【Excel・エクセル】プルダウンメニューを連動して選択肢を絞り込み!

時短

連動するプルダウンメニュー
もりの

1つ目のプルダウンから選んだヤツによって、2つ目のプルダウンの選択肢を変えられないかな?

やまの

名前の定義とINDIRECT関数で、連動させられるんよ。

今回のポイント
  • 1つ目のプルダウンメニューは、普通に作成
  • 2つ目のプルダウンメニューリストに「名前の定義」
  • 元の値に「=INDIRECT(1つ目のプルダウンのセル)」

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 連動するプルダウンメニューの練習ファイルダウンロード

もりの

一緒にやってみませんか?

【Excel・エクセル】プルダウンメニューを連動させて選択肢を変化

部署名を選んだら、プルダウンのリストにはその部署の人の名前が並ぶなど、1つ目のプルダウンメニューの結果に応じて選択肢が変わるプルダウンメニュー。

そんな結果と連動して選択肢を切り替えるプルダウンも、Excelで作れますよ!

ステップ1

まずは1つ目のプルダウンメニューを作成します。

やまの

プルダウンメニューの作り方は別のページで紹介してるから、ここは駆け足でいくよ。

「データタブ」→データツールのところにある「データの入力規則」→「データの入力規則」と進みます。

データの入力規則の場所
データの入力規則の場所

ステップ2

入力値の種類を「リスト」にして、元の値に選択肢を「,」区切りで入力し、「OK」をクリックです。

元の値に選択肢を入力した画像
元の値に選択肢を入力する

1つ目のプルダウンメニューの完成です。

プルダウンメニューを設定したセル
3つから選べるよ

ステップ3

で、ここからが本題。

Sheet2に用意したお菓子のリストに、名前を付けていきます。

お菓子のリストをドラッグして選択し、左上の「名前ボックス」をクリックします。

名前の定義のやり方
名前を付けてやる

ステップ4

プルダウンメニューで作成した1つ目の選択肢を入力して、Enterです。

これでこのセル範囲に、お菓子という名前を定義できました。

選択肢と範囲の名前は、必ず同じにしてくださいね。

セル範囲に名前を付けた画像
キミは今日からお菓子だ!
もりの

セルに名前って付けられるんだね。

やまの

詳しくは、こっちの動画で紹介してるよ。

ステップ5

他の範囲にも、同様に名前を付けていきます。

全ての範囲に名前を付けた画像
選択肢の数だけ名前を付ける

ステップ6

Sheet1に戻って、連動してリストが切り替わるプルダウンメニューを作っていきます。

先ほどと同じく、プルダウンメニューを作りたいセルをクリックして、「データの入力規則」、入力値の種類を「リスト」にします。

データの入力規則ダイアログボックスを呼び出した画像
ここまでのやり方は全く一緒

ステップ7

元の値に「=INDIRECT(B2)」と入力して「OK」をクリックです。

B2は、1つ目のプルダウンメニューを設定したセルのことですね。

元の値を入力した画像
後でオートフィルするので、「$」は不要ですよ
もりの

INDIRECT関数?

やまの

詳しくは、こっちのページでお話ししてるよ。

ステップ8

「元の値はエラーと判断されます。続けますか?」とメッセージが出たら、かまわず「はい」を選びましょう。

メッセージ
エラー?しゃらくせぇ!

完成!

これで、1つ目の選択肢に連動してリストが変わるプルダウンメニューの完成です!

オートフィルで、下のセルにもコピーできますよ。

連動プルダウンメニューをオートフィルする画像
連動プルダウンメニュー、爆誕

1つ目をお菓子にすると、連動してお菓子の選択肢が。

セルB2と連動するプルダウンメニューの画像
お菓子の中から選べる

1つ目を料理にすると、連動して料理の選択肢が出てきました。

うーん、大成功ですね!

セルB2と連動するプルダウンメニューの画像
料理の中から選べる

【Excel・エクセル】その他プルダウンメニューの連動

プルダウンとリストを連動して自動入力する

プルダウンメニューのリストを増やす際、いちいちリストの範囲も追加するのって面倒ですよね?

OFFSET関数を使えばリストと連動して、リストに追加するだけでプルダウンメニューの選択肢が自動入力されるんです!

プルダウンメニューには4つの選択肢しかありません。

D列のリストに項目を追加すると……

プルダウンメニューの例
種も仕掛けもございません

連動してプルダウンメニューに自動入力されました!

リストが自動で追加されたプルダウンメニュー
リストが自動で追加された
やまの

詳しくは、こっちのページを見てね!

プルダウンと連動して色付けする

プルダウンで選んだ選択肢によって、セルを付けることもできます。

条件付き書式を使いますよ。

自動で色分けされるプルダウンリスト
自動で色付けしてくれる
もりの

詳しくは、こっちのページをご覧ください!

これで答えと連動して選択肢を絞り込めるので、プルダウンの選択肢探しに苦労しませんね!
それでは、お疲れさまでした!

今回のおさらい
  • 1つ目のプルダウンメニューは、普通に作成
  • 2つ目のプルダウンメニューリストに「名前の定義」
  • 元の値に「=INDIRECT(1つ目のプルダウンのセル)」

Excel,セルの管理時短

Posted by morino