【Excel・エクセル】初心者向けの始め方
「Microsoft Office」はビジネスシーンで使えるアプリケーションがセットになった製品です。
その中の一つ「Microsoft Excel」は、表計算ソフトです。
今エクセルを覚えておくと、ビジネスでも私生活でもきっと役に立ちますよ!
将来の自分のために、勉強を取り入れてみるのはいかがでしょうか?
このサイトでは、多くの企業で使われている「Microsoft Office」の使い方をご紹介していきます!
ぜひ、スキルアップにお役立てください。
エクセルは僕に任せて!
僕と一緒に勉強していきましょう!
リボンの部分(タブの下の灰色のところ)が、このサイトや他のパソコンと違うなと思ったら。
コレは、ワードの幅が広いか狭いかの違いです。
そんなアイコンないよ?これっぽいけど見た目が違う?と思ったときは、幅を広げてみてください。
詳しくは、下記ページをご参照ください!
【初心者向けExcel】エクセルの基本の使い方
エクセルの使い方1、起動してみましょう!
まずはエクセルを起動してみましょう!
エクセルの起動方法はいくつかあります。
デスクトップ(パソコンを開いた画面)にExcelのアイコンがあれば、それをダブルクリックします。
アイコンがなければ、画面左下の検索ボックスに「エクセル」と入力してみてください。
最も一致する検索結果にExcelが出てきたら、クリックします。
ちなみにエクセルもワードも、起動の仕方に大きな違いはありませんよ。
どこが何なのか、画面の見方が分からないよぉ。
ワードの画面の各部の名前は、下記ページにまとめています!
エクセルの使い方2、セルとワークシートについて
エクセルはセル(横長の四角)が何個も敷き詰められています。
このセルに、文字や式を書いていくんよ。
アクティブなセルは、今選択しているセルのことです。
また、セルが集まったものを、ワークシートといいます。
ワークシートの操作
ワークシートは増やしたり減らしたりもでき、エクセルの下から、ワンクリックで切り替えられます。
下にあるシート名を右クリックすれば、挿入、削除、名前の変更などたいていのことはできますよ。
ワークシートの使い方については、次のページをご覧ください。
セル番号の呼び方
このセルを見てほしいんだけど、セルの場所ってどう伝えればいいの?
セルは縦横にびっしり並んでいますが、縦の並びを「列」、横の並びを「行」と呼びます。
列にはアルファベット、行には数字が当てられていますね。
セルの位置……セル番号と言いますが、このアルファベットと数字で表します。
例えば左から3、上から2の位置にあるセルは、C2と表すんですね。
縦が列、横が行……すぐ忘れそうだなぁ。
以下のページで、行と列、簡単で画期的な覚え方をご紹介してますよ!
セルの操作
行や列、セルも、追加したり削除したりできるんよ。
シートの操作と同じで、基本は増やしたいセルや行、列を選んで、右クリック。
挿入で追加、削除で消せます。
しまった!テキトーに入力してたけど、順番に並べ替えってできないかな?
もちろん、データの並び順は変えられます。
並べ替えには、小さい順に並べる「昇順」と、大きい順に並べる「降順」がありますよ。
まとめるとこんな感じだね。
入力データ | 昇順 | 降順 |
---|---|---|
数字 | 0→9 | 9→0 |
日本語 | あ→ん | ん→あ |
英語 | A→Z | Z→A |
日付 | 1月1日→12月31日 | 12月31日→1月1日 |
並べ替えるには、まず並べ替えたいタイトル行(見出し)のセルをクリックします。
どの列を基準に昇順または降順に並べ替えたいか、で、列を選びます。
昇順で並べ替えたいなら「データタブ」→並べ替えとフィルターのところにある「昇順」をクリックします。
降順で並べ替えたいなら「データタブ」→並べ替えとフィルターのところにある「降順」をクリックです。
より詳しい内容は、下記ページでご紹介しています!
ほかにもワークシートやブック(エクセルで作ったファイル)についてのことをご紹介しています!
エクセルの使い方3、計算してみましょう!
エクセルは表計算ソフトなので、計算が大の得意。
そのために生まれたと言っても過言ではない。
計算のルールを知れば、いろんな計算ができますよ!
ルールを守って楽しく計算!
数式(計算式)を書く時のルール
計算式はセルに書いていきますが、以下のルールを守ってください。
- 半角英数で書く
- 最初に「=」を書く
この2つの条件がそろって初めて、エクセルさんに「この式を計算して!」と伝えられるのです。
半角英数?
半角英数は、キーボードのAを押したときに「a」と入力される状態です。
画面右下がアルファベットの「A」になっているか、確認してください。
「あ」「カ」になっている場合はクリックして、アルファベットの「A」に切り替えてください。
四則演算(+、-、×、÷)のやり方
例えば四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)をしたいときは、このように書きます。
足し算 | =1+1 |
引き算 | =1-1 |
掛け算 | =1*1 |
割り算 | =1/1 |
数字部分を変えれば、やりたい計算がもうできる。
え、「ー」とか「*」とか、どこにあるの?
キーの場所や、詳しい計算のやり方は、下記ページを見てくださいね。
関数とは
エクセルでは四則演算のほかに、関数を駆使して難しい計算を行っていきます。
関数は、「関数名(」と書くことで使えるようになります。
出た、関数!難しそうで汗が止まらないよ!
まーまー、簡単なのは簡単だからさ。
使い方が簡単で、使用頻度も高そうな関数をまとめてみました。
関数名 | 役割 | 詳しい解説 |
---|---|---|
SUM関数 | 合計 | 合計を出すSUM関数とは? |
AVERAGE関数 | 平均 | 平均値の出し方! |
COUNT関数 | 数値の個数 | 数を数える関数! |
MAX関数 | 最大値 | 最大値を出すMAX関数! |
MIN関数 | 最小値 | 最小値を出すMIN関数! |
これらはどれも、「関数名(セル範囲)」で使える簡単な関数です。
例えばSUM関数でセルA3からG3までの合計を出したいなら、「=SUM(」まで書いて、あとはA3からG3までをドラッグすればOKです。
関数にセルを使うときは、クリックやドラッグでいいんだね。
関数不要?オートSUMとは
先ほど紹介した関数、合計、平均、数値の個数、最大値、最小値は、オートSUMという機能を使えば関数を使わなくてもできちゃいます。
クリックするだけでOKなので、簡単ですよ!
オートSUMは、「ホームタブ」の右のほうにあるΣ(シグマ)のアイコンです。
クリックすれば、エクセルさんが自動で計算範囲を考えて、いい感じにSUMってくれます。
オートサムの右にある下向き三角から、平均や個数も選べます。
結構便利なので、ぜひ詳しい説明も見てくださいね。
今回ご紹介した以外にも、関数はめっちゃあります。(全486種類)
そんなに覚えられませんね。
ご安心ください!
実際よく使う関数なんて、10個もあるかないかくらいです!
有名なところだと、こんな関数があるよ。
関数名 | 役割 | 詳しい解説 |
---|---|---|
IF関数 | もしAだったら~と条件分岐できる | IF関数の使い方 |
SUMIF関数 | 条件に合うセルだけ合計する | SUMIF関数の使い方 |
COUNTIF関数 | 条件に合うセルの個数を数える | COUNTIF関数の使い方 |
VLOOKUP関数 | 指定した位置のセルを検索する | VLOOKUP関数の使い方 |
ROUND関数 | 四捨五入する | ROUND関数の使い方 |
ほかの関数もご紹介しています。
練習ファイルもご用意していますので、ぜひチャレンジしてみてください!
絶対参照と相対参照
数式を書く上で避けて通れないのが「絶対参照」と「相対参照」。
あ、難しい予感……
数式にセルを使うときは知っておくと、トラブルを防げるよ。
コレは話すと長くなるので、下記ページでばっちり解説しています!
エクセルの使い方4、セルの表示を変えてみましょう!
例えば日付を「2022/9/1」から「2022年9月1日」にしたい、パーセント表示にしたい、小数点第何位まで表示したいなどなど、表示を変えたくなることもきっとあると思います。
基本は表示から変更できるんよ。
「ホームタブ」にある数値と書かれたところを見てください。
もはやアイコンだけで、どんな表示になるのか分かりますね。
アイコンの上のボックス巣をクリックすれば……
ほかにもいろんな表示に変更できますよ。
ちなみにセルの値をどう表示するか、を、「表示形式」と言います。
表示形式について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
セルに関するお役立ちな内容は、まだまだほかにもあります。
こうしたいのに……の答えがあるかもしれません。
エクセルの使い方5、グラフや図形を挿入してみよう!
グラフの挿入
グラフは表を視覚的に分かりやすくしたモノで、エクセルではよく使われます。
確かに、よく見かける気がする。
グラフも意外と簡単に作れるんよ!
まずグラフにしたい表を、どのセルでもいいのでクリックします。
あとは「挿入タブ」→グラフのところにある「おすすめグラフ」を選べばOKです。
エクセルさんが、おすすめのグラフを提案してくれますよ。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
もちろん、作ったグラフの編集もできます。
図形・画像の挿入
グラフだけでなく、図形や画像も挿入できます。
文字や表だけでなく画像も載せれば、より分かりやすいデータになりますね!
図形は「挿入タブ」→図のところにある「図形」から挿入できます。
いろんな種類の図形が描けるんですね。
矢印に印があるのは、気にしないでください。
詳しい図形の挿入方法は、下記ページをご覧ください。
「挿入タブ」→「画像」からは、画像を挿入できます。
パソコンに保存した画像を選んで「挿入」をクリックすれば、画像を入れられます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
挿入した画像や図形は編集して、より好みの設定にもできますよ。
画像の加工については、こちらのページをご覧ください。
お気に入りの画像でカレンダー作っちゃおうかな。
エクセルの使い方6、作った文書を保存しましょう!
せっかく時間をかけて作った文書は、大切に保存しておきたいですよね。
予期せぬパソコントラブルで、作っていた文書が消えてしまうこともあるので、こまめに保存することをオススメします!
こまめにセーブは基本だよ!
保存は左上にある、フロッピーディスクのアイコンをクリックです。
ちなみに、名前を付けて保存という別の保存方法もあります。
詳しくはこちらでご紹介しています!
しっかり保存したし、これで安心だね!
おめでとうございます!
これで、エクセルの基本的なところはばっちりです!
この調子で、さらに使いこなせるようになってみませんか?
一人じゃ心細いなぁ。一緒に勉強しませんか……??
さぁ、次のステップへ行きましょう!