【Excel・エクセル】IF関数で空白だったら計算しない、空白かどうか調べる方法
空白だったら計算しないで、答えも空白にしてほしいんだ。
IF関数で、空白だったらって条件を付けるといいんよ。
- 空白は「=""」
- 計算式で空白を空白にしたいなら、IF(セル="","",計算式)」
- 空白じゃないは「<>""」
IF関数で空白の使い方の練習ファイルダウンロード
一緒にやってみませんか?
【Excel・エクセル】IF関数で空白だったら計算しないようにするには
例えば商品の価格と個数をかけ算して売上合計を出すとき。
個数が空白だと、答えは0になりますよね。
この0を空白にしたい!
IF関数を使って、空白だったら空白のままにしてあげよう。
=IF(理論式,値が真の場合,値が偽の場合)
理論式は条件、真の場合は条件に合う場合、偽の場合は条件に合わない場合だったよね。
ステップ1
IF関数を使うので、まずは「=IF(」まで入力してください。
IF関数使いますよ!という宣言みたいなものですね。
ステップ2
次に条件を書いていきます。
今回の条件は、個数が空白だったらですね。
個数はセルC2に書いてあるので、C2をクリックして選択しましょう。
ステップ3
この個数(C2)が空白だったら、と条件を書いていきます。
空白は「""」と書けばOKです。
C2が空白としたいので「=""」と入力してください。
真の場合に移るので、「,(カンマ)」も忘れずに入れてください。
C2=""で、セルC2が空白ってことになるんだね。
ステップ4
続いて真の場合、つまり条件(個数が空白)が合っていればどうしたいかです。
個数が空白だったら、合計も空白にしたいと思います。
空白は「""」でしたよね。
偽の場合に移るので「,(カンマ)」をお忘れなく!
セルC2が空白だった場合、空白にしてねってことだね。
ステップ5
次に偽の場合。個数が空白じゃなかったらどうしたいか、です。
個数が空白じゃなかったら、そのまま合計を出したいので「B2*C2」にします。
これで式は完成なので、カッコを閉じます。
セルC2が空白じゃなかったら、価格と個数をかけ算して合計を出すってことだね。
完成!
エンターキーを押せば……C2は空白ではないので、そのまま合計が出てきました。
オートフィルでコピーしてみます。
個数が空白の行は、ちゃんと空白になっていますね!
【Excel・エクセル】IF関数で空白じゃなかったら計算する
先ほどの方法(空白だったら空白にする)でもいいんですが、逆の考え方もご紹介しますね。
逆……?
個数が空白じゃなかったら計算するってことだね。
ステップ1
同じくIF関数を使うので、まずは「=IF(」まで入力してください。
ステップ2
次に条件を書いていきます。
今回の条件は、個数が空白じゃなかったら。
個数はセルC2に書いてあるので、同じくC2をクリックして選択しましょう。
ステップ3
この個数(C2)が空白じゃない場合、と条件を書いていきます。
空白は「""」でしたが、じゃない場合は「=」の代わりに「<>」と書きます。
C2が空白じゃない、としたいので「<>""」と入力してください。
真の場合に移るので、「,(カンマ)」も忘れずに!
C2<>""で、セルC2が空白じゃないってことになるのか。
ステップ4
続いて真の場合、条件(個数が空白じゃない)が合っていればどうするかです。
個数が空白じゃなかったら、そのまま合計を出したいので「B2*C2」にします。
偽の場合に移るので「,(カンマ)」をお忘れなく!
セルC2が空白じゃなかった場合、価格と個数をかけ算してねってことだね。
ステップ5
次に偽の場合。個数が空白だったらどうしたいか、です。
個数が空白だったら、合計も空白にしましょう。
空白は「""」でしたよね。
これで式は完成なので、カッコを閉じます。
セルC2が空白だったら、空欄にするってことだね。
完成!
エンターキーを押せば……C2は空白ではないので、そのまま合計が出てきました。
ちなみに「空白じゃない」は、NOT関数を使ってもできるんよ。
IF関数を使えば、空白も怖くありませんね!
それでは、お疲れさまでした!
- 空白は「=""」
- 計算式で空白を空白にしたいなら、IF(セル="","",計算式)」
- 空白じゃないは「<>""」
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