を、おさらいがてら見ていきましょう。

ステップ1

「見出し2 フコイダンの歴史」の段落をクリック→「ホームタブ」→スタイルのところにある「見出し2」をクリックして、見出し2を設定してください。

見出し2の場所
見出し2の場所

完了!

「見出し2 フコイダンの歴史」が見出し2になりました!

見出し2を設定した画像
見出し2が設定できた

目次の更新方法

さて、ここからが本題です。

自動設定の目次では、見出しの部分が自動的に目次になっていましたが、後付けした見出しはどうなるのでしょうか。

目次を見てみると……追加した見出しは自動では反映されていないようですね。

目次が更新されていない画像
目次は何も変わっていない
もりの

えー、見出しを完ぺきにしてから、目次を作らないといけないの?

そらの

いえいえ、目次を更新すればいいんです。

目次を挿入した後で見出しを追加したり削除したり、はたまた見出しのタイトルを変えたりしたら、目次の更新を忘れずにしてあげましょう。

ステップ1

更新は「参考資料タブ」→目次のところのある「目次の更新」をクリックします。

目次の更新の場所
目次の更新の場所

目次の更新ダイアログボックスが出てきました。

「ページ番号だけを更新する」「目次をすべて更新する」の、2つから選べるようです。

目次の更新ダイアログボックスの画像
目次の更新ダイアログボックス

ステップ2

今回はページ番号だけでなく、目次に「フコイダンの歴史」を追加したいので、「目次をすべて更新する」にチェックを入れて、OKをクリックしてください。

目次をすべて更新するにチェックを入れた画像
すべて更新をクリックしてOk

完成!

目次が更新され、フコイダンの歴史が目次に表示されました!

目次が更新された画像
フコイダンの歴史が目次に刻まれた!

これで、あとから目次を編集しても安心ですね!

そらの

目次を手動で作成した場合は、更新も手動でする必要があります。

【Word・ワード】目次を削除する

作成した目次は、もちろん削除もできます。

ステップ1

削除するにはまず、「参考資料タブ」→目次のところにある「目次」をクリックしてください。

目次の場所
目次の場所

ステップ2

出てきたメニューから「目次の削除」をクリックすれば、作成した目次はきれいさっぱり消せます。

目次の削除の場所
目次の削除をクリック

目次の作り方を動画で見る

目次を使えば読む人はもちろん、作成する人も作業が効率的にできるようになりますね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 目次は「参考資料タブ」→「目次」
  • 目次を自動作成するには、あらかじめ見出しを設定しておく
  • 目次の更新は「参考資料タブ」→「目次の更新」