【Excel・エクセル】重複の削除でダブりデータを消す方法!
データがダブった行だけ消したいんだ。
重複したデータを、一括で削除する方法があるんよ。
- 重複の削除は「データタブ」→「データツール」→「重複の削除」
- 残るのは上にあるデータ
- COUNTIF関数でもできる
重複の削除の練習ファイルダウンロード
一緒にやってみませんか?
【Excel・エクセル】ダブりデータを消す、重複の削除とは?
「重複の削除」とは、同じ値のセルがある場合に、1つを残して他の行を削除する機能です。
重複の削除を使えば、クリックだけで大量の重複データを一括削除できちゃいます!
例えば、次の表で購入者の一覧を作りたいとします。
購入者名が重複している場合、1つだけ残して他は削除したいですよね。
※重複データには分かりやすいように色をつけています。
重複の削除機能を使えば、購入者名が同じデータは1つだけ残して、他はすべて簡単に削除できます。
たくさん買ってくれてうれしいなぁ。
もりのの名前もあるけど。しかも3つ。
重複の削除の使い方
では、さっそく使っていきましょう。
ステップ1
まず、重複の削除をしたい表を、どこでもいいのでクリックします。
ステップ2
「データタブ」→データツールのところにある「重複の削除」をクリックしてください。
重複の削除ダイアログボックスが出てきましたね。
ステップ3
以下の手順で操作します。
- 「すべて選択解除」をクリック
- 重複を削除したい見出しをクリック
- 「OK」をクリック
完成!
無事、購入者名が重複している行が削除されました!
3人いたもりのも、一つだけになったね。
「田中 太郎」さんと「田中 たろう」さんは、別のデータとみなされるんだね。
重複の削除のショートカットキー
ショートカットキーも一応あるんよ。
重複の削除のショートカットキー(アクセスキー)は「Altキー→Aキー→Mキー」です。
同時押しではなく順番に押さないとできないので、気を付けてくださいね。
重複の削除の注意点
購入日に注目してみると、日付が若い行が残っていますね。
そしてこの表は、もともと日付が若い順に並んでいました。
つ、つまり……?
重複データで残るのは、上にある行のデータなのです!
たとえば今回の重複の削除で、1月の最後に買った日にちを残したいなら、購入日を降順で並び替えた後に、重複の削除をしないといけないのです!
選んだ列の並びで残るデータが変わる……ここ重要だからね!
【Excel・エクセル】COUNTIF関数で重複データを削除する
重複の削除機能は便利ですが、すべての重複データを削除する場合や特定のデータを残したい場合には向いていません。
そこで、COUNTIF関数を使うやり方もあるんよ。
ズバリ式は「=COUNTIF(重複データを探したい範囲,重複しているか調べたい値)」です。
ステップ1
今回の例だと「=COUNTIF($B$2:$B$15,B2)」ですね。
オートフィルを使うから、範囲は絶対参照にしてるよ。
オートフィルすると、範囲内にその値がいくつあるかが分かりました。
2以上が、重複しているということですね!
ステップ2
フィルターで1を非表示にすれば、重複データだけを抽出できます。
これらをすべて削除すれば、重複データを完全に削除できます。
また、ここから残したいデータを選ぶこともできますね。
範囲の列で並び替えしておくと、見やすいかも。
また「=COUNTIF($B$2:B2,B2)」と、範囲の終わりと調べたいセルを同じにしてオートフィルすると、1番上の重複データは「1」となります。
重複の削除と同じように、一番上のデータを残して削除ができるんですね。
【Excel・エクセル】ダブりデータをチェックする方法
重複するデータを削除ではなく、確認だけしたい時。
さっきのCOUNTIF関数でもいいですが、他にも方法があります。
重複データに色を付けてチェックする
条件付き書式を使えば、簡単にダブりデータに色を付けられます。
色付きのセル=重複してると、一目で確認ができますね。
「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」→「重複する値」と進み、色を設定します。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
重複する値を抽出する
重複している値だけを、抽出することもできます。
IF関数とCOUNTIF関数を組み合わせて使います。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
重複の削除を動画で見る
これでダブったデータが混ざっていても楽勝ですね♪
それでは、お疲れさまでした!
- 重複の削除は「データタブ」→「データツール」→「重複の削除」
- 残るのは上にあるデータ
- COUNTIF関数でもできる
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