【Excel・エクセル】小計の出し方！小計機能で合計を簡単集計
日にちごとの売上の集計をしたいんだ。
それなら、小計機能を使ってみよう。
- 小計を出すには、まず基準を昇順で並べかえ（これ重要）
- その後「データタブ」→「小計」
- 小計の解除は「データタブ」→「小計」→「すべて削除」
小計の練習ファイルダウンロード
一緒にやってみませんか？
【Excel・エクセル】小計機能を使った合計の出し方
小計とは全体ではなく、その中の一部の合計のこと。
エクセルの小計機能を使えば、グループごとの合計を集計できますよ。
この表を見ると、商品名ごとの合計が集計されていますね。
小計で合計を集計～♪
Ah Yeah～！Oh Yeah～！
さっそく、小計機能を使った小計の出し方を見てみましょう！
この表から、日付ごとの小計を出したいと思います。
ステップ1
まず、集計の基準にしたい列を、昇順で並べ替えします。
今回は日付ごとの小計を出したいので、基準にしたいのは日付のA列ですね。
セルA1をクリックして、「データタブ」→並べ替えとフィルターのところにある「昇順」をクリックです。
すでに昇順になってるなら、飛ばしていいよ。
https://sakusaku-office.com/excel/post-3775/並び順が変わるのは、嫌だなぁ。
そんな時は、新しく行を追加して番号を振っておくといいですよ。
ステップ2
「データタブ」→アウトラインのところにある「小計」をクリックしてください。
ステップ3
小計の設定ダイアログボックスが出てきました。
①：表のどこを基準に集計したいか
②：合計？個数？何を集計したいか
③：表のどこを集計したいか
を、ここから決めます。
今回は①：日付けを基準に、③：売上金額の、②：合計を出したいので、このままで良さそうですね。
設定できたら「OK」をクリックしてください。
①は最初に昇順で並び替えた列だね。
ちなみに集計の方法は、合計以外にもこんなにあるんよ。
| 集計方法 | 該当する関数 |
|---|---|
| 合計 | SUM |
| （空白ではないセルの）個数 | COUNTA |
| 平均 | AVERAGE |
| 最大 | MAX |
| 最小 | MIN |
| 積（かけ算する） | PRODUCT |
| 数値（が書かれたセル）の個数 | COUNT |
| 標本標準偏差 | STDEV |
| 標準偏差 | STDEVP |
| 標本分散 | VAR |
| 分散 | VARP |
完成！
無事、日付ごとの小計が集計できましたね！
小計機能を使って、商品名を基準に合計の小計を出してみましょう！
このようになれば、成功です！
商品名で昇順で並び替えをすることと、小計の設定ダイアログボックスの①「グループの基準」を商品名にすることを、お忘れなく！
小計を見やすい表示に変える
ところで小計を出したら、左側に何か出てきましたよね。
これ、アウトラインと言います。
アウトラインを閉じる
「-」は閉じる、ということ。
ためしに「-」をクリックしてみますね。
すると、カムカムガムが合計だけになりました。
合計だけを確認したいときは、めっちゃ便利ですね！
数字をクリックすれば、全閉じです。
各集計だけを表示できます。
アウトラインを開く
隠した内訳を表示させたいときは「+」をクリックします。
閉じた部分が、再び表示されました。
【Excel・エクセル】小計の削除（解除）方法
もちろん、出した小計は削除もできます。
ステップ1
小計を削除したい表をクリックします。
ステップ2
「データタブ」→アウトラインのところにある「小計」をクリックしてください。
ステップ3
小計の設定ダイアログボックスが出てきました。
「すべて削除」をクリックしてください。
完了！
きれいさっぱり、小計が削除されました！
これで商品別の合計など、集計が素早く簡単にできますね！
それでは、お疲れさまでした！
- 小計を出すには、まず基準を昇順で並べかえ（これ重要）
- その後「データタブ」→「小計」
- 小計の解除は「データタブ」→「小計」→「すべて削除」
