【Excel・エクセル】集計の方法4選!合計や個数を簡単に集計せよ
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商品別の売り上げを集計しなきゃ。ってどうすれば……?
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
集計の方法はいくつかあるんよ。
- 集計する関数は「SUBTOTAL関数」
- 条件に合う合計の集計は「SUMIF関数」
- 条件に合う個数の集計は「COUNTIF関数」
- サクッと集計したいなら「集計行」「小計機能」
- 柔軟に集計するなら「ピボットテーブル」
【Excel・エクセル】合計や個数の集計方法4つ
月ごとや店舗別などで、集計する機会は多いですよね。
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どう集計するのが一番いいのか、よく分かってないんだ。
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そこで今回は、集計の方法を大きく4つ紹介するよ!
集計は、この4つの方法でできますよ。
- 関数
- 集計行
- 小計機能
- ピボットテーブル
どのやり方でも、合計・個数などを集計できます。
では、さっそくやり方を見ていきましょう!
【Excel・エクセル】関数で集計する方法
SUBTOTAL関数で集計する方法
合計ならSUM関数、個数ならCOUNT関数が使えます。
しかし!もっと集計に適した関数があるんです。その名も「SUBTOTAL関数」!
この表の商品別の売上金額を、SUBTOTAL関数を使って集計してみましょう。
![SUBTOTAL関数の練習問題](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-SUBTOTAL-function-totalling-1.png)
ステップ1
まずはセルE4に、「=SUBTOTAL(」と入力してください。
![「=SUBTOTAL(」と入力した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-SUBTOTAL-function-totalling-4.png)
ステップ2
- 合計を集計するなら「9」
- 数値が書かれたセルの個数を集計するなら「2」
- 何か書かれたセルの個数を集計するなら「3」
を入力します。
今回は合計を集計するので、「9」にします。
![集計方法を合計にした画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-SUBTOTAL-function-totalling-5.png)
「2」はCOUNT関数、数字以外の文字はカウントしません。
「3」はCOUNTA関数、空欄でなければすべてカウントします。
ステップ3
合計したいセル範囲をドラッグします。
今回は、「E2:E3」ですね。
![セル範囲をドラッグする画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-SUBTOTAL-function-totalling-6.png)
ステップ4
カッコを閉じてエンターキーを押せば、カムカムガムの合計が集計できました!
![SUBTOTAL関数で合計が出せた画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-SUBTOTAL-function-totalling-7.png)
完成!
他の合計も同じように書いていきます。
全体の合計も、SUBTOTAL関数で同じように計算してください。
範囲をセルE2~E11にすると、無事、全体の合計が出せました!
![SUBTOTAL関数は省いて合計された画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-SUBTOTAL-function-totalling-9.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
ガムやパイの合計金額は、ちゃんと省いて合計されてるね。
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
SUBTOTAL関数は、SUBTOTAL関数で集計したセルを除いて、集計してくれるんよ。
SUMIF関数で、条件付きで合計を集計する
条件に合うセルの集計をするなら、SUMIF関数を使います。
例えば、東京の店舗だけの売上を集計したいとき。
![SUMIF関数の練習問題](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/03/SUMIF-function-1.png)
ステップ1
「=SUMIF(」と入力してください。
![「=SUMIF(」と入力した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2021/05/SUMIF-function-8.png)
ステップ2
まずは、範囲を決めます。
今回の条件は「東京都」、それはどこから探せばいいか?ってことですね。
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
都道府県名はB列に書いてあるから、B列から探せばいいんだよね。
というわけでB列をクリックして選択して、「,(カンマ)」を入力してください。
![参照したい列をクリックした画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/03/SUMIF-function-2.png)
ステップ3
次は検索条件を指定します。今回の条件は「東京都」。
「”東京都”」と記入するか、セルG1をクリックして、「,(カンマ)」を入力してください。
![SUMIF関数の検索条件に、セルを指定した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2021/05/SUMIF-function-9.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
条件はセルでもOK!セルG1に東京都って書いてあったから、使ってみたよ。
ステップ4
最後に、どこを合計するかを決めます。
合計したいのは、D列の売上なので、D列をクリックして選択して、「)(括弧閉じ)」を入力してください。
![SUMIF関数の引数](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/03/SUMIF-function-3.png)
完成!
エンターキーを押せば、無事、東京都の店舗の売上だけ、集計できました。
![条件に合うセルの合計が出た](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/03/SUMIF-function-4.png)
COUNTIF関数で、条件付きで個数を集計する
条件に合うセルの個数を集計するなら、COUNTIF関数を使います。
B列の満足度の中から、満足度が5の個数を、セルE5に集計してみましょう。
![COUNTIF関数の練習問題](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/02/Number-counting-function-1.png)
ステップ1
セルE5に、「=COUNTIF(」と入力してください。
ステップ2
まずは条件の範囲を指定します。
今回の条件は満足度。
満足度がある範囲は、セルB2からB15。
なので、セルB2からB15までをドラッグしましょう。
![セルB2からB15までをドラッグ](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/02/Number-counting-function-6.png)
ステップ3
次に、この範囲の中の、何を数えたいかを指定します。
今回は満足度が「5」の個数を調べたいので、「,5)」と入力してください。
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/morino-normal.png)
それか、セルD5をクリックでもいいんだよね。
「=COUNTIF(B2:B15,5)」となっていますでしょうか?
完成!
エンターキーを押せば、満足度5の個数が分かりましたね!
![COUNTIFで条件に合う件数が数えられた](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/02/Number-counting-function-7.png)
【Excel・エクセル】集計行で集計する方法
テーブルに設定すれば集計行を追加して、合計や個数などを集計できます。
![集計行の練習問題](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/03/Summary-row-1.png)
ステップ1
テーブルをクリックすると、タブの一番右に「テーブル デザインタブ」が現れます。
![テーブルデザインタブの場所](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Summary-row-15.png)
そこのテーブル スタイルのオプションのところにある「集計行」をクリックしてください。
![集計行の場所](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/03/Summary-row-3.png)
ステップ2
すると、集計行が出てきました!
合計を集計したい場合、初期設定が合計なので、これで終わりです。
![ニョキっと現れた集計行](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/03/Summary-row-4.png)
ステップ3
個数や平均を集計したいなら、集計行をクリック→「下向き三角」をクリックします。
![下向き三角が出てきた](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/03/Summary-row-5.png)
ステップ4
出てきたメニューから、集計したい項目を選べます。
![平均を選んだ画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/03/Summary-row-7.png)
【Excel・エクセル】小計機能で集計する方法
SUBTOTAL関数と同じように集計できる、小計機能というのもあります。
こっちの方が手軽かもしれませんね。
この表から、日付ごとの小計を出してみましょう。
![小計の練習問題](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-subtotal-2.png)
ステップ1
これ最初が肝心なんですが、集計の基準にしたい列を、昇順で並べ替えします。
今回、基準にしたいのは日付のA列なので、セルA1をクリックして、「データタブ」→「昇順」をクリックしてください。
![基準を昇順で並び替えする画面](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-subtotal-8.png)
並びが変わるのが嫌なら、新しく行を追加して番号を振っておくといいですよ。
![Noを追加した画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-subtotal-15.png)
ステップ2
並べかえ終わったら、「データタブ」→アウトラインのところにある「小計」をクリックしてください。
![小計の場所](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-subtotal-4.png)
ステップ3
小計の設定ダイアログボックスが出てきました。
それぞれ
①:表のどこを基準に集計したいか
②:合計?個数?何を集計したいか
③:表のどこを集計したいか
ってことです。
![小計の設定ダイアログボックス](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-subtotal-5.png)
今回は日付けを基準に、売上金額の合計を集計するので、このままでOKですね。
設定できたら「OK」をクリックしてください。
![OKをクリックする画面](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-subtotal-6.png)
![](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2019/12/yamano-normal.png)
集計の方法から、合計や個数、平均が選べるんよ。
完成!
これで、日付ごとの小計が集計できました!
![日付ごとに合計を集計できた画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2022/01/Excel-subtotal-7.png)
【Excel・エクセル】ピボットテーブルで集計する方法
ピボットテーブルでは、より直感的に合計や個数などを集計できます。
![ピボットテーブルの例](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/05/Pivot-table-getting-started-2.png)
ステップ1
集計したい表をクリックして、「挿入タブ」→「ピボットテーブル」をクリックします。
![ピボットテーブルの場所](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/05/Pivot-table-getting-started-3.png)
ステップ2
「ピボットテーブルの作成ダイアログボックス」が出てきました。
①:クリックした表になっているはず。
②:新しくシートを作るかどうか。
選んだら「OK」をクリックです。
![ピボットテーブルの作成ダイアログボックス](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/05/Pivot-table-getting-started-4.png)
ステップ3
はい、これでピボットテーブルが作成できました!
右側にピボットテーブルのフィールドが出てきましたね。
![ピボットテーブルの画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/05/Pivot-table-getting-started-6.png)
ステップ4
ピボットテーブル のフィールドの上の方にある「コース」を下の方にある「行」に、「点数」を「値」にドラッグ&ドロップしてみましょう。
![項目を行にドラッグした画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/05/Pivot-table-getting-started-9.png)
![項目を値にドラッグした画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/05/Pivot-table-getting-started-10.png)
ステップ5
これでコース別に、点数の合計が集計できました。
![コース別の合計点数が分かった](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/05/Pivot-table-getting-started-11.png)
ステップ6
さらに項目を追加もできますよ。
「年齢」を「列」までドラッグ&ドロップしてみると……
![項目を列にドラッグした画像](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/05/Pivot-table-getting-started-19.png)
完成!
より柔軟に集計ができましたね。
![列に年齢が入ったピボットテーブル](https://sakusaku-office.com/wp-content/uploads/2020/05/Pivot-table-getting-started-20.png)
これで、知りたい情報をサクッと集計できるようになりましたね!
それでは、お疲れさまでした!
- 集計する関数は「SUBTOTAL関数」
- 条件に合う合計の集計は「SUMIF関数」
- 条件に合う個数の集計は「COUNTIF関数」
- サクッと集計したいなら「集計行」「小計機能」
- 柔軟に集計するなら「ピボットテーブル」
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