【Excel・エクセル】セル?シート?各部の名称と役割のお話し
エクセルの勉強したいんだけど、タブとかセルとか、知らない名前が多くて。
じゃあ、それぞれの名前を紹介するね。
- 名称は「タブ」「セル」「シート」くらいを覚えておけば問題なし
- たくさん機能はあるが、よく使うのはほんの一部
- しっかり暗記する必要はまったくナシ!
【Excel・エクセル】エクセルの画面の各部の名称
エクセルの空白のブックを開くと、こんな画面が出てきますよね。
あるときからエクセルの見た目が変わったんだけど?
元に戻したいなら、こっちのページを見てみてね。
ここに表や数式を書いていくわけですが、上の緑の部分から見ていきたいと思います。
今は、なんとなくで丈夫だよ。
【Excel・エクセル】各部の名称、上の緑の部分
一番上の部分
1. | 2. | 3. |
クイックアクセスツールバー | タイトルバー | システムメニュー |
よく使う操作を登録すれば、ここからすぐに使えます。 最初は上書き保存や元に戻す、やり直しがあります。 | このブックのタイトル(ファイル名)が書かれています。 | エクセルの画面に関係する操作です。 ×は閉じる、_は最小化(いったん隠す)、□は最大化(画面いっぱいに表示)です。 |
あのー、元に戻すとかないんだけど?
それも、こっちのページで解決できるかも!
タブ
ホームや挿入など書いてあるところを「タブ」といいます。
そこに書かれたものを「ホームタブ」や「挿入タブ」と呼びます。
タブを例えると、引き出しのようなものです。
たとえばページレイアウトタブの中には、レイアウトに関する機能がまとまって入っています。
ページレイアウトタブをクリックすると引き出しが開かれて、中身がこの後紹介する「リボン」に表示されます。
それぞれのタブは、簡単に言うとこんな感じ。
ファイル | ブックを開いたり、保存、印刷するときに使います。 |
ホーム | 基本的に使うタブです。よく使う機能がそろっています。 |
挿入 | 画像や図形、グラフなど、文字や数式以外を入れるときに使うタブです。 |
ページレイアウト | 主に印刷に関する操作がそろったタブです。 |
数式 | 数式を書く時に使うタブですが、ここを使わずとも数式は書けます。 |
データ | データベースとして扱うときに必要な機能がそろったタブです。 |
校閲 | コメントなどを入れるときに使うタブです。 |
表示 | エクセル画面の表示方法を変えるときに使うタブです。 |
この中から、自分がしたいことを探さないといけないの?
大丈夫、実際に使うのは結構限られてるよ。
赤色の「ホームタブ」は、とってもお世話になります。
その次にオレンジの「挿入タブ」、ピンクの「データタブ」も、まぁまぁ使うかな?程度です。
使うといっても、データタブの中の「フィルター」や「重複の削除」といった一部の機能だけです。
それ以外は内容にもよりますが、あんまり使う機会はないと思います。
タブの右側
ちなみに右側にあるこの部分も、触れておきますね。
操作アシスト または、実行したい作業を入力してください | やりたいことを検索できる便利機能です。 |
共有 | 何人かで共有したいときに使います。 |
【Excel・エクセル】各部の名称、リボン
緑の部分の下にある、いろんなアイコンが集まった部分が「リボン」です。
タブが引き出しなら、リボンはその中身ですね。
タブを切り替えるごとに、リボンは切り替わります。
ファイルタブは特殊で、リボンじゃなくて画面が切り替わるんよ。
リボン?緑の下にそんな部分ないよ?
それは、リボンが非表示になっているかもしれません。
【Excel・エクセル】各部の名称、リボンの下の灰色の部分
名前ボックス~数式バー
1. | 2. | 3. |
名前ボックス | 数式ボックス | 数式バー |
今選ばれているセル番号が表示されます。 セルに名前を付けることもできます。 | ほぼ「fx」しか使いません。 関数が挿入できます。 ここからでなくてもできるので、使わない人は全く使わないです。 | ここに文字や数式を記入します。 セルに直接入力もできるので、これも使わない人は使わない部分ですね。 |
名前ボックスに表示されるセル番号は、「列番号+行番号」で成り立っています。
慣れない関数を使うときなんかは、数式ボックスや数式バーは使うかも。
そんなバー、見当たらないよ?
数式バーも表示、非表示を切り替えられます。
列番号
列(縦の並び)は、アルファベットで数えます。
右から3つ目の列は「C列」、といった具合ですね。
ここのアルファベットが、セル番号の最初のアルファベットを表しています。
たとえば「セルD3」の場合、列は左から数えて4番目のD列にあります。
行番号
画面の左端の数字は、行番号です。
行(横の並び)は、数字で数えます。
上から3つ目の行は「3行目」、といった具合ですね。
ここの数字が、セル番号の数字の部分を表しています。
たとえば「セルD3」の場合、行は上から数えて3番目の3行にあります。
行と列……紛らわしいな!
もう忘れない、とっておきの覚え方がありますよ!
【Excel・エクセル】メインの白い四角の部分
いよいよエクセルのメインの部分です。
列番号と行番号に囲まれるように、長方形がいくつも並んでいます。
この一つ一つの四角を「セル」といいます。
ブルルゥァア!
はーい、続けますよー。
一つだけ緑の線で囲まれたセルがありますが、このセルが今選択されている「アクティブなセル」。
文字は、緑で囲まれたセルに入力されるんです。
無数にあるセルが集まってできた、この1枚の紙を「シート」といいます。
エクセルファイルでは、シートを複数作って使うこともあります。
ちなみに、エクセルファイルのことを「ブック」っていうんよ。
文字や式を書くマスがセル < セルがたくさん集まった紙がシート < シートがいくつかまとまったエクセルファイルがブック。
【Excel・エクセル】各部の名称、シートの左下と右、右下
シートの左下
シートの左下には「Sheet1」と書かれた部分がありますね。
ここは「シート見出し」といって、シートの名前が書かれています。
ブックの中には複数のシートが作れますが、複数シートがある場合は、ここで切り替えます。
シートがいくつもあると、下図のようにシート見出しがシートの数だけ増えていきます。
この図の場合、Sheet3が選ばれています。Sheet1のシートに移動したい場合は、Sheet1と書かれたシート見出しをクリックすればOKです。
シートの見出しの右隣りには、丸の中に+が書かれたアイコンがあります。
ここをクリックすると、シートを増やせます。
シートの右、右下
シートの右側と右下にある、上向き三角と下向き三角に挟まれた白い長方形は「スクロールバー」です。
ドラッグすると画面がスクロールして、映っていない部分が確認できます。
また、端にある三角ボタンでも、スクロールできますよ。
【Excel・エクセル】各部の名称、一番下の部分
1. | 2. | 3. |
ステータスバー | 表示選択ショートカット | ズームスライダー |
ブックの状態が表示されます。 セル範囲を選択した場合、範囲内の数値の合計や平均が表示されます。 | 表示モードを切り替えます。 | ブックの大きさを変えられます。 |
やっぱり、よく使う機能は限られる
一度にたくさんの情報に触れて、難しそうだなと感じているかもしれませんが、ご安心ください。
実際使う機能なんて、この中のほんの一部です。
特に名前は「タブ」「セル」「シート」くらいを覚えておけば、問題ありません!
このサイトでも、「タブ」「セル」「シート」はよく使うので、知っておいていただけると嬉しいです^^
それでは、お疲れさまでした!
- 名称は「タブ」「セル」「シート」くらいを覚えておけば問題なし
- たくさん機能はあるが、よく使うのはほんの一部
- しっかり暗記する必要はまったくナシ!
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